トンネル内排水設備の完全停止で散水車が往復
まさに汲みだす作業でタンク車が満タンになると外に出て散水する作業を目撃
溜まった泥水を洗い流すにも散水車が大活躍のはずなのに
[ソウルミーナ]統制線の内側では5~6台の散水車が車から水を抜いていた。 この散水車はトンネルの中に溜まった水を積んできて、道路に撒くところだった。 排水ポンプが作動しないので、散水車を動員して水を抜いているのだ。
▲この23日午前首都圏第2外郭循環高速道路仁川~金浦(キンポ)区間のうち北港トンネルの一部が浸水して五日目の統制されている。 写真は27日午前、トンネルにある泥水を積んできて周囲に撒き散らかす散水車の姿。
ひとりの運転手は 「あとどれだけ残っているのか」という記者の質問に「よく分からない」と答えた。 まだも排水が完了していないように、車両は休むことなく、泥水を積んできて捨てることを繰り返している。
この23日の集中豪雨で浸水した後、五日間、統制された首都圏第2外郭循環高速道路仁川~金浦(キンポ)区間(総28.88km)の通行が再開される。 しかし、5400億ウォンを投入して国内最長(最長)の海底トンネルと自慢し、開通したトンネルが集中豪雨一度に水がかれた'浸水トンネル'という不名誉を抱えるようになった。
この道路運営会社の仁川、金浦、高速道路(株)は北港トンネル内での排水作業と施設物の安全点検などが終了する28日午後から通行を再開することにしたと27日明らかにした。
※去る25日には「26日中に作業を完了する」と発表していたりする
23日の集中豪雨が降る当時のトンネルのうち、冠水地点道路の地下に埋設された9000T級の排水ポンプが作動せず、北港トンネル(5.5km)区間のうち200mが1mの高さで浸水した。 これにより、この道路中区南港の交差点から西区青羅ICまでの9キロ区間の両方向の車両の通行が全面統制された。
(ソウル/みそっち)
これね、運べる排水ポンプで昼夜連続して汲みだすのだと思い込んでいました。
でもね59mという高低差も大変なんですが、最深部(←まさに文字通り)までトンネルの入り口から2000m以上あるんですよ。そんなに長いホース(排水ダクト)って韓国には存在しないんじゃないかという疑問が出てきました。 しかも水圧機械のポンプは水平方向でも圧力損失が発生するのです。そのために2000mもあるホースは無いんですね
もちろん徐々にホースの中に水が送られますがある地点からは先に行かないのでしょう、そこにきて高低差+路面の下の完全浸水空間の電気室となればこれはもう散水車(水を汲む機能はバキュームカーと同じ)で作業するしかないのです。
そしてかき集めた散水車がようやく14~5台ってことなんですね。 かなり大型のものでも25t積みですから9000tなんてあっという間ですよ(棒) しかも韓国発表ですからその2~3倍以上あると考えるのが良さそうです。
きっとこの作業で借り出された散水車の運転手(自己所有の個人経営が多い)も約束した賃金の未払いとかで〝被害者〟になるのでしょうね
もう後戻りできないのが韓国社会なのです
背筋の凍りつくおまけ