大雪・強風に済州島孤立…二日連続して航空機運航中止
昼12時まで全面運行中止 済州7年ぶりの大雪に航空機も閉じ込められた
<最強の寒波>済州7年ぶりの大雪に済州空港でお泊りは3000人超
<最強の寒波>済州7年ぶりの大雪に済州空港でお泊りは3000人超
[トラベルミーナ]7年ぶりに発令された寒波注意報と大雪・強風特別警報として空・海の道がすべて塞がれて済州島が完全に孤立した。
済州国際空港の航空機の運航が二日目も全面中断され、2万人余りの観光客と道民たちの足が奪われた。
23日午後8時には済州(チェジュ)市内にも最大12センチの雪が積もった。 これは1984年1月13.9センチ以降、新積雪量では32年ぶりに最も多い。
気象庁は25日まで済州(チェジュ)山間部に10∼40センチ、山間部を除いた地域に2∼7センチがさらに降ると予報した。
済州空港では、大雪と乱気流現象によって23日午後5時50分から24日昼12時まで滑走路の運営と航空便の運航が全面中断された。
同日昼12時までに運航する計画だった国内線と国際線出発・到着便180本余りがすべて欠航している。
前日には出発・到着便373便が欠航・遅延運航した。 乗客2万人余りの足止めされ、現在1千人余りが済州国際空港で滞留していることと推定されている。
"病気の母親の世話を、濟州島に観光に来たのに、飛行便が切れたため、いくところがなく、済州(チェジュ)空港で野宿しています。"
"知っている人もいない他の地で身動きがとれず、一気に閉じ込められました。 航空会社で欠航案内さえきちんとしてくれませんでした。"
記録的な寒波が襲った23日、済州空港滑走路の運航が中断されるなど、約300便の航空便が欠航し、午後8時基準6千人(空港公社集計)の滞留客発生した。
これらの大半が宿泊業者をつかめなかったり、交通の便がない空港を脱することができず、旅客ターミナルで泊まらなければならない状況が発生し、大きな不便を訴えた。
ヤン某(49・女)さんは家族9人と共に同日午後9時濟州空港旅客ターミナルの2階にダンボール箱を展開して横になった。 実家の母親(75)は腰と足が不自由な障害者だ。
当初、エアの航空便で午後3時5分、金浦(キンポ)に行く予定だったが、寒波に滑走路は滑りやすく、航空機が出てこなかった。
ヤン氏は"母親が横になれる場所を用意するため、紙ボックスでもと探したが、手荷物センターで1万ウォンの売り物の箱を見つけた。 それで5万ウォン出して5枚を買った"、"野宿者ではなくホームレスとなった気分だ"と話した。
済州島での滞留客のために宿舎を用意してくれと言ったが、定着の航空会社は"天災地変だ,しかたがない"とし、明くる25日の航空便を予約してくれとして何の措置もなかった。
あちこちの宿舎を調べてみたが、すべての部屋がつまって予約を受けるところがなかった。
エア釜山に午後3時、金海(キムへ)空港に行こうとしたキム某(37)氏は、夫人(36)と娘2人(9・7)とともに"済州空港に閉じ込められた"、ため息をついた。
航空会社が宿舎を用意してくれておらず、空港公社と済州道が紹介してくれた宿舎もこれ以上部屋がないとした。
済州(チェジュ)空港を避けようとしても他の滞留客があまりにも多くて交通の便には乗れる席さえない。
キム氏は"済州に知り合いもいないが、漠然としている"、"幼い娘たちが大変じゃないかと心配される"と話した。
ペク某(22・女)氏は同日、済州空港で足をバタバタさせた。 昨日午前11時30分、金海(キムヘ)に行くエア釜山航空機に搭乗して、5時間も航空機の中で待った。
ペク氏は「乗務員が「雪がたくさん来て離陸ができない。待っててくれ」という言葉に途中抗議する乗客が多くなると、後は言い返すさえしなかった」と悔しさを放っ。 結局、航空機は離陸できずに、100人余りの乗客は降りるしかなかった。 ペク氏は友人2人と一緒に旅客ターミナルに戻ってきた。家に帰る航空券を予約しようと再び1時間以上の行を立ち待っていた。 彼は「宿泊施設を設けても済州空港の外に雪がたくさん来るうえ交通の便も不足していく方法がないのにどうしようもない」と、ターミナルの片隅で眠りを求めた。
(翻訳:みそっち)
済州国際空港は名前のように海外から直行便もやってくるけど空港の規模としてはほんの地方空港レベルですよね タクシーも宿泊施設も十分じゃないところに大雪でクルマが動かないとなれば空港そのものが巨大な”健康ランド”のようになってしまうのです。
寒々しい空港は置いといて、韓国の健康ランドの画像をどうぞ
▲歩く人と寝転がる人の対比、ソウルの路上で寝転ぶひとが少ない理由かも
健康ランドのロビーを想像してください、そこにみんな横になっているとしたら