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空き瓶不足現象 中国産輸入の推進

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空き瓶不足した一部の酒類メーカー、もう中国からの輸入まで

韓国内での瓶生産能力はわずか20%、空き瓶回収が止まれば酒生産も止まる
ロッテ酒類、生産量維持のため、輸入決定…ハイト真露も輸入考慮している


イメージ 1[おさけミーナ]空き瓶不足現象を経験している国内酒類製造会社各社が中国産焼酎瓶を輸入して使用する状況になった。


イメージ 6


空き瓶補助金の上方調整案が2017年まで猶予されたが、酒類製造会社各社は依然、空き瓶の不足に苦しんでいる。
通常の酒類製造会社は容器の製造を外部メーカーに任せる。 現在、大半の空き瓶メーカーが休まずに工場を稼動しているにもかかわらず、納品量を合わせることができないのが実情だ。


イメージ 330日、関連業界によると、焼酎'初めてのように'製造メーカーのロッテ酒類は、東遠テックパックを通じて酒類容器を調達している。
このメーカーは最近、空き瓶不足現象により、生産量を合わせにくくなると、中国にある焼酎瓶の製造業者から酒類容器を輸入した。
ロッテ酒類は最近の酒類の注文量に合わせ難いほどに空き瓶の調達に苦しんでいる。

イメージ 4'チャミスル'製造会社のハイト真露の場合にはサムグァングラスなど3ヵ所の会社から容器を購入しているが、最近の酒類の生産量に、容器を調達するのに困難を経験している。 ハイト真露も状況が長期化される場合に備えて、容器の輸入可能性を開いておいている。
ハイト真露の関係者は"現在、空き瓶の物量供給が円滑でないが、このような状況が続く場合、容器の輸入を考慮している"と話した。

酒類製造会社が容器を輸入するしかない背景には非常に不足した酒瓶生産能力が位置している。
国内中の瓶製造メーカーの生産ラインをすべて稼動しても、市場に流通されている物量の20%水準に過ぎないのが現状だ。
現在、国内酒類製造会社の空き瓶の回収率は80%(一説には55%水準とも)に過ぎないのに、これはドイツなどの国家で95%以上の回収率を記録したのに比べて遥かに及ばない数値だ。
容器が不足し、この10月には、釜山のある焼酎メーカーが酒類の生産工場の稼動を中止することも発生した。 大鮮酒造は10月20日から21日まで1日間、工場を止めた。

少量でも生産工場を引き続き稼動する業界の特性を勘案すれば異例的な現象だ。
これによって酒類製造会社は容器を輸入してでも生産物量を維持し始めた。
しかし、容器の輸入が代案になることはむずかしい実情だ。 容器を輸入する最も大きな理由は、空き瓶の回収が困難な状況で新しい容器を作る場合、生産原価が増加するため、中国から船で導入するのに時間や費用を考慮するとコスト削減効果は大きくない。
ロッテ酒類の関係者は"製造会社に注文する量が増えている状況で、生産量がついてこないため、やむを得ず輸入するしかないこと"とし、"物流費用などを考慮した時はそれほど効果的ではない"と話した。


(翻訳:みそっち)



韓国の物価はどうなっているでしょうか。トイレットペーパーがニホンの2倍位の価格であることはよく知られていますがタバコの値段はニホンとほぼ同じです。

イメージ 7コンビニのお菓子類はニホンよりも量が少なく割高になっています。その反面コメなどは古米古々米が普段から流通しているのでニホンよりもかなり割安だったりします。そんなコメと無償配布のキムチがあればとりあえず暮らして行けるという廃紙拾いのお年寄りが多いのがソウルの特徴です。

ところで焼酎などの酒類の値段はどうでしょうか、値段的にはニホンとあまり変わらないでしょう。ニホンでは家で飲むなら紙パックやペットボトルの焼酎がありますが、韓国人は家で飲むことがあまり無いらしく、360mlの緑色の瓶で買い、路上で飲むことになります

イメージ 5その空き瓶には保証金があって40ウォンとなっているんですが、これを集めて換金するのは廃紙拾いのお年寄りの特権となっているため、路上の目立つところに並べて放置しておくのが韓国ではスマートな方法です。 この空き瓶は資源ですからソウル市のゴミ収集車は空き瓶を集めることはしていません。 分別はお年寄りの特権です。
観光客がソウルっ子の真似をしてコンビニ前の路上で飲んでから、うっかりコンビニに空き瓶を持っていくと”廃紙拾いのお年寄り”を見るような目で見られたりします。
このように韓国では”散らかす人と拾い集める人”という身分制度がしっかりと残っています。

イメージ 8この空き瓶を酒造メーカーが回収するときには販売店に16ウォンを支給しています
つまり焼酎瓶の小売価格には保証金が加算されているけど、回収に協力しなければ保証金が丸々と販売店の収入になるということです。 空き瓶の回収をするとレジからお金が消えていく仕組みなのです 韓国人経営者にはそれが許せませんからなるべく遠くで飲んでくれるように保証金付きの緑色瓶がたくさん売れることを願うのです。

酒造メーカー(空き瓶回収委託業者)の回収車がコンビニから16ウォンで集めた空き瓶ですが、これをほかのコンビニに持っていくと40ウォンになります。
16ウォンでさっき買ったものがとなりのコンビニでは40ウォンで引き取ってくれるのです。※20本入りケースで800ウォン(邦貨でおよそ80円)

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空き瓶回収委託業者は空き瓶を回収しても酒造メーカーに持って行くよりもコンビニで換金したほうがはるかに儲けになるのです。

そうなると空き瓶は保証金制度のなかで無限にループすることでコンビニのレジからお金が無限にこぼれ落ちるることになるという社会システムに対応するためにコンビニアルバイトの時給が極端にひくくなっているという韓国型社会が出来上がるのです。


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それでも空き瓶の回収率を上げたいということで空き瓶の保証金が上がることになったのが今年初めのことでした。そのままだったら来年1月から40ウォンの保証金が100ウォンに上がるはずでした。 保証金が上がれば回収率も上がるでしょって考えたのです。ところがそれが逆効果になってしまったのでした。 40ウォン⇒100ウォンですから2.5倍になるのです。 空き瓶を集めて年を越せば大儲けという噂で市中に出回る空き瓶がそっくり姿を消したのでした。
そんな混乱で、保証金を上げるのは2017年からということになりました。
空き瓶不足で生産もできないような酒造メーカーまで出てきたところで、”中国産焼酎瓶”を中国から輸入しようということになったというわけです。

まるでフィルターのついていない掃除機で掃除をするような、あるいは底に穴の空いた植木鉢で水を汲むみたいなことをさらにやろうということなのです。これがまさに”韓国型社会”というものです。
※朝鮮時代、井戸の水を汲む桶が壊れて200年間放置してきた


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