韓国の病院はひどすぎる、平均7時間待ち
緊急治療室を年間四回以上に頻繁に訪れる常連患者が出す医療費が全体の緊急治療室利用コストの17% 救急治療室は病院の廊下、生命が危篤なのに平均7時間待ち
[ソウルミーナ]生命が危急な重症患者たちが応急室を探しても平均7時間近く待ち続けてようやく、正常的な治療を受けられることが明らかになりました。このような現象は、ソウル大学病院など大型病院であればあるほど、より深刻でした。
全国4百余の応急医療機関で昨年、応急患者が救急室に滞在する時間は平均6時間54分に調査されました。寸刻を争う応急患者が救急室に到着しても本格的な処置を受けるまで7時間近く待たされるのです。
これは一年前の2014年より36分さらに増えた数値です。救急患者の応急室の待機時間が最も長い病院は、中央報勲病院で23時間と調査されました。
釜山(プサン)ペク病院とソウル大学病院など、患者が10時間以上の救急室に滞在した病院は27箇所でした。救急室の病床数に比べて応急患者がどれほど多いか、待機時間がどれほど長いかを示す応急医療機関の過密化指数評価では、ソウル大学病院が182%で最も高かったです。過密化指数が100%が越えると、応急室の病床数に比べて患者数が多いという意味です。 ※180人のうち80人が床で治療を受けるってこと
全北(チョンブク)大学と慶北(キョンブク)大学、カトリック大学ソウル聖母(ソンモ)病院の救急室の過密化指数が100%を超えている病院は計11ヵ所に達しました。
福祉部は大型病院の救急室への偏り現象を防ぐため、救急室で24時間以上する患者の比率を一定水準以下に維持するよう強制する案を推進する計画です。
(翻訳:みそっち)
去年のメールスのときにも話題になりましたが、韓国の救急病院の混雑具合といったら”野戦病院”のようだと言われます。 ところが韓国人の口から”野戦病院”という言葉が出てくるのは意外な感じがしますよ。たとえば朝鮮戦争の時だったら、野戦病院は兵隊のためにあったものですが、韓国人は兵隊として従軍していませんから”韓国軍による野戦病院”というものは一切存在しませんでした。つまりほとんどの韓国人が野戦病院というイメージで想像するものは連合国軍や米軍の野戦病院なイメージを思い浮かべているということになります。包帯に巻かれて点滴が吊るしてあるイメージといえばまさに韓国の救急病院のイメージで間違ってはいません。
韓国の病院で驚かされるのは廊下や受付の前にまで点滴を下げた患者がうようよしていることです。待合室というスペースが患者の治療室になってしまうわけです。
韓国ではこの現象を”大型病院信仰による患者の集中”であるとしています。病院に入院と聞くと親類縁者がこぞって押し寄せてくるのも韓国特有の症状です。
▲病室はもちろん廊下や治療室にも見舞い客がやってくる
▲これまでの一般的”韓国型見舞い文化”のようす
でも”歯医者”の虫歯治療に親類縁者が押し寄せるなんてハナシはいまのところきいたことがありませんね うひひっ