あの慶州4号国道崩壊は復旧工事長期化
陥没した部分は3万㎡に達し、復旧工事は未着工
地権者が多く土地買収には少なくとも1年以上かかるよう
[鬼ころミーナ]去年10月、台風コンレイの影響で発生した慶州市永北面ジャンハンリを通る国道4号線の斜面の崩壊事故が回復にかなりの時間がかかると思われる。
釜山国土管理庁と慶州市の関係者によると、斜面崩壊の区間は、道路から150〜200m離れた地域であり、高さは50mである。特に崩壊面積が斜面を含めて3万㎡程度と広範囲であることが、これらの診断である。
特に崩壊区間の斜面では2次事故の危険があり、これを防止するには、地盤調査などを入念にしなければならにこの地域がほとんど私有地という点も回復に困難で指摘されている。工事をするには、この地域の土地を購入しなければならないからだ。
工事が開始されても私有地が多く地主たちといちいち買い付けのための交渉に乗り出すため、工期を約束することができない。
釜山国土管理庁は、年末までに回復に必要な調査を経て、年初より着工に入ると明らかにしたが正確な工期はつかめずにいる。
釜山国土管理庁は、まず崩壊が始まった道路の上部敷地3万㎡を先に購入した後、今後発生する可能性のある陥没現象をなくすための作業を計画している。
釜山国土管理庁の関係者は「事故が開始された地点は、道路とは多く離れている。一般的に、道路を設計する際に周辺150mまで暫定的な崩壊線で見るはない」と述べた。別の道路工事の関係者は、「もし、広範囲に設計をしたあとは、予算を無駄にしたと指摘を免れないだろう」とした。
一方、釜山国土管理庁は、制御区間をジンヒョン交差点〜安東交差点間(10.3㎞)まで拡大しながら2つのバイパスを利用してほしいと要請した。
(ソウル/みそっち)
というわけで続報の無い国道崩落ですがホントに続報がありません。
交通規制はあるものの、土地買収なんかがお金になると見た地権者が買収に応じないわけですね。山の表面が剥がれ落ちたわけじゃないので航空写真をみても状況を理解するのは大変そうです。