延世大入学取消学生 大統領請願を取り消す
担任教師によれば、延世大学の合格取り消し学生はソウル大に行くってよ
えっ ソウル大も同時合格してたの? いえいえ ”さらに勉強してソウル大” ね
[朝からミーナ]延世大学校に合格した受験生が、現金預け払い機(ATM)の "遅延振替制度" のため、学費を適時に振り込むことができず、入学が取り消された。 これに対して、その責任をめぐって甲論乙駁の議論が繰り広げられている真っ最中に、受験生の担任先生だと明かしたあるネットユーザーが学生の立場を明らかにした。
14日午後、”延世大入学取消学生担任です"というタイトルの書き込みが掲載された。
該当文には "延世大学入学取り消し関連のコメントを残したところ、ただいま学生から連絡が来たので書き込む" とし "学生と父兄が過失を認め、大学側の立場を受け入れることにした" という内容が盛り込まれた。
このネットユーザーは "多くの方々が指摘してくれたように、学生側の過失が明らかで、事がさらに大きくなることに対する負担も多かったようだ。 勉強を熱心にしてソウル大に行くという。 ”今回も定時まで行ったら合格可能" とし "純朴で愚直な学生なので心がもっと痛い。 明日、卒業証書を配りながら一度だけ教えてあげようと思う。 一緒に心配してくださって残念がった方々に感謝する" と伝えた。
延世大の合格取り消し騒動は、受験生Aさんが13日、青瓦台国民請願掲示板とフェイスブック"延世大学校竹の森"に無念を訴える書き込みを掲載したことから始まった。
今年、延世(ヨンセ)大学の随時募集に合格したAさんは、学校から授業料470万ウォンあまりを振り込めという案内を受けた。 Aさんの母親は、納付締切日当日の今月1日午前10時5分に自分の口座に470万ウォンを送金してもらった後、この金を大学側に振り込んでくれるよう近くの郵便局の職員に頼んだ。 ATMの使用が下手だという理由からだった。
頼まれた郵便局の職員は15分以上も、構内のATMを通じて口座振替を試みた。 しかし、Aさんの母親の口座に入金されてから30分も経たないうちに振り替えそのものができなかった。
金融当局は、振り込め詐欺の被害を防ぐため、2012年から100万ウォン以上を口座に送れば10分間金を引き出すことができないように、”遅延引き出し制度” を導入し2015年からは制限時間が30分へと膨らんだ。
Aさんは午後7時ごろ、”授業料が未納ですね” という大学側の連絡を受けた後、ようやく失敗の事実を知った。 その後、Aさんの母親は郵便局職員にすべての責任を負うという確約書まで受けて大学に提出したが、12日に合格が取り消された。
延世大学側は "ATMの遅延振替制度のため、授業料が未納の事実は確認された" とし "ただ、Aさんは午後にも1回授業料未納のメールを受け取り事実確認なしに納付を終えたと誤解するなど過失が大きかった" と明らかにした。
また、救済策を探そうと努力したが、すでに追加合格通知を受けた学生の不利益など入試の公正性と公平性を考慮すれば原則と手続きどおり処理するしかないと伝えた。
15日午前現在Aさんが提出した大統領府の請願は削除された状態だ。
(ソウル/みそっち)
これね、何しろ ”被害者様誕生”ですからね、韓国のメディアは競い合うように”延世大入学の夢奪った”、”無情な延世大学”、”法制度を守るより現実問題を解決して”、”電算エラーVS個人過失” なんていう見出しで煽りたてたわけですが、コメント欄には ”不合格取り消しの大統領請願に2000人(たった2000人)” なんてことが書かれていて、大学側の判断が正しいという意見が上位を占める中でも ”温情判断をせよ” という脅迫みたいのまで出てきたわけです。
その一方で ”延世大に合格するなら、どこの大学でも選り取りでしょ” という意見もありました。
特に目を引いたのは、”延世大合格おめでとう、合格取り消しとのことですが、当大学ではあなた様を特待生としてお迎えいたします” なんていう半島南部のよくわからない大学からのお誘いまであったようです。
今回の騒動は ”不合格判定が正しい”、という意見が先に上位を占めたために ”被害者様創生” に失敗した事例ってことでしょうか 。