全国的に減少傾向のの”キムチ分かち合い運動”
地方では今でも年中行事に欠かせない理由
慶尚南道、農協、道民幸せ分かち合いのキムチ漬け込み祭り開催…
脆弱階層にキムチ5トン、コメ3トン配信 待てっ キムチのほうが多いのか?
[キムチミーナ]慶尚南道農協(本部長キム・ジングク)は5日、地域本部前で疎外階層の隣人の暖かい冬越えのための、'愛の越冬用キムチとコメ分かち合い'行事を行った。
▲記念撮影に笑顔で答えているようす。見るからに愛の分かち合いという韓国人好みのキムチ強制配布も年々減少してきている。
同日の行事にはキム・ジングク慶尚南道農協本部長をはじめ、農協の役員や従業員らと慶尚南道の女性団体協議会(名誉会長イ・スンサム)、故郷主婦の会慶南道支会(会長ナム・フンスン)、農家の主婦の会、慶尚南道連合会(会長パク・スンキ)、韓国女性農業人、慶尚南道も連合会(会長ハ・チャンソン)の会員と、管内の多文化家族など110人余りが参加した。
彼らは新鮮で質の良い地域の農産物を使用して漬けたキムチ5トン(5000kg)とコメ300袋(3000kg)を慶尚南道、管内の一人暮らしの老人、少年少女家長家庭、多文化家族および社会福祉施設など道内の脆弱階層に伝えた。
▲お揃いのエプロンや長手袋などの注文は1年も前から計画されて準備される。
また、キムチの漬け込みイベントに結婚移住女性たちが共に参加し、塩漬けの白菜とタレを運んで、キムチを直接漬けするなど、国の越冬準備伝統食べ物を直接体験する行事を行った。
同日、ボランティア活動に参加した慶尚南道の女性団体協議会イ・スンサム名誉会長は"今年はキムチをする団体が多くないが、このように力を加えるようになって嬉しくて幸せだ"と所感を明らかにした。
キム・ジングク慶尚南道農協本部長は"今回の行事が年末年始、道内の脆弱階層に温かい情を分ける意味深い席になってほしい"、"地域社会へ持続的な分かち合いの活動を展開して農業人が幸せな国民の農協に生まれ変わるだろう"と話した。
(翻訳:みそっち)
ソウル広場のキムチ大会も韓国ヤクルト主催だったものがソウル市が主幹になって行われるようになりました。食べきれないほどのキムチを漬けて貧困老人家庭に強制配布してきたキムジャン文化でしたが、お役人のあいさつとK-popコンサートに時間がかかるようになり最近ではニュースでも取り上げられなくなりましたね。
関連過去カキコ
そんな韓国の世界文化遺産だっけ?キムジャン文化ですが、この展示性共同キムチ作業というのはそれほど歴史ある行事ではありません。最古の歴史を持つ韓国ヤクルトのキムジャンでさえも2001年に釜山で地域的に行われたのが最初だったそうです。
これが反響を呼ぶと年々規模が拡大して最終的には参加者1万人 12万株 250トンという大規模なものになっていったのです。
韓国ヤクルトの成功をみて真似をはじめたのが韓国の製造業企業や地方自治体でした、こちらも年々規模が大きくなり、さらには大規模なキムチ漬けイベントを専門的に支援するイベント会社が相次いで設立されるなど韓国の21世紀のはじまりはキムチ一色だったと言っても過言ではないでしょう。
しかし強制配布されたキムチが多すぎて食べられずに廃棄される量が増えるなどの弊害が社会現象化すると自然と強制配布は敬遠されるようになり従来通りのコメやラーメン、練炭の配布になっていったというのが最近の流行のようです。
※使い勝手の良い金券や現金の強制配布という発想は全くない
10kgも入るプラ密閉容器にキムチがぎっしりと詰まっているものが前触れもなく届くのです。カメラマンとキムチ配布員は部屋に上がり込むとお年寄りの手足を押さえつけて口をこじあけキムチを押し込むのです
▲毎年この季節になると”ヤクルトおばさん”がソウル広場で”愛の分かち合いキムジャン”を始める、お年寄りの一人暮らし家庭には10キロものキムチが届けられる、写真はおばあさんの家に上がり込み、口にキムチを押し込む様子
食べきれずに夜中にこっそり捨てに行くにも重すぎて...