一杯ぐらいはまあ…"道路の上の時限爆弾' 飲酒タクシー'
'飲酒タクシー'で最近、4年間に1000人余り死亡
[鬼ころミーナ]タクシーやバスなど乗客を載せた'営業用車両'は、まず飲酒取り締まり対象から除外される場合が多い。 しかし、道路交通法上の道路の上のすべての車が飲酒運転取り締まりの対象だ。
"すみません…"
雨がシトシト降っていた5日、ソウル北部地裁のある法廷に立った個人タクシー運転士のイ某(56)さんは首を垂れた。 この5月、イ氏は酒を飲んだまま、タクシーを運転中、ソウル蘆原区(ノウォング)のある道路で人命事故を起こし、裁判に付された。 自転車を乗っていく途中に突然タクシーにぶつかって床に倒れた被害者ユ(75)さんは事故直後、応急室に運ばれたが、一週間後死亡した。 "知人たちとマッコリを何杯も飲んだ"という、イさんの事故当時の血中アルコール濃度は0.198%で泥酔状態だった。 疑いをすべて認めたイ氏は結局、実刑を免れなかった。
最近、タクシー運転手が酒を飲んだままハンドルを握ることが相次いでいる。 飲酒タクシーは'道路の上の時限爆弾'と変わらないが、毎年、飲酒や運転で摘発されるタクシー運転手たちが少なくなく、乗客の安全に赤信号が灯った。
◆タクシー運転手なら飲酒運転でも免停にはならない韓国の法律
16日交通安全公団などによると、飲酒タクシーによる死亡事故が毎年数百件ずつ発生している。 飲酒タクシーによる死亡者数は△2011年271人△2012年265人△2013年233人△2014年215人で毎年200人以上が命を失った。 また、2011年から昨年6月まで1822人のタクシー運転手が飲酒取締まりに引っかかっており、そのうち76%(1384人)が免許取り消し処分対象の血中アルコール濃度0.1%以上の泥酔状態だったことが分かった。
先月30日には忠清北道清州(チュンチョンプクド・チョンジュ)で焼酎1本を飲んたままハンドルを握ったタクシー運転手のソン某(41)氏は前を走っていたタクシーや電柱に衝突して後部座席に乗っていた乗客が頭と腹部を負傷し、死亡する事故が起きた。 当時、ソン氏の血中アルコール濃度は0.12%で泥酔状態だったことが調査された。
今月1日、光州(クァンジュ)でも運転免許停止基準数値である血中アルコール濃度0.083%の状態で、登校途中の女子高生を乗せたタクシー運転手のシン某(58)容疑者を書類送検された。
最近、慶尚南道昌原(チャンウォン)では飲酒運転で事故を起こしたタクシー運転手ファン某(59)氏がこれを調査していた警察官を車ではねて逃げて、拘束されることもあった。
道路交通法上飲酒運転で摘発され、血中アルコール濃度が0.1%以上なら罰金刑と運転免許の取り消し処分を、0.05%以上の場合は罰金刑と運転免許停止処分を受ける。
タクシー運転手など運転で生計を維持する人は飲酒運転で免許取り消し処分を受ける場合、各地方警察庁などに'生計型異議申請'ができるが、アルコール濃度が0.125%を超えたり、0.1%以上で、死亡事故を起こした場合などは、救済対象からも除外される。
問題は乗客を乗せたタクシーやバスに対する警察の取締りが相対的にゆるいという点だ。 一線の取り締まりの現場でタクシーやバスなど営業車両は取り締まり対象から除外することが、通常的な慣例のようになった。 一線の警察官は、"時間帯を問わずタクシーやバスも取り締まり対象である"と述べながらも、"飲酒測定に時間が追加で費やされると、運転手と乗客が不便を訴える場合が多い"と吐露した。
警察関係者は、"取締りを行えば、タクシー運転手たちが'一杯ぐらいはまあ…'という安易な考えで杯を傾けたという場合が少なくない"と"飲酒取り締まり強化と共に、タクシー運転手たちの意識の改善努力も必要だろう"と話した。
(翻訳:みそっち)
あのほら 赦免の季節じゃないですか、すると微罪なひとは刑務所に行く前に無罪になったり、刑務所の中の人だったらすぐに出してもらえたりするわけですよ。
まぁ飲酒運転の死亡事故だと韓国では初犯は執行猶予付きで再犯でも懲役1年程度ですから刑務所を出ても運転免許証は無事なんですね。しかもアルコール検査は韓国では任意だそうですから、その場でイヤだと言ってドアを開けなければそれっきりになるというのもあります。これは芸能人なんかがよくやるやつですね。
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清州(チョンジュ)空港に爆発物"虚偽申告20代即決審判
こちらは15回、韓国人は何度捕まっても処罰は微罪 さすが”犯罪者擁護国”
[NEWSミーナ]清州・興徳警察署は空港に爆発物が設置されたという虚偽の通報をした疑い(軽犯罪処罰法違反)で、キム某(25)氏を即決審判に渡したと16日明らかにした。
警察によると、キムさんは前日の午後9時20分に112番に電話をかけて"清州(チョンジュ)空港に爆発物が設置されたので、出動してほしい"と虚偽の通報をした。
虚偽申告であることを気づいた警察は、発信地を追跡興徳区にある、キム氏の家で彼をつかまえた。
調査の結果、キム容疑者は、以前にも15回うその通報と即決審判に付されたことがあったことが明らかになった。
(翻訳:みそっち)
即決審判っていうのはお呼び出しがあってその場で判決するんですが、そこで”懲役10年”とかいうことはなくて、罰金30万ウォン以下ということに決まっているようです
うその通報っていうのは韓国では非常に多いですよ。ニホンの交番にあたる地区隊というところの仕事は、①酔っぱらいの介抱、②夫婦喧嘩の仲裁、③虚偽通報の相手っということになっているそうです。
あっちからやってくるの車両はアウディA3。加害者は24歳の女性で運転ほか2人の同乗者がいた、血中アルコール0.098で泥酔状態でした。