北'光明星4号'に初めて言及…長距離ミサイル発射の間接的にメッセージ
親北メディア "銀河4号の発射時間、金正恩が決定"報道
長距離ミサイルではなく人工衛星発射…7回党大会の祝砲用?
これは、北朝鮮当局の公式立場ではないが最も低い段階で、一種のメッセージを送ったものとみえる。
米国内の親北朝鮮ウェブサイト'民族通信'は1日。”2016年、光明星4号(銀河4号)の衛星発射時間と場所は、党と人民の最高指導者金正恩(キム･ジョンウン)労働党第1書記の命令だけが決定する”と報道した。
これによると、北朝鮮は大陸間弾道ミサイル(ICBM)をはじめとする長距離ミサイルではない'光明星4号'を発射体銀河4号に搭載して打ち上げる作業を準備しているものと推定される。
北朝鮮はこれまでミサイルを打ち上げる際ごとに光明星1~3号という名前をくっつけて人工衛星だと主張した。 核弾頭を運ぶミサイル発射とは全く関連がないと駄々をこねてきた。 また、これは主権国家の堂々とした自主的権利であり、国連'宇宙条約'(宇宙空間の平和的な利用のための条約)によるものという論理を説いた。
今回の4回目の核実験は1~3回目の核実験の時とは違って、'ミサイル発射後、核実験'という公式を打ち破ったという特徴がある。 4回目の核実験を先に敢行したためにもミサイルを発射して、対北朝鮮制裁を主導している米国を圧迫するという予想が出たこともある。
羅老号発射の消火液誤作動の瞬間
しかし、北朝鮮が人工衛星を搭載した宇宙発射体を発射して宇宙空間の平和的利用権を主張すれば、論理が変わる。 来る5月36年ぶりに開かれる労働党第7次党大会を控え、金正恩(キム･ジョンウン)第1秘書の成果を強調する祝砲の意図が盛り込まれた可能性もあるためだ。
同日、民族通信また、衛星よりも注目されることは、キム第1書記が今年新年の辞で強調した"労働党第7回大会が開かれる今年の強盛国家建設の最全盛期を切り開いていくと、"というスローガンがこの瞬間にも流れているということだと言及した。
ヤン・ムジン北朝鮮大学院大学教授は"北朝鮮が人工衛星を発射すれば、最大効果を出すために、国連安保理の対北朝鮮制裁が決議された後、3月または7回党大会が切迫した4月下旬頃祝砲として活用できる"と話した。
もし北朝鮮が光明星4号を打ち上げたら国際民間航空機構(ICAO)と国際海事機関(IMO)に打ち上げ予定期間や落下地点などを通知する可能性も高い。
過去、北朝鮮は少なくとも2ヵ月前、遅くは10日前までに光明星の発射を予告した。 民間船舶や航空機の被害を防ぐための'航行禁止区域'もあらかじめ宣言しなければならない。 韓米日レーダー追跡を避けなければならない長距離ミサイル発射とは状況が違う。
もちろん北朝鮮が人工衛星打ち上げを主張しても、国際社会は事実上、長距離ミサイル発射実験で判断する可能性が高い。
キム･ヨンヒョン東国大学北朝鮮学科教授は"北朝鮮が7回党大会を控え、政治的な意図に、ミサイル発射能力をひとまず誇示するものとみられる"、"実際に発射するかどうかはもう少し見守らなければならない"と話した。
（翻訳：みそっち）
ノドンテポドンという名前じゃなくて光明星(銀河４号)という名前ならいいんじゃないでしょうか。 うっかり発射失敗したらニホンに残骸が降ってくるわけですがこれを口実に半島進駐というシナリオも考えられます。また途中で迎撃するとすればこれまでに準備してきた高高度迎撃システムが有効だったことが証明されるわけです。
発射を感知するイージスシステムの実証にもなるし良いことずくめですね。
ってことで目くじら立てて反対する理由は無いということにしましょう。
そして２度目のｷﾀ朝鮮製宇宙ロケットが成功したら2020年の韓国月探査の前段階である2017年末実施予定の２段実験用ロケットという物も”韓国型自慢”が出来なくなるわけですから歓迎すべきことかもしれません。
まぁ物騒な心配もあるけど発射は成功してほしいですね（棒）