ヤンブンビビンバという韓国の奇食文化
手当たり次第に放り込み混ぜる
ステンレスのごはん容器3個分 赤いのはコチュジャン
あとは混ぜるだけ
そこにあるものは全部入れちゃう
混ぜる加勢も
実食
お出かけ先でもすぐにできます、複数でそのまま食べるのが普通です。
◇ ◇ ◇
なぜ彼らは混ぜるのか
給食の無かった頃の弁当持参の学校で、生徒間の弁当の内容に格差が問題になりました。 弁当検査などもあったようです。 そんなお弁当もみんなで混ぜてしまえば格差(差別)のない社会になるのではないかということから生まれたのは弁当を混ぜることでした。学級内の班ごとに大きな容器に各自の弁当をあけて、それを混ぜてから食べるということで差別解消を図ったのです。
韓国には”十匙一飯”という言葉があります。 弁当を持ってこれないひとにひと匙ずる分け与えることで欠食生徒を無くそうという運動からでてきたものです。
韓国で漢字表記の文字列をみるとさぞかし歴史ある言葉のようにも見えますが、初出は1972年といいますから、朴正煕がアジア最貧国からなんとか抜け出そうとしていたころのことです。(キタ朝鮮を追い越したのもこの頃)
このように弁当を振る、あるいは弁当を混ぜてしまうという行為を直に体験してきたのが現在の韓国の大多数を占める40~50代ということになります。彼らにとって理想の国家とは”格差のない社会”だったのでしょう。あらゆるところで混ぜることを強制されてきた多くの韓国人はこれを何の不思議とも思わずに次世代にも強要しています。
その一方でこのような食べ方を拒否する人たちもいます、当時すでに財閥のようなものはあったので公立学校で強要される”混ぜ弁”を体験せずに過ごしてきた上流階級はその当時から存在していました。 また、朴正煕のころにすでに成人していた韓国のお年寄りのなかにはビビンバ式の食べ方をに拒否反応を示す人たちもいます。
ビビンバのような混ぜて食べる文化も古くからあったのかもしれません。しかしそれは現在知られているような”残飯”を集めてそれを混ぜて食べていたのとは事情が違うのです。
”韓国型単一嗜好”にもあらわれるように、多くの韓国人は多様性というものを望みません、むしろほかの人と弁当を混ぜることで得られる民族の一体感こそが韓国の原動力となっています。
ちなみにキタ朝鮮にはビビンバを強制する文化はありません。韓国式ビビンバというメニューがあり、混ぜて食べるようになったのは1990年代になってからです。
▲ひとりで食べるわけじゃないのにもびっくり
ぜひ読んでおきたい混ぜ弁関連の過去カキコ
伝統の路上ビビンバ これホントですよ ←オススメ
ほらぁ お酒もまぜて飲むでしょ そいうことです