済州島では国際クルーズ船の生ゴミお断りキタコレ
減少する観光客対策にはクルーズ船誘致がイイのに島内のゴミ処理場がパンク?
生ゴミなら公海に出て投棄すればイイニダというクルーズ船を持たない国の論理
[八月のミーナ]今後、済州訪問する国際クルーズ船で発生する生ゴミの済州(チェジュ)内の搬入が全面禁止される。
済州市は国際クルーズ船で発生する飲食物流廃棄物の公共焼却施設の搬入を9月5日から禁止する、と26日明らかにした。
済州市によると、国際クルーズ船で発生した飲食物流廃棄物は2015年160.97t、2016年現在36.15tが済州市北部広域焼却場で処理された。
しかし、北部広域焼却施設の老朽化や搬入ごみの量増加に地域で発生するごみ処理に大きな混乱を強いられている。
実際に1日220tが搬入されるが、このうち130tは、焼却、90tは固形燃料で生産されるなど、全て焼却が難しい状態だ。
済州市は、クルーズ船会社と廃棄物収集運搬業者に飲食物流廃棄物搬入禁止事項を教えて、事業所の廃棄物排出者申告会社に処理計画を変更する申告を9月4日までに履行するように案内する計画だ。
関税庁済州税関には廃棄物下船許可をする時、生ゴミは品目から除外するよう要請することにした。
(翻訳:みそっち)
まぁ海ですからゴミは捨ててもイイんですが、陸揚げできるときはそのように処理するわけですよ。それを許可しないというんですね。するとどうなるのかというと、これねニホンか中国で処分しろってことですよ
まぁほら、韓国といえば海外航路の定期旅客船を運用したことなんかありませんしクルーズ船を持つ船会社もありません。つまり他所からやってくる船だけをアテにしてるんです。しかもそんな済州島ですが、大型クルーズ船の接舷できるのは新しくできた済州島新港だけでしょ、それがまた不便なところにあってしかも島内には短い寄港時間で見て回るようなところがないのです。それでも観光客誘致では100万人以上をカウントしているというんですから観光庁としては『来年のクルーズ客は150万人』なんてことを平気で言ってるんですね。
ええ、クルーズ船はそれ自体が宿泊施設ですから済州島に不足している宿泊施設の心配をしなくていいし、クルーズ船は3食付きですから食べ物を提供する心配も無いんですね。 しかも船の中は免税店完備ですから買い物も船の中で済ませることができるということで、船酔い客が陸の風に当たるために寄港するだけなんですよ。 そういうのを観光集客数にカウントしてるんですからホクホクですね。
それで済州島の観光収支はどうなっているのかというと、国内旅行者が91%ということで9割が韓国人なんです。島全体が観光地ってほどじゃないんですが宿泊施設の部屋数では60%以上が内国人向けの仕様になっているそうです。 これつまり韓国式ってこと。それでも約4割も外国人が泊まれるようになってるっていうのも驚きでしょ
ええ、クルーズ船がたくさんやってきても済州島に落ちるお金は無いんです。だからゴミ処理も拒否ってことでしょうね。
そして船会社が外国にあるということは、もうお分かりですね。『じゃぁ見所のない済州島の滞在時間を減らそうかね』ということになりそうですね。 それでも船の数だけ観光客が来たことにするだけでしょうから見た目は変わらないという韓国の外見至上主義にはじわじわと効き目が出てきそうですよ