プリウスとボルトを越えるアイオニック
海外でアイオニクを注目する理由
[ハンドルミーナ]"生涯でこのように良い車は初めて触れてみる" 会社員イムンギル氏の言葉だ。 もちろん人によって感じる感情と彼を表現する方式で違いはある。 イ氏のように'オーバー(?)'になるかもしれないが、彼の話を聞いてみるとそんなに誇張でもないことができるという考えがする。 彼の生活自体を変えたのはアイオニク電気車だ。
現代車が今年売り出したエコカー専用モデルのアイオニクシリーズの一つである電気自動車は、言葉どおり電気モーターだけで動く。 これと違って、ハイブリッドは既存の内燃機関に電気モーターを一緒に入れたもので、エコカーの中で最も大衆化された車だ。
イ氏が電気車を購入したのは、6月だ。 購入してから三ヶ月がもう経ったが、彼の言葉通り、車に対する満足感は期待以上だ。 電気車の最も大きな悩みの種の充電と走行距離だった。 充電は地下駐車場の緩速充電器を使用する。 彼は "最初に充電器をさしておいて朝の通勤途中に100%充電された状態で確認したら278km(走行可能距離)になっていた"と話した。 一度の充電で市内の通勤用では数日間通行でき、それなりの首都圏に近い地域までも動くことができるとした。
※278km(走行可能距離)はクルマに表示される数字、雨の日にワイパーを動かしフロントウインドウの曇り止めを機能させリアウインドウの熱線をONにしてお気に入りのMP4を再生しながらトンネル内でヘッドライトを点灯させると実走行可能距離は半分の半分の半分の半分になる。
さらに、電気充電料金も思ったより大幅に安かった。 イ氏は"1000kmくらい乗ったにもかかわらず、自動車充電に入った料金は1万ウォンぐらい少し回ったようだ"とした。 主に深夜電気を使用したせいも大きかったが、ガソリンを使う一般自動車ガソリン価格に比べれば法外に安い値段だ。 経済性だけでなく、乗り心地や走行性能、静粛性などでも彼は"本当にいい"とした。
事実、現代車が今年アイオニクシリーズを出し時、専門家らの評価は概ね好意的だった。 去年の夏、電気自動車モデルなどを置いて、一部では "現代車が今回は薬飲んで作ったかという気がするほど" という評価が出るほどだった。 もちろん、初期のハイブリッドモデルの一部性能を置いて様々な憶測がいたりした。
しかし、現代起亜車が今年に入って出したアイオニクシリーズと二ーロなどエコカーに対する市場の関心は高く、評価も悪くなかった。 小型スポーツタイプ多目的車であるニーロの場合はSUV市場で突風を巻き起こしている。
※ニーロは起亜自動車がアイオニックのシャーシを流用して作った小型RV車、いまのところハイブリッドだけが発売されており、電気車の発売予定は無い。
それでもアイオニクに対する去る10余りヵ月の市場評価は 'さあ?' だった。 販売の大水路だけを見ても、アイオニクハイブリッドモデルは過ぎた1月から10月まで8056台が売れた。 この2月の一ヶ月間に1311台の販売を記録した以降、毎月平均700台の水準だ。 ※その後販売が低迷したので平均では300台といったところ
電気自動車もこの6月に販売を開始した後、1480台が売れた。 もちろん、自治体などの補助金問題がかかっているが、決して満足できる水準ではない。
むしろ、国内需要より輸出物量が相対的に多かった。 ハイブリッドは去る7月から10月まで7506台が海外に出た。 電気自動車は先月だけで927台が輸出(内需349台)され、10月まで計1899台が売れた。 同期間、国内で1480台売れたことに比べれば、519台も多く売れたわけだ。 このような傾向ならアイオニクは来年には国内より海外販売がはるかに多いものとみられる。
※これは去年の記事、販売統計は海外向けに船積みした台数が韓国型統計の輸出台数となっている。
事実アイオニクに対する海外の消費者の関心は予想外だった。 これは現代自動車の方も同じだった。 現代車の関係者は "ハイブリッドと電気自動車などエコ車部門でもトヨタをはじめ、GMなど、従来のメーカー間の市場競争が非常に激化する"、"現代自動車もアイオニクを通じてプリウスやボルトなどとまともに競って見られる自信を持つようになった"と説明した。
もちろん、現代起亜車のエコ車は、グローバル市場では依然として'追撃者'の立場だ。 トヨタのプリウスに代表されるハイブリッド市場とシボレーボルト(volt)とテスラに象徴される電気車市場で現代車の位置はそれほど高くないのが事実だ。 しかも、これらとの激しい技術競争もあまくない。
プリウスとボルト(volt)を越す
このために先月、ドイツ最高の自動車専門誌アウトビルト・(AutoBild)が出したアイオニクに対する評価は全く関心をひくのに十分だった。 アウト・ビルトは、当時アイオニクとプリウスのハイブリッドモデルを置いて、車体をはじめ、環境(二酸化炭素排出量など)、走行性能、コネクターテレビ、パワートレイン、便宜性、経済性など、計7項目にわたって比較した。
結果は予想を越えた。 アイオニク・ハイブリッドが7項目のうち、およそ5個で、プリウスをリードした。車体をはじめ、走行、パワートレイン、便宜と経済性など、ほぼすべての分野でリードした。 これで総点でも543点を得て529点のプリウスを押した。http://www.autobild.de/artikel/hyundai-ioniq-toyota-prius-test-10939045.html
現代車の関係者は "今回の評価でアイオニクは、デザインと走行性能、経済性の面で、プリウスより高い点数を得たことは鼓舞的"とし、"欧州自動車専門家らから、ハイブリッド・開発で先頭走者であるトヨタを上回って、現代車技術を認め受けたことに意味がある"と説明した。
また、アウト・ビルトはアイオニク電気自動車とBMW電気自動車のi3との評価も置いていたが、両車種とも星五つ満点で4個を得たとされている。 ドイツだけでない。 最近では、米国の環境保護庁でアイオニク電気車の燃料効率性を判断できる評価結果も発表した。
環境保護庁は、電気車を相手にMPGe、(Miles per gallon gasoline equivalent)という認証制度を持っている。 MPGeは一種の米国式電気自動車燃費をいう。 電気車の燃費をガソリンを使う内燃機関車両と比較するために導入したもので、ガソリン1リットルを入れるのに必要な費用で電気車を充電したとき走れる距離を意味する。
アイオニク電気自動車は複合で136MPGe、都心では150MPGe、高速道路は122MPGe認証を受けた。 BMW i3は複合で124MPGeを受けた。 シボレーボルト電気自動車は119MPGeだ
スパーク電気自動車も119MPGe、フォルクスワーゲンe-ゴルフは116MPGeを受けた。 米国電気自動車メーカー、テスラモデルS 60Dモデルの場合104MPGeを記録した。 著名とは、グローバル電気車に比べてアイオニク電気車の燃料効率がもっと高く出た。
スパーク電気自動車も119MPGe、フォルクスワーゲンe-ゴルフは116MPGeを受けた。 米国電気自動車メーカー、テスラモデルS 60Dモデルの場合104MPGeを記録した。 著名とは、グローバル電気車に比べてアイオニク電気車の燃料効率がもっと高く出た。
現代車の関係者は"燃費だけでなく、年間予想の燃料費もアイオニクが他のライバル業の電気車に比べて最も安いもので調査された"、"これはアイオニクのモーターとバッテリー技術などがグローバル水準と対等ということを示している"と伝えた。 彼は"これから1回の充電で走れる走行距離を増やして、バッテリー充電時間をさらに減らす技術が(電気自動車の)カギになる"と付け加えた。
事実、エコカーに対するグローバル自動車市場や消費者たちの関心がいつになく高い。 特にドイツ・フォルクスワーゲンの'ディーゼルゲート'事件後、なおさらだ。 もうエコカーは'必須'になった。 グローバル自動車メーカー各社も、エコ車の開発と普及に熱を上げている。
ここに自動車自ら動く'自律走行'時代までやってきながら、従来の自動車メーカーだけでなく、グーグル、三星(サムスン)電子などグローバルIT企業まで参入している。 自動車市場の壁まで崩れながら、言葉そのまま銃声が聞こえないだけ'戦場'に他ならない。 アイオニクをはじめとする国産環境にやさしい車が'戦場'で最終勝者になることがあるだろうか。
(翻訳/みそっち)
そうでしたね きょうはエイプリルフールなんですね そうですか
ふわぁ~~ぃ