校長室はプレハブに移転、セヲル号檀蜜高校

［ＮＥＷＳミーナ］新入生入学を控えた安山檀園高校が教室の不足を臨時で解決しようとリフォーム工事を始めたことが確認された。

23日、檀蜜高校によると、今年は3月2日、新入生(12学級304人)の入学を控えて不足した教室を確保しようと空間を再配置する内部工事を去る20日からスタートした。 檀蜜高校は先月初めから、既存の教室や体育館などについて心理治癒型のリモデリング工事を進行中だった。

道教育庁がこれまで遺族側と協議を進めてきたが、教室内部の備品と遺品を整理していない状態で新入生入学日が近づくと、臨時対策に乗り出したのだ。

学校側は本教務室2個、音楽室1個、コンピューター室1個、試験本部室2個、特殊教室1個、校長室1個など8つの空間を1・2年生の教室8つに変える工事を行っている。

教務室は図書館と、学年教務室に移転し、校長室とスクール・ドクター室は建物の隣のコンテナに移す予定だ。

一部の生徒の父母たちが犠牲の学生教室を存続しようと工事をするのではないかと抗議したことについて、学校側は"教室の問題が、今の時点で妥結されるとしても新入生入学日が差し迫っている"、"すぐに使用する授業スペースを必要して臨時に教室を確保するための措置"と説明した。

セヲル号の犠牲の生徒たちが使った'存続教室'を整理しても本・椅子をはじめとする学校什器を除いた手紙や追慕の書き込みなど残りのものは一種の遺品であり、記録物であり、一方的に整理できず、縁故者を探すのにも時間がかかるということだ。

教室の不足は、セウォル号の犠牲の学生(当時2年生教室10つが、そのまま保存されている中、新入生たちが割り当てられ、浮き彫りされた。 檀蜜高校には現在、教室40個があるが、このうち、10個が犠牲の学生教室で授業をすることができない状態であり、残りの30個は1~3年生の教室で活用される予定だ。

学年別では1年生の教室10個、2年生の教室6個、3年生の教室14個が確保されている。 しかし、今年1・2・3年生それぞれ12、12、14個など教室38個が必要で、現在8つの教室が不足した状態だ。 学校は来月2日、新入生入学や在学生の始業に先立ち、教務室2個、音楽室1個、コンピューター室1個、試験本部室2個、特殊教室1個、校長室1個など8つの空間を1・2年生の教室(それぞれ2個、6個)に転換するための工事をしている。 学校の建物1階にある校長室についてはまだ工事が進められなかったが、これで、ここに教室1個が入って校長室は建物の隣のコンテナに移される予定だ。 さらに、"空間再配置をしてもコンピューター室、特殊教室など不足した教室のスペース上の問題は解決されていない"、"教室が不足した状況に仕方がない"と説明した。 一方、檀園高校では犠牲学生教室を整理しようという生徒の父母と教室を存置しなければならないという遺族が互いに相反する立場を見せて葛藤をもたらしている。

（翻訳：みそっち）

存続教室だそうですよ、まるで楳図かずおセンセの漂流教室のようになっています。

いえいえ結末なんていうのはよく知らないんですが被害者特権というものは韓国研究のなかに書き加えなければなりませんね

父兄側の要求は『教室を永遠に保存しなければならない』ということのようで、いろいろな遺族がいるわけですが補償金のほうも着々と増額要求が進んでいるようです。

暮らしにくそうな国ですね♪

鍵の掛かったままのロッカーや実験ノートなどの所有者がはっきりしない遺品についても仕分けと遺族探しには相当な時間がかかるものと予想されている。

修学旅行で済州島を訪れる予定だった2年生の生徒325人と引率教員14人が、セウォル号沈没事故に遭遇し、生徒250人、教員11人が死亡もしくは行方不明となった。この事故により、同年の2年生は生存者75人と修学旅行を欠席した13人の合計88人になった。

韓国政府は、義死者に認定された3名の配偶者や子供に対し、公務員試験での加算点を与えることを決定したと伝えられる。これまでの加算点対象は、国家有功者とされる5.18光州民主化運動などとされており、公務員試験6級以下で、5-10%の加算が付与されていたという。セウォル号義死者の子供や配偶者には、まず公務員試験7級と9級で加算点が与えられ、その後も他の国家公務員試験に適応されていく方針とされる

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