韓国じゃ「フォトライン人民裁判」
んでさ、この黄色いテープなんだけど CANONって書いてあるじゃん なんで?
これにはおとなの事情があるのです。 くふふっ
[朝のミーナ]先月20日、韓国の朝鮮日報は「フォトライン人民裁判」と題して長文の記事を載せた。最近では、韓国の前大法院長官が拘束起訴され検察庁前での報道機関による記念撮影会が行われたりもした。
要約すれば被疑者を ”立ち位置” を示す黄色いテープのフォトラインに立たせて写真撮影することが人民裁判のようだ。ということのようだ。
フォトラインのテープ にはニホン企業が協賛?
いわゆる「フォトライン」とは、捜査機関に出頭した人物がしばらく立ち止まる位置を示すテープが貼られた線のことだ。
26年前にある財閥オーナーがカメラとぶつかって負傷したため、フォトラインが一種の慣例として定着した。問題は検察が出頭を公表することだ。これによって韓国では有罪が確定していない人物がカメラの前に立たされ、事実上の犯罪者のように扱われる。
このテープを見ると韓国人が発火するほど嫌いな日帝の企業名が堂々と入っている。
しかもフォトラインテープがイシュー(論争点)となると、過去にまでさかのぼって使われてきたことが分かった。ではなぜ彼らは嫌いで嫌いでたまらないニホン企業のロゴ入りテープを嬉しそうに使い続けるのだろうか。
フォトラインテープはキヤノンの協賛を受けて製作するからです。
普通黄色フォトラインテープは韓国写真記者協会とインターネット記者協会、放送カメラ記者協会がキヤノンの協賛を受けて製作するためテープにキヤノンと書いてあるのです
このような「世論の法廷」は検察が操る。検察は捜査対象者をフォトラインに立たせることでプレッシャーを与える。韓国では罪がなくとも検察によってこの「世論の法廷」に立たされ、最初に人民裁判を受けることになる。
(ソウル/みそっち)
フォトラインに立たされた主な人物
フォトライン設置は被疑者登場までのセレモニー
貼る係はその都度変わるらしい
韓国写真記者協会とインターネット記者協会、放送カメラ記者協会のメンバーが持ち回りで受け持つ幹事社を通してフォトラインは設置される。彼らの手にあるのはもちろんニホン製のカメラであることは言うまでもない