韓国のスポーツ選手の鮮やかな転身、警察官に縁故採用
五輪の英雄、町の英雄になる '武道特別採用'強力チームの刑事たち
50人の採用に500人もの応募者のあった武道特別採用 落ちたら無職へ逆戻り
[スポーツミーナ]五輪とアジア大会の武道英雄たちが強力チームの刑事に変身した。 2010年広州アジア大会の柔道金メダリストのファン・ヒテ(39)巡警、2008年北京五輪のテコンドー金メダリストのイム・スジョン(29・女)巡査などが主人公だ。
▲警察の任用を控えたファン・ヒテ(左)巡査とイム・スジョン巡査が4日、忠清北道忠州市水安堡面にある中央警察学校でファイトを叫びながら覚悟を固めている。
彼らは昨年6月、警察の縁故採用に合格した後、8月17日、中央警察学校に入校して28週間、法律と実務関連教育を受けた。 5日、中央警察学校で任命式を行った後、現場に配置される。
ファン巡査は柔道女子国家代表チームコーチ席を蹴って出て警察に志願した。 柔道部時代中学校の恩師と周辺の先輩たちが舞踏特別採用に選ばれ、強力チームの刑事として活躍する姿を見て警察を夢見てきたという。 彼(39)は"2004年に武道特別採用を採用した当時に志願したかったが世界大会優勝、入賞経歴がなかったので、涙をのんであきらめるしかなかった"、"11年ぶりに再び訪れた機会を逃さないために運動した時ほど、歯を食いしばって勉強した"と話した。 "犯人を取った時は、虎のように恐ろしく、市民たちとは家族のように過ごしている刑事になりたいです。"
※韓国の警官の階級 巡警=巡査...ニホンでは18歳が10ヶ月で巡査になる
イム巡査は、中央警察学校で朝ごとに鳴り響いた愛国歌を聞く時、選手時代、感じた喜びを再び感じながら胸がじんとなったりしたと明らかにした。 イム巡査は"金メダルを獲得し、選手から引退した後、テコンドー師範として働いて、目標意識が消えて虚無したが、警察官になって人を助けることができるという考えに再び胸が騒ぎ出した"と話した。 "強い人には強く、弱い人には弱くている警察になりたいです。 捜査技法などもたくさん習って知力と体力を全て備えた警察になるでしょう。"
二人のほかに2014年仁川アジア大会で女子柔道金メダルを獲得した、チョン・ギョンミ(31)巡警も強力チームの刑事として活躍する。 チョン巡査は、柔道女子国家代表チームで、ファン巡査のコーチを受けた師弟の間柄だが、警察の同期になった。
新規任用される286期特別採用警察官311人は、ファン巡査とイム巡査のような武道の特技者50人を含めて銃砲・火薬の専門家(5人)、情報化装備専門家(102人)、軍の特殊部隊出身の警察特攻隊要員(28人)、101警備隊所属の大統領府の警護要員(120人)、心理学などを専攻した犯罪分析要員(6人・警長特別採用)だ。
舞踏特技者の中には、2007年、タイ・バンコクの夏季ユニバーシアード大会のテコンドー金メダリストのホ・ジュンニョン(29)巡警、2006年世界剣道選手権大会優勝者のキム・ワンス(36)巡警も含まれた。 この他にも、陸軍特戦司令部で服務した爆発物処理の専門家のキム・キョンジュン(33)巡警、20年間火薬会社で管理所長として働いたユンキモク(46)巡警がそれぞれ専門性に合わせて特攻隊と銃砲火薬の分野で勤務する予定だ。
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金メダリスト警察官になる
[午後のミーナ]テコンドー、柔道・剣道種目の金メダリストたちが警察の制服を着た。
警察中央学校は5日、忠州中央警察学校で武道特別採用の課程と銃砲・火薬、情報化装備、犯罪分析などの専門分野で選抜した新任の警察官311人に対する任命式を開くと4日明らかにした。
今回の任命式では2008年北京五輪でテコンドーの金メダルを獲得したイム・スジョン(29)選手と2010年広州アジア大会テコンドー種目で金メダルリストであるホ・ジュンニョン(28)選手が武道特別採用の課程を通じて巡査として任用された。
2010年中国広州アジア大会で金メダルを獲得、柔道女子国家代表チームのコーチを務めたファン・ヒテ(37)選手と2014年仁川アジア大会の柔道金メダリスト、チョン・ギョンミ(30)選手も任用された。 2006年世界剣道選手権大会で優勝を獲得したキム・ワンス(36)選手も含まれた。
これに先立ち、警察は2004年以降11年ぶりに武道特別採用を行ってテコンドー25人、柔道15人、剣道10人など計50人を選抜した。 警察は、彼らを警察署強力班に配置することにした。
(翻訳:みそっち)
過去カキコから
'武道種目巡査の特別採用'に殺到する五輪のメダリスト
現職のコーチまでが巡査の縁故採用に追い込まれた理由は
警察官採用に人生の勝負を浮かべた競技メダリスト
[スポーツミーナ]アジア大会柔道銅メダリストのA(28・女)さんは最近、面接の準備に取り組んだ。 武道種目巡査の
縁故採用に志願して来る5日、最終面接を控えているためだ。
注:特別採用=縁故採用と同じらしい
16年間柔道をしてきたAさんは、世界選手権をはじめ、各種の国際大会で銀メダルを獲得したエリート体育人だ。 長い間、膝の負傷に苦しめられてきたAさんは2012年のロンドン五輪を最後に引退を決心したが、実際に柔道をやめても行く場所がなかった。
仕方なく、実業チームに身をおいたままでは難しいようで中学校のコーチ職を求めたが、月給180万ウォンで1年間の契約職しかなかった。 Aさんは、今回の特別採用が"安定的な仕事を見つけることができる一生一度の機会"と"必ず合格したい"と話した。
▲仁川アジア大会で銅メダルを獲った女子柔道28歳のA選手、11年ぶりに実施された'武道種目巡査の特別採用'に五輪金メダルリストを含めて有名な選手が大勢、志望しており、注目を受けている。
2日、警察庁によれば、計50人を選抜する今回の巡査特別採用にはテコンドー、柔道、剣道種目競技メダリスト492人が志願し、10対1に近い競争率を記録した。 このうち111人が書類との実技選考を通過して4、5日、最終面接を行う。 最終合格者は来週初めに発表される。
志願者のうち、2006年ドーハアジア大会で金メダリストのB氏、2008年北京五輪金メダリストのC氏、ドーハ・広州アジア大会2連覇をしたD氏なども志願した。 さらには現職の実業チームのコーチなども含まれたという。 ※コーチまで?
巡査の特別採用にこんなに多くのメダリストが殺到したのは引退その後の人生に対する不安感のためだ。 1996年アトランタ五輪の柔道国家代表だったE(41)氏は"五輪で金メダルを取っても、武道種目の選手は引退後、中・高等学校や実業チームコーチしか行く所が無いのが現実"とし、"それでもコーチ席は90%以上が短期契約職だから、成績が出なければ、すぐやめなければならない"、"コーチでも一生できるならここまで警察試験に詰め掛けるか"と、ため息をついた。
女性選手たちの不安感も増す。 巡査の縁故(特別)採用に受験した元アジア大会銀メダリストのC(26・女)さんは、"コーチを求めるチームも男性をはるかに好む"、"難しいように中・高校コーチ職を救うとしても保護者らが女性コーチを無視して男子監督ばかりを相手にするなどストレスが激しい"と話した。
チョン・ヒジュン東亜(トンア)大学スポーツ科学大学教授は"女子選手に引退とは、すなわち社会貧困層への墜落を意味する"、"国内プロ種目の女子チームコーチングスタッフも女性は4~5人しかいないのが現実だ。 そのため引退から、大型マートで日雇いなどを転々とする人も多い"と指摘した。
さらに、"選手たちの福祉を責任を負わなければならない大韓体育会、文化体育観光部のような組織がメダルを獲得することにだけ関心あるだけで、選手たちの'その後の人生'自体には関心ないのが問題"と診断した。
チョン教授は"勝負操作のような問題も結局、非正規職の監督、コーチたちが、契約期間を延長するために行ったものではないか?"、"システムが変わらない限り、'エリート体育人'らの不安な未来は続かざるを得ず、彼らに対する処遇改善が必要だ"と話した。
(翻訳:みそっち)
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スポーツ選手の引退後、就職なんて考えない
兵役が嫌だからサッカーをしてきたけど引退したら何もできない人になっていた
スポーツ選手は引退後に”無職”を選ぶしかないか?
[週刊ミーナ]五輪とアジア大会で華やかなスポットライトを受けている国家代表選手。 しかし、引退後は何をしましょうか?
昨年、大韓体育会に登録された引退選手たちを調査した結果、10人のうち4人の43%が無職の状態でした。
仕事を持った57%のうち、運動関連の職業従事者はたった18%。
30%ほどが経歴とは無関係な職業であり、これまた、大多数が契約職です。
生活苦に苦しんでいる引退選手たち...代案はないのか
キム・ヨナのサインが刻まれたオルゴールが競売に出ると、熾烈な競争が開始されます。
100万ウォンからスタートした入札価格は200万ウォンの最高値で主人を見つけました。
厳しい環境に置かれた体育人たちのための幸せ分かち合いの基金作り行事です。
<録音>キム・ヨナオルゴール落札者:"所蔵品も受けてスポーツ選手たちを助けることができるようになってよかったです。"
引退その後の人生に対する悩みはオリンピックの金メダルリストも例外ではありません。
<録音>キム・ヒョンウ:"引退を考えると詰まってます。"
引退選手たちに対するデータベースも構築されていない韓国とは違って、、先進国は体系的な教育プログラムを通じて選手たちの新しい出発を助けています。
政府主導で引退時点から1年間、事後管理を行う豪州エースプログラムと、引退選手全員を対象とした日本Jリーグのキャリア支援センターが代表的です。
このために体育人たちは、この2012年に提案された体育人福祉法の制定を求めています。
<録音>李エリサ:"空白期間に国家が充電させてくれて、教育させてくれて準備させてくれるそんなことばかり言ってくれても大きな恩恵だと見ています。"
人より早い時期に第2の人生を設計しなければならない運動選手たちのための支援策が必要な時点です。
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悲しい引退選手たち、行き場がない
[スポーツミーナ]"フィギュアのキム・ヨナが、昨年、**億を稼ぎ、、世界で最も収入が多いスポーツスター順位*上に入った。"経済専門誌のフォーブスをはじめ、マスコミが発表する資料を見ると、スポーツスターらは、一般人たちには想像もできない莫大な金額を稼ぐという考えが時がある。 華麗な照明と無数のカメラフラッシュ、五輪とアジア大会に出場する国家代表らを見てほとんどの人が持つ感じだろう。
しかし、富と名誉を得るいくつかのトップクラス選手たちを通じて映し出される虚像に過ぎない。
大多数が引退をすると事実上、行き場がない。 実業チームの監督、コーチ職には人数の限界があり、IMF以降、それさえも減っているのが現状だ。
運動だけを眺めながら生きてきた運動選手たちは、一般人たちの職場生活をする期間に比べて選手生命も短く、負傷のために突然引退を選択して崖っぷちに追い込まれる場合も多い。
実際、この2014年、大韓体育会の国政監査調査の結果をみると、調査対象者10人のうち4人以上が無職で仕事を持った人たちの中でも多くが運動とは関係のない事務職と自営業に非正規職に就職する場合が多いという。
五輪で金メダルを獲得した選手たちさえも引退後を考えると胸が打たれると話す。 先輩・後輩らのうち、引退後、居場所がなくてさまよう人たちも多いというのが彼らの心配、生活体育に広まっていない非人気種目の場合はその悩みはさらに深い。
※男子の場合金メダルを取ると兵役が免除になるという特典があります
■どうして運動選手を支援しなければならないのか?
'人生は60から'という言葉が生じたのは職場の定年が60歳だからであり、運動選手たちには'人生は30から'という言葉がより適しているようだ。 ある人は運動選手たちにだけ制度的な恩恵を与えるかと指摘する人々も多いが、事実彼らは、社会的弱者に近い。
大韓体育会に登録された選手たちのうち、国家代表にも選ばれる選手は0.04%に過ぎない。 運動だけを見つめて、学校で勉強も放棄したが、運動選手として成功しない場合、運動をしながらも生活苦に苦しんでいる場合が多い。
■それなら対策は?…先進国の教育プログラムが核心
社会的弱者としても単に”金(かね)”を通じて解決するのは臨時方便に過ぎない。 これらが社会に適応できるようにする体系的な教育プログラムが必要だ。 オーストラリアでは90年代に政府主導の'エースプログラム'を導入して運営しているのに.. Athlete Career and Educationの弱者であるエースの計画の核心は、選手らの職業への転換を助けることだ。 引退時点から1年間、引退選手、事後管理をしながら直接的に求職の準備まで手伝ってくれる。 日本Jリーグでもキャリア支援センターを運営していますが、引退選手を全員加入させて体系的な進路教育と管理をしてくれる。 社会的弱者に対する国家の最小限の義務であるわけだ。
■勉強が人生の保険
事実、これまで韓国の運動選手たちは1日のほとんどを運動だけしながら送ってきた。
4年に一度ある五輪出場にすべてをかけるために、それが挫折すれば、彷徨して人生を諦めるようになるしかない。 医師や先生、職場人の身分で五輪に出場して出場そのものを楽しむ外国選手たちとは異なる構造で生きてきたので、それを当たり前に受け入れた。
それでは0.04%に過ぎなかった太極マークの狭き門を通過しなかった残りの99.96%の選手たちはどうなるのだろうか? 成功の可能性が少ないためにそれだけプランBという代案作りが重要だ。 学校を通いながら、最低限の知的能力を得てこそ、社会適応がいっそう容易になるしかない。
米国のロサンゼルスにある南カリフォルニア大学は勉強を人生の保険で考えるべきか教えている。 一定の単位を履修しなければ、訓練の禁止、出場禁止、退学などの措置を取るが、運動選手たちは30代までが全盛期であるため、引退後の成功的な生に対する悩みから出た行動綱領と明らかにしている。 こう言いながらもこの大学はこれまでオリンピックで135個の金メダルを獲得して、米国大学の中で五輪メダル最多獲得1位の記録を立てている。
スポーツ記者として現場を通って見ると、スポーツ国家代表らほど何かに狂って人生をかける人らを周辺で見当たらないということを感じるようになる。 彼らがいたからこそ大韓民国のスポーツ界での地位が高くなっており、オリンピックなど国際大会を見守った楽しみが出来た。 運動だけを眺めながら住んだ全盛期が終わった後、崖っぷちに追い込まれるこれらのための政策的な代案を模索すべきことは明らかだ。
(翻訳:みそっち)
警察関連には割とお知り合いがいるんですよ、(20文字ほど削除)
さておき、韓国ではお勉強のできる運動選手というのが存在しません、逆に言えば運動なんかしたことのないのがお勉強をして警察公務員の狭き門に挑戦しています。
願書受付>- 筆記試験(実技試験) - >身体検査- >精密身体検査- >適性検査
(英語の試験問題の例、すべての問題が4択式)
そういえば、韓国にも同好会レベルの草野球チームというのがごくわずかあるらしいのですが、練習できるグラウンドもなく、対戦相手をさがすのにもひと苦労だそうですね。
そういうところに芽の出なかった元プロ野球選手みたいのがたまにやってくるとよく打つんだそうです、調子の乗ってレフトフライを素手で捕球して1塁に投げると1塁手が逃げちゃったなんてこともあるみたいですね。(ナニソレ)