'早期留学' 10代の出国は9年間で34%も減少...なぜ減ったのか
一人暮らしでお父さんが国内に残って留学先に仕送りを送る二重生活なんて
あの頃の留学組は、海外から追われ国内にも就職先が無いという結末にびっくり
[はたらけミーナ]2000年代強く吹いていた早期留学のブームが減速し、10代以下内国人出国者数が最近、激減したことが明らかになりました。
昨年、内国人出国者を年齢別に見ると、20代が全体の40%を占めました。
早期留学と研修ブームが沈静化と共に、韓国を離れて外国に滞在する10代以下青少年数は急速に減少しています。統計庁によると、昨年に出国し、外国に三か月以上滞在した満19歳以下の韓国人の数は6万6037人でした。
これは前年度と比較して2.5%の減少で、早期留学ブームが絶頂だった2006年よりも34%も減少したものです。
実際に2014年3月から昨年2月の間に留学を目的で外国に出国した学生は、約1万907人で2006年の⅓の水準に急減しました。
▲学生1万人当たりの海外留学者数も激減
続く経済難も原因だが、出産率の低下影響で、同年齢代の人口が減っているのも主な要因と分析されます。
韓国人の出国を年齢別にみると、20代が12万8000人で、全体の40.0%を占めました。
20代の次は30代が16.8%、40代が10.9%の順でした。
一方、昨年に来韓して3ヵ月以上滞在した外国人の数は8.3%が減ったが、逆に韓国に滞在した後、出国した外国人の数は11.3%も増加しました。
外国人に対するビザ発給審査が厳格になって不法滞在者に取り締まりも強化されたためと解釈されます。
(翻訳:2ちゃん番長)
「過去には留学に行くと、外国の大学進学、国内就職に役立つという認識...今ではそのようなメリットが多く減った」
#1”20代就職準備生のソさんは3年間の海外留学組だ、ソさんが語学目的で留学したのはちょうど10年前である、しかし現地の生活には溶け込めず、韓国に帰ってきてからはこちらの生活に馴染めないという苦労をしている。現在は資格取得のために大学に入りなおすための準備をしている...。”
#2”まるで一家離散、仕送りが途絶え学業半ばで帰国することになったTさんの留学歴はいささか変わっている、途中2年の帰国をはさんで計7年も海外に滞在していたことになる。そのために失ったのは家族だ、大企業管理職に勤めていた父親が海外留学を勧め、周到な準備で出かけた最初の留学先は正規の就学ビザの下りないモグリの業者だった、このような留学生向けの不正学校ならアメリカにはいくらでもある。しかし父親がリストラされると経済状況は一転し、卒業までのつもりで借金をかさねその間に家族はバラバラになった、現在借金を返しているのはTさん自身だ”
これね、海外留学の実数は確かにものすごい勢いで減ってるんですよ、まず景気が減退してるのが最大の原因でしょうね。仕送りなんてとんでもない、国内で生活していくだけで精一杯だということなんです。
留学先の授業料などはローンが可能で後払いが一般的ですが、日々の生活費はこちらからの仕送りだけしか解決方法がありません。
あちらで働くわけにいかないのが10代の留学生ですから仕方ないですよね。
そして青少年層の人口の減少っていうのもあるでしょう。これは兵役適齢者が減ってきていることからもわかります、
ところがそれよりも驚くのが、韓国では大学生の数が増えているんです。正確には大学の卒業を延期している大学生身分が滞留してるってことです。兵役がイヤで卒業しないわけじゃないようです。
これつまり卒業しても行く先がないから大学生という身分のまま今年も過ごしたのが多いってことですね。
ちょうど歯みがき粉のチューブから出した歯みがき粉が歯ブラシの上に乗る競争をしているようなシーンを思い浮かべてみてください。歯ブラシの上は年々狭くなっているし、歯みがき粉のチューブはしっかり握り締められて手のひらで熱くなってる状態です。
しかも運良く歯ブラシに乗れても、歯みがきという習慣がありませんでしたから、たっぷりムニュ~っとして、ぐちゅぐちゅペッペが素早いんです。
そのへんも韓国社会をよく表現していると思いますがいかがですか?
明日は海の日、お休みですよ