デザート必須材料'生クリーム品薄…供給量75%減少
[甘いミーナ]デザートを作る際の必須材料とされる生クリームが時ならぬ品薄現象を経験している。牛乳業者らが生クリーム生産量を減らし、供給量が大幅に減少したが、コーヒー・製パン業者の生クリームの需要は次第に増えているからだ。
19日、イーマートによると、ここ一週間、牛乳業者らの生クリームの供給量は前年同期より75%ぐらい減少した。
イーマートの関係者は"生クリームの場合、午前に入ってくるたびに全部売れている"、"全体販売品目のうち、生クリームが占める割合が大きくない、元々夏になれば生クリームやバターなど乳製品納入が減るが今年はもっとひどい方"と説明した。
ロッテマートも、今年の夏牛乳業者から納品された生クリームの量が最大50%まで減少するものと見ている。
生クリームは一般家庭でよく消費する食品はないため、'大乱'レベルではないが、各種デザートに生クリームがなくてははならない必須材料であるため、個人カフェや製パン業者などを中心に非常がかかった。
ソウル中浪区で個人カフェを運営するユンジンヒョン(34)氏は"カフェの規模が大きくなく、生クリームが流通期限もあって大量に買っておく代わりに必要なときに近くのスーパーから買ってくる方だが、数日前には普段から買っていた製品が、品切れになっていた"、"一応とり急ぎインターネットで冷凍クリームを注文しておいた"と話した。
牛乳業者らが生クリームの生産・供給をぐんと減らしたのは、牛乳、在庫増加によって施行した原乳減産対策と直接的な関係がある。
通常原乳は保管期間が短い特性のために在庫が生じれば、粉ミルクに加工して保管するが、生クリームなど乳製品は粉ミルクに作っていく過程で出る副産物の一種である乳脂肪から製造する。
粉ミルクに保管しなければならない'余剰原乳'が多いほど、生クリームを生産する乳脂肪も多く得られるわけだ。
しかし、数年前から、牛乳の消費が激減してから、粉ミルク在庫が増えると大々的に原乳生産量を減らし始めてから話が変わった。
政府が2013年末から乳牛淘汰事業など、原乳減産政策を施行し、徐々にその効果が表れ始めた。
韓国農村経済研究院農業観測センターによると、今年1四半期、原乳生産量は52万2千tと、前年同期(54万9千t)より4.9%減少した。 結局、'余剰原乳'の量自体が少なくなっており、生クリームの生産もそれだけ減少したのだ。
牛乳業者らはここに国産原乳の高い価格も生クリーム生産をはばかる要因だと口をそろえた。国産原乳は生産費と消費者物価を反映した公式によって年間1回原乳価格を決めている原乳価格の連動制を施行するために価格には変動がない。 在庫があふれて需要が減っても価格は下がらないのだ。
ある牛乳業者の関係者は、"韓国産原乳が高く、生クリーム生産単価が高いため、収益がよくない"、"外国産との価格競争力でも遅れているのに、あえて赤字を出してまで生クリームを作る理由はない"と話した。
専門家らはいわゆる生クリーム、品薄現象が少なくとも9~10月、ひどければ、今年末まで維持するものと展望している。韓国農村経済研究院の関係者は"酪農家と牛乳業者の持続的な生産削減で原乳生産量は継続して減るだろう"とし、"結局は粉ミルク在庫が解決されず、原乳生産も減っているために、根本的には牛乳消費低迷や粉ミルクの在庫問題が解決されてこそ、原乳需給も安定するだろう"と話した。
(翻訳:みそっち)
余剰生産が減ったから生クリーム・バターの生産量も減った?
輸入したほうが安いから
韓国人はとにかく牛乳を飲みませんからね、とくにある程度以上の年齢層となると
”我が子に牛乳を飲ませるとはなにごとか”なんて暴れだす始末なのです。
シンちゃんぐらいの世代だと、”軍に入ってはじめて牛乳を飲んだ”という世代のもうすこし前じゃないかと思いますが。韓国軍では朝昼晩と3回牛乳が出るのです。しかし学校給食では牛乳は出ません。むしろ学校などで牛乳を飲んでいるシーンがあると、それだけでニュースになるほど、牛乳への反発は強いものがあります。
※シンちゃんとこには牛乳を飲んだという記述が無さそうです
これはニホンでもあまり自慢できることではないのですが、韓国では”雪印式”が一般的に行われてきたのです。再生牛乳というものですね。そうなると国民全部が直列思考ということもあって全く売れなくなったのです。
韓国の大型マートでは牛乳売り場はニホンと変わらないくらいの広さがありますよ。でも売っている牛乳の賞味期限は30日となっていますから、ほんの数日ですっかり入れ替わるニホンとは大違いで、賞味期限を見ると2週間くらいの日付の違いのある品物が並んでいます。つまりそれだけ売れないってことなのです。
また牛乳自体の全体の生産量もそれほど過剰になるほどのことはありません。でも牛乳農家を保護しなきゃということで作られた法律で守られているのでの牛乳農家は減っているのに政府の保証している買い上げ量は変わりないんですね。
韓国人は牛乳を飲まないから背が低いというのは今や定説ともなっていますが、学校給食では牛乳の出番がありません、おとこのこだったら”軍隊に行ってはじめて牛乳を飲んだ”という話があるほど苦手な存在なようです。原因のひとつにはこれまでに何度も繰り返されてきた牛乳不正事件が今でも心に残っているからでしょうか。いわゆる回収した牛乳を再パックしてきた韓国の流通業界は、牛乳の回収と再パックが法的に禁止されると猛反発をしてきました。つまり損失が増えちゃうからなんですね。そこでたくさん作れば安くなってそれでいいだろうってことで牛乳生産農家が増えてきたのです。原乳の単価は下がったので販売メーカーもひと安心していたところに押し寄せてきたのが酪農農家の増加でした。韓国型社会にありがちな単一指向性行動によって牛乳の農家への転業が急激に増えたのでした。農家が増えるとその権利を守るための活動も活発化します、そうして出来た牛乳定価買い入れ制というものが製乳メーカーを圧迫しているわけです。余剰となった牛乳は乾燥させて保管をしますが、乾燥させたからといって品質が低下しなくなるわけじゃありませんから使い道のないものを延々と保管することになっているのも大した負担だということのようですね。そこで海外への輸出というキーワードが出てきます。自国内で売れる分だけを作って新鮮なうちに計画的に消費するという計画性なことができないのが国民性ですから、中国への輸出なんていうのがものすごく期待されたのが去年のことでした。ところがいざ蓋を開けてみると中国でも牛乳の生産は過剰気味でハングル入りの食品に対する嫌悪感もあってほとんど売れませんでした。さらに追い打ちをかけたのが中国政府による”韓国産牛乳全面輸入禁止措置”だったわけです。そもそも韓国人は牛乳に対してものすごい警戒感を持っています。これは1980年代に始まった酪農業の拡大と乳製品メーカーによる回収牛乳の再パックが何度も問題になったからでした。体積の分だけ重く物流にもコストがかかる牛乳を廃棄せずに再利用するという夢のような社会構造があるのは韓国だけではありませんでしたが、賞味期限~廃棄処分という流れをすべて再パックにつなげた功績は韓国ならではのものでした。これで”捨てるところのない画期的な牛乳再流通システム”が出来上がったわけです。もちろん牛乳は搾りたてから品質が低下していくものですからあらゆる混ぜものを試してみた結果”低濃度のホルマリン”が効果的だったんですね、そうして”毒性のある牛乳”が一般化してきたのでした。今では牛乳といえばバナナ牛乳のことだと考える韓国人が増えてきているというのもウワサだけでは無いようです。”バナナ牛乳を産出する乳牛にはバナナを与えているため新鮮なバナナ牛乳が毎日作られています”というコマーシャルも出てくるほどですからね。生乳の生産農家は生産量を減らせないと主張してさらに全量買い上げを要求しています、販売メーカーでは粉乳の在庫も増えて経費がこれからも発生してゆきます、韓国人は牛乳不信で誰も飲もうとはしません、有力な輸出先ともくされた中国では韓国産牛乳の全面輸入禁止措置です。もちろんニホンでも牛乳は飲む分だけの生産量は十分にあります。韓国の乳製品メーカーの品物をニホンに運び入れてひと商売してみようという動きもあるようですが無限リサイクルシステムの韓国産乳製品を有難がるのがどんなひとたちなのか売り場でも確かめて見る必要があります。過去カキコ