ワイルドキャット・納期遅延罰金、現在まで100億
機体欠陥のため…最大200億ウォン以上かも
軍"該当金額の引いた後、代金支払"
軍"該当金額の引いた後、代金支払"
[国防ミーナ]軍当局が海上作戦ヘリコプターで導入しようとする'ワイルドキャット'の納入が遅れ、英国制作会社が巨額の遅滞賞金(納期遅延罰金)を支払うことになった。
28日、防衛事業庁によれば、英国、アグスタウェストランド(AW)は昨年12月末までワイルドキャット4機を韓国に引き渡すことにした。 しかし、昨年11月初め、防衛事業庁関係者たちの英国の現地の受諾検査(買収前の状態を確認する検査)で機体の欠陥が発見された。 欠陥を補完修正した後、再検査を受けるというがAW側からは、まだ連絡がない。
防衛事業庁は契約規定によって、今月1日から昨年引き渡し分(4台)契約金額(2500億ウォン台)の0.15%を毎日遅滞の賞金で賦課した。 28日までAW側に賦課された遅滞償金は100億ウォン台といわれた。
AW社の納品が遅れ続けば、遅滞償金が数百億ウォンに増えるものと見られる。 防衛事業庁関係者は"国際的契約に規定上、遅滞償金は全体契約金額の10%まで賦課することができる"と話した。
AW社が二ヵ月以上機体の引き渡しを延ばせば最大200億ウォン以上の遅滞賞金を払わなければならないという言葉だ。 軍当局は総事業費から遅滞償金を除いた残りの金額をAW側に支給する計画だ。
軍は計5980億ウォンの予算を投じて8台のワイルドキャット導入を推進中だ。 残りの4機は今年末までに導入する予定だ。
ワイルドキャット導入と関連して試験飛行評価書を操作した軍関係者など8人が拘束・起訴された。 チェ・ユンヒ元合同参謀議長も起訴された。 金揚(キム・ヤン)元国家報勲処長もワイルドキャット導入不正疑惑にかかわった疑いで起訴され、1審で懲役4年を言い渡された。
(翻訳:みそっち)
というわけでしてね、イギリス海軍でも補助的な役割で使っているワイルドキャットを韓国海軍ではメインの対潜ヘリコプターに使うってことで最初からかなり無理があったワイルドキャット事業なんですよ。しかも性能評価でOKを出した韓国の関係者は軒並み捕まっちゃったんですね。こうなったらその人たちの言いなりに用意したヘリコプターの責任はどうなるのかってところでの”韓国型記事”なんですね。
えっと、海外のメーカーと韓国海軍が直接契約しているのかというと、う~~んブローカーというお仕事の人がいますね、えっとチェ・ユンヒ元合同参謀議長と同期だったひとですよ。このひとが韓国側の窓口なんですね。 海軍からのお金もこの人に一度支払われて、所定の利益を抜き取ったあとのおかねをアグスタウエストランド社が受け取るということになるのかな? ニホンでいうと丸紅とか日商岩井(双日)みたいなことを武器仲介業者のS社ってとこでやってるひとがいるわけですからね
だからアグスタウエストランドもあんまり気にしてない、それどころか”要求性能に達しているのだから早く引き取れ”っていうスタンスです。
ええとですね。このヘリコプター8機で5980億だそうです、するとまぁどうでしょうスタンダード仕様の3倍~7倍という暴利になっているのだそうです。
韓国海軍向けにはソナー吊り下げと無線機設置のための追加燃料タンクの移設とかでしたね。そのへんはすでにイギリス海軍仕様で似たものがあったりするので要求性能はそれなりでお値段だけはかなり盛ってあることは間違いなさそうです。
なにしろ、性能評価でOKを出しちゃった関係者が全部捕まっちゃった状態で一体誰に責任があるのかなってなると、元合同参謀議長まで及んでますから大疑獄事件だけど韓国人にはこれを認めることができません。 それでも海軍の方は要求性能がこれこれでここを直してくださいって言い出す。AW-159は機体が小さいですからそれは無理だとわかってるんですよね。 これが”韓国型思考”にかかると 遅滞償金なんていう造語まで持ち出してくるのです。おかねを受け取れないのは間に入った元合同参謀議長と同期のひとの会社ですからね。そんな事実は国民の皆さんには正しく伝えてしまえる内容ではないので。納期が遅れている=遅滞償金を差し引いだ額で...ってことになってるだけですね。
とにかく困るのは戦力の空白ができる韓国軍のはずなんですが、韓国軍も誰ひとり困ってないみたいですよ。韓国海軍が使っている対潜ヘリコプターリンクスはソナーを海中に落としちゃうしあたらしいヘリコプターが韓国にやってきてもそれを操縦するパイロットは決まってないし、ヘリコプターで運用する対潜機器も使える人をこれから教育するってことですから慌てることはないのです。なによりも有事の際にはなるべく南に逃げるというのが韓国軍のお約束だからですね。