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犯罪審査委員会と生計型犯罪

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犯罪天国 生計型犯罪っていいな

刑事立件は即決審判請求に減軽処分、即決審判が請求されれば訓戒放免で処理
ほとんどの場合は ”単純説諭” で放免しちゃうぞ

こりゃこりゃ http://www.insight.co.kr/news/157669 ほか


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[ソウルミーナ]未曽有(みぞうゆう)の雇用不安と生活危機を抱える韓国ではその日の腹を満たすための ”生計型犯罪” が新聞記事をにぎわしている。

原則的に ”初犯は無罪” と言う犯罪者の国韓国の中でも、繰り返し行われる ”生計型犯罪” は別格で、お腹がすいていれば情状酌量などのことばに踊らされながら決して処罰されない現実を見てみよう。


●この3月22日午前4時に22才のシン氏が光州のある道に駐車された車両から1400ウォンを盗んだ警察に逮捕された。 シン氏は3日間何も食べられない食事をなんとかしようと小銭を盗んだものと調査された。
●先月、光州のある中華料理店の倉庫に侵入して50万ウォン相当の食材を盗んだチャン某(42)氏は、警察に "豚肉がとても食べたくて中華料理店に入った" と供述した。 彼は豚肉6キロとパー、ラーメンなどを万引した。 
シン+チャンというのはやらせではない。 原文:http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2018052911113905119


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●昨年9月10日午後4時に仁川(インチョン)富平区のある飲食店にユン某(48)氏が入った。 食堂に誰もいないのを確認したユンさんは計算台ではなく、すぐに冷蔵庫に向かった。 ユン氏は冷蔵庫にあった三枚肉6キロ(21万ウォン相当)、ビール20本(21万ウォン)、焼酎10本(4万ウォン)、惣菜類(8万ウォン)など、約67万ウォン相当の食材を事前に準備した袋にこっそり入れて出た。 

同日午後10時に食堂を再び訪れたユン氏は金庫を開けて金品を持ち去ろううとしたが、開かず、酒と惣菜類だけ持って行った。 ユンさんは二日後、その食堂に三度目に入ってタマネギ、キノコ類、各種惣菜類と冷蔵庫に入っていたビール、焼酎、即席ご飯(10万ウォン相当)などをまとめて逃げた。 
警察につかまったユン氏は、街頭を転々としていたホームレスだった。 彼は、飢えに耐えられず、食堂に入って食材を盗んで出たと自供した。 ユン氏は、裁判所で夜間住居侵入窃盗、窃盗、建造物侵入などの疑いで懲役6月、執行猶予2年の刑を言い渡された。 犯行金額は、77万ウォンだった。

●ソウルで子供2人を独りで育てているヤン某(42ㆍ女)容疑者は生活苦を解決するため、たまにしていた食料品窃盗犯をいつのまにか生業(なりわい)に考えるようになった。 昨年12月から最近まで5ヵ月間、60回あまりにわたって韓国牛など700万ウォン相当の食料品を盗んた。 一日にスーパー2∼3ヵ所を回り、物を盗んた。 結局、彼は常習窃盗の容疑で検察に渡された。


生計型犯罪は法律に明記されていないが、司法当局やマスコミなどによく使われる用語だ。 裁判所は、生計型犯罪と認められた事件に対して刑を減軽することもある。 仁川(インチョン)で77万ウォン分を盗んだユン氏の場合、前科4犯だったが、裁判所は "ユン氏が窃取した物品が三枚肉、おかず、ビールなどでホームレス生活をしていたところ、飢えに疲れて犯行を犯したものとみられる" と刑を軽減した。 窃盗罪は最大1年6月の懲役刑を言い渡せるが、被害金額が80万ウォンに及ばず、比較的大きくない点も考慮された。 

低所得層の収入がさらに減り、生計型犯罪が再び注目を受けている。 生計型犯罪などは生計を立てていくことが難しいほど、経済的困難を経験する人たちが起こす犯罪をいう。 生存のために現代版'ジャン・バルジャン'らが危険な選択をしている、生計型犯罪を、今は'生存型犯罪'と呼ぶところだ。

窃盗犯らは、当面の生存に向けて食料品、生活必需品などを盗んで捕まっている。 大きなお金を目的とした計画犯罪とは違って、当面の空いたお腹を満たすため、家族を食わせるために犯行を犯している。 

彼らは警察の取り調べで'空腹'と'生活苦'などを訴えると、減刑を勝ち取ることができる。


(ソウル/みそっち)




お腹がすいたので盗った>>>生計型犯罪ですから韓国の警察は、住むところや働けるところを探してやり小遣いまで与えて”美談” の量産のために利用します。

韓国では信用金庫強盗などの指名手配犯であれば全国区ですが、これを事実通りに連発すれば所轄の警察署の大きなマイナスポイントとなります。そのため警察署ごとでは犯罪者情報の共有などの横のつながりをしないような仕組みがしっかりと出来上がっています。
そいうわけで ”生計型犯罪” はその警察署だけで犯罪情報を握りつぶします。ですから隣の管轄区域に行けば再び初犯となり、生計型犯罪であれば処罰を受けることはありません。


窃盗被害では、被害者側が”処罰を望まない”という韓国型美談が良く出てきます。これも所轄の警察署が犯罪受理件数を減らして『犯罪の少ないクリーンな街づくり』という成績を上げるために、被害者側に「あなたのお金は戻りませんよ」「訴状の作成のために時間がかかります」「けいさつもひまじゃないんです」「お店を休んでいては大損害でしょ」「あなたの帳簿も洗えば何か出ませんか?」なんてことを言いながら ”処罰を望まない” という方向に持っていくわけです。

告訴が無ければ刑事事件にならない原則があるので警察の仕事である告訴状の作成や証拠物を検察に送る手間も省けるのです。 スゴイでしょ

これで、”本日の窃盗事件発生件数ゼロ” が達成されるわけです。しかも警察では窃盗犯にお小遣いをやり古着を与え靴まで買ってやり何か食べさることで『人情味あふれる地域を見守るクリーン警察署』という称号まで得ようとするのです。


処罰を下方修正しよう犯罪審査委員会

犯行の動機・常習性・被害回復するかどうかなど、事件の情況を総合的に考慮して刑事立件ではなく即決審判請求に減軽処分し、無銭飲食などで即決審判が請求されれば訓戒放免で処理する。
これらの減軽処分は犯罪審査委員会の出席委員3分の2以上の賛成で決定され、刑事事件すべて即決審判請求され、即決審判請求事件であれば訓戒放免に減刑されて犯罪経歴の記録が残らないようにする。

犯罪審査委員会は、軽微な犯罪による無分別な前科者の量産を防止して、審議の過程に市民委員が参加し、警察処分の公正性と透明性を確保するための制度である。


◇ ◇ 

ニホンの統治がおわると朝鮮人が警察組織を引き継ぎました。すると朝鮮式に警察は好き勝手なことを始めたのです。そこですっかり信頼を失った警察でしたが、信頼回復のためにはあたりかまわぬ取り締まりと逮捕が手っ取り早いと知るやそちらに注力して大韓民国成立までの間にかなりの業務実績を上げました。
その時の反動で、韓国では「警察とは信用できない物の代名詞」「警察不信」「警察に協力しない」「警察のバカ」と言った発想が生まれ、その代謝思考として「捕まる奴がバカ」「警察も金次第」「犯罪バンザイ」といった発想が彼らに染み渡ったわけです。
最近では警察もソフトになってきて「捕まえない警察」「処罰しない司法」などの手法で ”犯罪審査委員会” などもつくられて警察の成績評価を上げることに貢献しています。

摘発件数ゼロ = 犯罪発生件数ゼロ ということです。



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