殺人ダニ、患者治療の医療陣の集団感染…5人の入院治療
今度は野生のダニに刺された患者の治療中に医師など5人が次々と感染
[雨のミーナ]江原道原州で野生ダニ患者を治療していた医療陣が集団で感染した。人による野生ダニ感染は道内で初めてで、国内では二度目だ。
原州市保健所は先月10日、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)ウイルス感染で死亡したA(59・女)氏を治療した原州(カンウォンド・ウォンジュ)の大型病院の医師や看護士など5人がSFTSの陽性判定を受けたと26日明らかにした。
※野外活動が多く、4 月〜11 月、特に5 月〜8 月に集中発生することになる重症熱性血小板減少症は、一度感染されたら、治療薬がなく、予防することができるワクチンも存在していないので、感染していないことが最も重要です。
▲写真は国内に生息し、SFTSを起こす'フタトゲチマダニ'。左側から雌、オス、若虫、幼虫。 成虫で体長は約3mmだが、吸血すると約10mmになる
A氏は今年9月25日、原州(ウォンジュ)市 板富面 金垈里で栗を拾ってから嘔吐、下痢、腹痛、発熱などの症状を見せ、同病院に入院して治療を受けた。
A氏を治療する過程でA氏と接触した医療陣27人のうち一部医療陣が先月21日、微熱と下痢などの症状を見せて血液検査を受けた。
疾病管理本部と江原道・保健環境研究院が1・2次検査を行った結果、陰性判定が出たが、3次検査で医療陣5人がこの23日、陽性判定を受けた。
彼らは現在、健康に異常がないという。
保健当局はAを治療する過程で、血液など身体の分泌物を通じて2次感染になったこととみている。これに先立って、昨年9月3日、ソウルのS総合病院でもウイルスに感染された患者を見ていた大学病院の医師と看護士たちがこのウイルスに2次感染したことがある。
疾病管理本部の関係者は"感染侵入の痕跡はあるが、抗体が生成されて免疫体系が確立された状態"だとし、"追加感染の可能性はない"と話した。
(翻訳:みそっち)
韓国型感染症管理というものですね
▲致死率12~30%だそうです