低価格洋酒の代名詞、”キャプテンQ”年内生産中止
最近では偽ウイスキーの原料として使われ、35年の歴史でバイバイ
[ホッピーミーナ]国内洋酒”キャプテンQ”(写真)が発売35年ぶりに生産が中断される。”キャプテンQ”は、低価洋酒の代名詞と見なされたが、偽のウィスキーの生産に使われているという疑惑が絶えず提起されてきた。
▲純粋にアルコール、糖分、ラム香り(合成着香料),カラメル色素でだけ作るらしい
しかし最近、”キャプテンQ”が偽のウィスキーの生産に悪用されている事実が明らかになり、生産を中断することにしたのだ。
ロッテ酒類は21日”キャプテンQ”は、現在残っている製造用酒精2500ℓ全部消尽されるまで生産する方針"とし、"年末頃には生産が全面中断されるだろう"と話した。
”キャプテンQ”は1980年1月に発売された。 洋酒が高く、貴重だった時代から”キャプテンQ”は懐が豊かでない庶民たちの哀歓を慰めてくれた酒だった。 これまで販売された”キャプテンQ”は600万ℓだ。 700ℓが6本入っている一箱を基準にした際、144万箱に達する量だ。 累積販売金額も200億ウォン以上と推定されている。
業界関係者は"去る7月、ソウル江南(カンナム)で”キャプテンQ”をつかって偽のウィスキーを作る事件が摘発された"、"現在”キャプテンQ”の売上がそれほど大きくなかったうえに、これ以上酒類市場に悪影響を及ぼしてはならないと判断して生産中止を決定したと聞いている"と話した。
(翻訳:みそっち)
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韓国初の洋酒”キャプテンQ”生産中止される
韓国初の洋酒のロッテ酒類の”キャプテンQ”が生産中止される。
[今日のミーナ]9月21日、'世界日報'の単独報道によると、ロッテ酒類の関係者は”キャプテンQ”製造用酒精が全部消尽されると、生産を全面中断すること"と明らかにした。 '世界日報'はこれまで販売された”キャプテンQ”は約600万リットルであり、販売金額は約2000億ウォン以上と推定される"と伝えた。
”キャプテンQ”は飲んでみた人たちに、翌日の朝の二日酔いで記憶される酒だ。 飲んでみていない人も'アイエムグラウンド自己紹介すること!'というゲームで'キングコングシャワー'と共に愛を受けていた”キャプテンQ”を記憶することだ。 ("よ~安くて!キャプテンキュー!)
※冬ソナの中にもキャンプで”キャプテンQ”ゲームをやっているシーンがある
※※冬ソナとキャプテンQのキーワード検索をすると安酒だと分かる
'コリアデイリー'ニュースが去る2011年に報道したところによると、”キャプテンQ”が1980年1月発売開始されるやいなや初年度だけで、1000万本が売れたお酒"だ。 しかし、2010年5月”キャプテンQ”を原料にして偽のウィスキーを作って販売したグループ"らが検挙された事件が摘発された後、毎年似た事件が発生したという。 '世界日報'また、”キャプテンQ”にエタノールと水、烏龍茶などを交えた偽のウィスキーの下町風俗店などに流れ込んでいる"と伝えた。
下は”キャプテンQ”が発売された時代の新聞広告イメージだ。 この時以降にもう35年が過ぎた。
(翻訳:2ちゃん番長)
あのほら、韓国産のウイスキーは18年物プレミアムの原酒が1%でも混ぜてあると全部が18年物になっちゃうというお酒の法律があるじゃないですか、そんな韓国の法律と外貨不足で原酒を輸入できない頃の韓国の事情が生み出したのが”キャプテンQ”なんですよ
まさかと思うけど韓国みやげでウイスキーなんて聞いたことないでしょ?
ラベルにはRUMって書いてあるだっちゃ、
ポケット瓶180mℓは1200ウォンだよ
ロッテ酒造(現ロッテ七星飲料)が1980年1月大韓民国で最初にリリースしたラム大衆洋酒
ここでいう大衆洋酒というのは原液20%未満に残りはアルコールで作った酒をいう。
1960~1970年代には大韓民国は外貨が尊かったために原液輸入と使用を厳格に統制した。
これに対し政府指針に従い酒類会社はウイスキー原液10~20%を混ぜてそこにアルコールを満たしたものをウイスキーという名前で売る時代であった。
ウイスキー大衆洋酒競争は非常に激戦であったのに、ロッテはウイスキーの他にもラムで大衆洋酒を作って他の方向で市場を攻略しようとした。 それでキャプテンQの初期広告中には"キャプテンQかウイスキーか"というものもあったし、発売した年に出てきたテレビ広告では洋酒の選択範囲が広くなったと出てきた。
初めには輸入ラム原液とアルコールを混合したその他の酒類だったが、リニューアルでラム原液は無くなって、純粋にアルコール、糖分、ラム香り(合成着香料),カラメル色素でだけ作ることで変更されて一般蒸留酒に分類される。
※一般蒸留酒とは蒸留アルコールにカラメル色素や香料を加えたもの、色付き焼酎
最も大きい特徴は安い価格だった。大衆洋酒どうし比較してもさらに安かったのだ。 過去には財布が軽いが洋酒飲む気分を出したい大学生が主に飲んだ酒として、そのような色と香りで大学街の1980,1990年代を風靡した。
ところが本質は希薄式焼酎として飲んでみれば安モノ味と経たアルコール香りを隠すことはできない。 まずいのは初めから当然だったのか1981年度キャプテンQの広告でもラムにコーラを混ぜてラムコーラで飲んでみろとの内容があることもした。
元祖であるラムやはり味がきつくてカクテルを通じてはじめて流行したことある。 発売初期の広告中で"軽く飲んで胸深く通じるキャプテンQ"という内容が出てくる広告があるが安モノ味と経たアルコール香りのために軽く飲み難い。
所得水準が発展して、希薄式焼酎が各種添加物で味が改善されてキャプテンQは探す人がますます減った。
もうスーパーマーケットやコンビニでも探し難くて、大型マートの隈でもホコリをかぶって寝ついているのを見ることができる。ただしキャプテンQ自体が本来ラムから出発したのを勘案すれば、初めっからラム自体が味と香りよりどうにか安く酔っ払おうとする目的に作られた酒とかこのような役割をする計算だと打てば味を持ってとても批判することは難しい。 これだからああするのでしてもあまりにも安いと。
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っとまぁ”純粋にアルコール、糖分、ラム香り(合成着香料),カラメル色素でだけ作る”って正直に書いてますからね、このへんの色素と香料だけでどんな高級酒も作れちゃうと豪語するのが韓国の酒造会社なんですよ。
大衆洋酒という分類もすごいですよね、韓国ではお酒は熟成させるものではなく、ブレンドして作るものなのです。
偽酒ではないです"初の国産洋酒'キャプテンQ'歴史の中に
その一方で、偽のウィスキーの原料として使われると誤って伝えられた酒のうち、キャプテンQというのがあります。 多分4~50代以上の中高年世代なら記憶すると思いますよ、販売量が減ったうえ、これ以上、偽のウィスキーの原料という汚名を使いたくないて生産を中止することにしました。
[キャプテンQ/1980年代の広告:満足な洋酒の世界、ラム、キャプテンQ!]
1980年の洋酒が貴重で高くていた時代、低価格大衆ウイスキーを標榜し、初の国産洋酒キャプテンQが誕生しました。
正統ウイスキーではないが、蒸留酒にアルコールと香料を添加してウイスキーと似た味を出しました。当時の価格は一本に3千ウォン前後、輸入酒の5分の1の価格でサラリーマンと大学生たちに人気を集めました。
[ユヤンジェ/52歳、職場人:学生の時はお金がないから、洋酒がどんな味かな、と思って、それ食べたらその次の日、頭が痛いです。 酒がひどくて。]
[ホンチョルキ/44歳、職場人:修学旅行のとき、小さなサイズのためにかばんにこっそり隠していくことができて、そのとき友達と分けて食べて、次の日に起きられなかったので先生にたくさん怒られてした…。]
オーク樽で熟成した正統ウイスキーが相次いで出て、キャプテンQは2000年代に入ってスーパーやコンビニの店頭から次第に消えました。
それでも毎年出庫価格基準で5億ウォン以上、売れました。
消費者たちがほとんど訪れない酒が着実な売上げを上げる理由をめぐって偽のウィスキーを作る原料に利用されるという、うわさが絶えませんでした。
この7月には偽の輸入酒を作っていたところでキャプテンQのびんが発見されたこともあります。
[この7月、警察の取り締まり映像:(これで作ったの?)これ、キャプテンQ?。]
ロッテ酒類はキャプテンQが偽のウィスキー原料として使われて国民の健康を害して地下経済の懐だけ肥やしという汚名を着せられたとみると最初から生産を中止することにしました。
[キムチョイル/ロッテ酒類の広報チーム長:偽のウィスキー事件に流れないように私どもの製品が取り沙汰になって偽のウィスキー原料として使われねそんな言葉が多くて対外的なイメージもあり、何のために…。]
4~50代の中高年の世代に思い出の酒で記憶された初の国産ウイスキーは、今年末を最後に35年ぶりに市場から消えることになりました。
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ソウルにまだ酒屋という小売店があったころには売っているのを見かけることもあったそうですが、現在のソウルには酒屋という小売店がほとんど残っていないので置いているところはほとんどありませんね。
コンビニや大型マートになると在庫管理はもちろんのこと売れない商品は淘汰されちゃうので売れ筋の品しか置いてないわけですよ。
その一方で郊外の古い街にに行くとほこりをかぶったままのキャプテンQが売っているかもしれません。アルコール度数は40°だそうですが鼻につくアルコール臭でそのまま飲むのはちょっとアレかもしれないですよ