あの微細粉塵対策 粉塵吸入車はどうなった
10億ウォンで購入した粉塵吸入車 微細粉塵の極性でも"昼寝"
実はソウルですでに走ってる 走る真空掃除機 マジか?
[ホッピーミーナ] 清州 (チョンジュ)市は昨年、微細粉塵を捕まえるとして10億ウォンを投じて粉塵吸入車を購入しました。
ところが、微細粉塵がひどい日にも駐車場に止まっているなど、8ヵ月間に運行された日数はわずか2週間しかなかったそうです。
人口密集地と言うにはほど遠い、忠清北道 清州市(どこなのか説明も難しい)でも、韓国名物の超微細粉塵濃度が "悪い" の日が多いです。そこで、道路の埃を吸い込んで微細粉塵を減らそうとして導入した ”粉塵吸入車” でしたが、駐車場に一日中止まっています。
清州市庁の関係者:掃除機だと思えばよい、これで道路上の塵や埃を吸い取るのです。しかし塵や埃の少ないところではあまり効果的ではありません
道路上を往復するだけの巨大な掃除機の導入には市費10億ウォン以上が投入されました。
清州市庁の関係者:試験運用ではすべて上手く行っていたのです、微細粉塵も60%以上減少する予定でした。
清州市が昨年5月、10億ウォンを投じて購入した粉塵吸入車4台の8ヵ月間の運行記録です。1台あたりわずか14日を運行しただけです。
特に微細粉塵がひどかった昨年秋~冬の間は180日間は車4台のうち、わずか1台しか運転できなかったようです。
実は,担当スタッフが確保できなかった状態で運営していたのです。清州市は慌てて今年新規人材を採用すると発表しました。
(ソウル/みそっち)
微細粉塵をきれいな空気に浄化してくれる粉塵吸入車です。
まるで真空掃除機みたいに吸入口が異物とホコリを吸い込んだ後、フィルターから清潔な空気だけ出す原理です。
ソウルと釜山,京畿道,水原などに続き忠清北道では清州市が初めて。9億6千万ウォンを投じて4台を導入しました。
粉塵吸入車両製造会社副社長
"強力な真空で吸入して微細粉塵とかこれらが全部捕らえられた状態で最終的に大気中に排出される空気はきれいな空気だけ排出されるように構成された車です。"
ソウル市では8年前から粉塵吸入車92台を導入し、運営している車1台が1日50kg程度のほこりを除去する効果がありました。
清州市は各区ごとに1台ずつ粉塵吸入車を運営してみて効果があればもっと増やすという計画です。
清州の道路周辺の微細粉塵と超微細粉塵の濃度は2016年基準で。全国で一番悪いです。
◇ ◇ ◇
これはいろいろなひとが美味しいことになったのでしょうね。そして効果も検証されていないものを配置してみたらそこまで知恵が回らなかっただけのことです。
ちなみに韓国では掃除機から出てくる空気はクリーンなものだと思われていて赤ちゃんが寝ていても掃除機のある家では嬉しそうに掃除をする様子を見ることができます。