韓国練習艦隊青島寄港できず漂流中

［国防ミーナ］中国が海軍士官学校生徒たちを乗せた韓国海軍巡航訓練船団(2隻)の中国入港を事実上拒否したことが確認された。

海軍関係者によれば13日、"海士71期生130人など海軍将兵600人を乗せた2016年度巡航訓練船団が事前計画した中国青島港に寄港しようとしたが、中国側が最後に入港許可書を送ってくれることを要求した韓国海軍の要請に無回答で一貫した"、"これによって、巡航訓練船団は最後の寄港予定地である青島に立ち寄らず日程を5日繰り上げて16日、鎭海(チンヘ)港に帰港する予定"と明らかにした。

同関係者は"中国側が今年3月だけでも入港許可を出してくれるとして歴訪訓練日程に入れたが、許可書を要求すると、事実上拒否した"、"外交的手続きに入港許可書は入港一つや二ヶ月前に到着するのに12月16日に訪問が予定された中国側の入港許可書がなしのつぶてだった"と話した。 これは米国の高高度ミサイル防衛システム(サード)などをめぐって韓日関係が軍事部門でも硬直した結果と解釈されている。

正義党、キム･ジョンデ議員は"昨年海士生徒らが上海魯迅公園を訪問したが、今年は中国入港も拒否された"、"サード配置の強行や韓日軍事情報包括保護協定の締結による中国の不愉快な気持ちを如実にあらわれた事例"と話した。

さらに、"この9月30日、慶尚北道星州(キョンサンブクド・ソンジュ)ロッテゴルフ場をサード配置の敷地として最終確定する前の8月には陸軍士官候補生の上海・北京訪問と空軍士官生徒の上海訪問は問題がなかった"、"今後、陸軍3軍司令部の人民解放軍交流への支障など事例を追加で捜査する必要がある"と付け加えた。

海軍巡航訓練は任官を控えた海軍士官学校4年生生徒に海軍将校の知識と実務能力を育成する一方、歴訪国との軍事協力強化の一環として年次的に実施している。 今年は、生徒130人余りをはじめ600人余りの乗組員と4400t級駆逐艦である忠武公李舜臣艦、4200t級の軍需支援艦天地(チョンジ)艦で巡航訓練船団を設置し、この9月5日から日本、ロシア、米国、豪州、ニュージーランド、中国など11カ国12の港を歴訪する計画だった。

（翻訳：みそっち）

海軍といえば練習艦隊がハワイやヨーロッパとかアメリカにオーストラリアかな、旧式になった巡洋艦に分乗して世界一周みたいなことをするわけですよ。

乗り込む時は少尉候補生で帰ってきてから少尉さんの階級になるんですね。あのほら提督養成システムの第1段階の仕上げですから30年もするとその練習艦隊の司令官っていうのになっていたりします。（艦長は別にいる）

船のほうはというと日露戦争のころの装甲巡洋艦っていうから三笠の小さいのみたいので、大砲も20センチ連装砲が前後各１となっています。燃料は石炭ですから真っ黒になって石炭を積んだりするのかな？

そういうのがハワイに行ったりシドニーに行ったりしてたんですよね。

さてハナシは韓国海軍に戻りましょう、”忠武公李舜臣艦、軍需支援艦天地艦”とあります、韓国にとってはなけなしの最新鋭艦だったんですが忠武公李舜臣艦は2003年の就役ですから、かれこれ随分と年季の入った船ですね。もうひとつの4200t級の軍需支援艦天地(チョンジ)艦に至っては1992年就役ですって。そういうわけですからニホンにも何度も来てるんですよ。

いえいえ問題をおこしたりしないように乗組員の上陸は引率付きだそうです（自由時間なんか無い）

さて船は違いますがニホンに寄港した韓国の練習艦隊のアレ　おぼえてますか？