韓国では12月生まれがとっても少ない
届出次元で出産日を操作しておくと将来誕生日の変更が必要になったときに便利
早生まれってどうなの? 今では入学年齢を前後選べるようになってます
[ソウルミーナ]韓国の月別の新生児の数を計算して見ると、12月は毎年最下位に置かれている。 '月齢効果'を研究した従来の結果物も12月生まれの厳しい人生を示すものばかりだ。 一方、1月は出生児数の面で圧倒的1位だ。
5日、統計庁の'2015年出生・死亡統計'を見ると、昨年、新生児の数を月別に区分した結果、12月が3万2000人(7.5%)で最も少なかった。 2014年(3万2700人)と2013年(3万2000人)も同様に12月は最下位の立場だった。 一方、1月出生児は4万1900人(9.5%)で最も多く、3月(4万300人、9.2%)と4月(3万8100人、8.7%)が後を継いだ。 2013年(4万4200人、10.1%)と2014年(4万1200人、9.5%)にも1月は出生児数が最も多かった。 2013年から2015年まで3年間累積で見ても12月の出生児数は最下位、1月の出生児数は1位だ。
偶然の一致だろうか? そうじゃないようだ。
明確な研究結果はないが、心証が行くところはある。まず帝王切開手術が増えて出産日を親が決められるため、12月末から1月上旬が予定日なら1月を選ぶ場合が多くなる。
仮に12月に出産をしても出生届を操作して1月に申告する場合もあり得る。 たまに育児と出産情報などを扱うインターネット・カフェで出生届を遅らせるノウハウを武勇談のように共有する書き込みが発見されたりもする。
偽りの出生申告をして摘発されれば'公正証書原本不実記載罪'に該当し、5年以下の懲役または1000万ウォン以下の罰金を払わなければならない。 しかし、現実的に摘発するのが容易ではないというのが担当公務員たちの訴えだ。
12月を忌避する現象は生まれた月が成長に及ぼす月齢効果と無関係ではない。
米国のジャーナリスト兼作家のマルコム・グラッドウェルの'のアウトライアーズ'で引用して有名になったカナダの心理学者ロジャー・バンスリー(Roger Barnsley)の研究結果を見てみよう。 バンスリーは、カナダのプロアイスホッケーチームのリストを検討していて、面白い事実を突き止めた。 選手のうち1月生が圧倒的に多かった。 40%は1~3月生が占めた。 10~12月生まれは10%に止まった。 バンスリーはその原因は、選手選抜時点で1月生れが同じ年の12月より身体発達がもっとうまくなったためと診断した。
たくさん選ばれた1月の出生児たちが、エリートチームに入る可能性が高まり、この子たちが善循環を起こし、成長したということだ。 1月生たちが'マタイ福音効果'を享受したわけだ。 マタイ福音効果は経済力や社会的地位を既に得た人がより多くの経済力や地位を占める可能性が高いということだ。
国内でも似たような研究結果があった。 ホン・フジョ高麗(コリョ)大学教育学科教授が発表した'学生の生月と学業成就の関係'論文によると、科学高校、外国語高校、国際高校に進学した在学生のうち1四半期に生まれた学生は30.2%である反面、4四半期に生まれた学生は18.5%に過ぎなかった。 生月が早い子らであるほど、頭脳発達が相対的になった状態で学ぶことを始めるためということだ。
あれこれと韓国で12月生まれで生きていくことは疲れることであるわけだ。
(翻訳:みそっち)
うぅ~ん、韓国では生まれたら1歳と数えて正月が来ると1つ歳を取ることになっていて、12月生まれが正月明けには数え年齢で2歳になるっていうハナシを期待していたんですがどうやらそうじゃなかったみたい
さてニホンでも戦前には師走生まれを正月明け生まれって役所に届け出ることが多かったらしくて1月生まれが多かったそうです。そうしてみると韓国で1月生まれが多いっていう理由が少しわかるかもしれません。
そんな韓国ですが、新学期は3月1日から始まります、ニホンよりひと月早いですね、しかし3月1日は3・1節なので休日ですから3月2日から学校が始まりますね。その直前までが学期末休みで、そのほかに夏休みと冬休みがあるのです、そのへんはニホンと同じです。学校は3月始まりですが”二学期制”なので9月に2学期が始まると年末の冬休みと春休みのあいだに学校に行ったり試験があったりします。
小学校へは6歳からってことですが、このへんも前後させて良いみたいですよ
※小学校就学年齢は原則的に入学前年度に満6歳になった児童(数え年で八歳)であり、これより一年先に入学したりした歳遅れて入学することもできる。(小中等教育法第13条)
日帝統治期の公立国民学校(公立小学校)の学年開始日は4月1日だったが、光復直後、設置された米軍政庁の学務が1945年9月24日再開校させた。 以降1946年から1949年までは学年開始日が9月1日、就学基準日が8月31日だった。
1949年末に教育法が制定され、1950年6月1日から初等教育に対する義務教育が実施され、この法によって学年開始日が1950年に6月1日に、1951年に4月1日に繰り上げられ、1962年には再び3月1日に繰り上げられた。 これによって学年開始日の一日前の就学基準日も一緒に繰り上げられた。
※1962年から2008年までは2月末日に満6歳になった児童が就学対象であったため、1月と2月生まれは出生年度が一年早い児童たちと一緒に入学した。 特に1970年代から1990年代までは就学対象よりも1~3ヵ月が遅れた3~5月生まれを便法で早期入学させることまで盛んに行われた
ところで、1990年代後半から学校内での集団いじめ現象が小学校にまで広がり、2000年代初めにはいわゆる'早いℳℳ年生'の同級生について出生年度が遅いという理由で苦しめられることが発生した。 このために2000年代に入ってからは1~2月生の子供を持つ親たちが学校生活の不適応を懸念して、子どもの就学時期をわざと遅らせている事例が毎年大きく増加してその傾向が一般化した。
結局、大韓民国の国会が2007年7月3日、小・中等教育法を改正し、同年就学基準日を2月末日から、就学前年度12月31日に変更する改正法律が公布され、2008年、下位法令の小・中等教育法施行令が改正され、実際には2009年の小学校入学生から適用された
しかし、このような措置にもかかわらず、2000年代後半以降、12月生まれの就学年齢を延ばすため、出生届を遅らせようとする事態まで起って社会的問題になっている。
落語 立川志の輔 質屋暦っていうのを聞くとよくわかるんですが、年度というものをあちこちとずらすといろいろと良いことがあるんだそうです。 たとえば毎月会社が出すお給料ですが、この支給日を3ヶ月ごとに1週間ずつ遅らせるんです。すると『まぁ、どうしたことでしょう』12月になるころには11回のお給料で1年働かせちゃうことができるのです。
お給料の支給をへらすということはたくさんのメリットがありますよ。とくに給与計算が毎月の重労働ですが、これが1回減るということですから経費削減にぴったりでしょ 韓国ではヤバイ企業が決算日を遅らせるというのがありますね3ヶ月遅らせると一年の売上が15ヶ月分になりますから売り上げ減少に悩む企業にとってはオススメですね。 実はこれサムソンがやってました、このあいだのギャラクシー7だっけ?売上げがコケたあれですが、あれが無かったことになってるんです。販売台数は未だにどのくらいだったのかわかんないんですよ。公式に無かったことになってる そいうことです。