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世界最大のグルメタウン'可楽モール'

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世界最大のグルメタウン'可楽モール'来月オープン

農水産物卸売市場に新築された18階建ての農水産食品公社ビルは空室ばかり
市場内小売業者は一様に反発、がらんどうのグルメタウンこんなので客が来るのか?


イメージ 1[ソウルミーナ]皆が寝ている未明2時に門を開く市場があります。 出勤時間より遥か前の未明5時から7時までが最も忙しいここはまさに国内最大の農水産物卸売市場である'可楽洞農水産物総合卸売市場'です。

30年前にドアを開いた可楽市場は最近になって施設老朽化や混雑した物流構造のために根本的な改善が必要だという要求が引き続き提起されてきました。 これに対し、ソウル市は2009年から可楽市場内の現代式総合食品市場を造成するため、工事を開始しました。 もうその1段階工事が完了し、来月末には世界最大規模の食材市場'可楽モール'がドアを開きます。 来月に披露する調子を集めどんな姿かごらんください。

■現代式総合食品市場'可楽モール'12月末オープン
-ソウル市農水産食品公社、可楽(カラク)市場の現代化事業1段階事業完了
-販売棟・テーマ棟・業務棟に分かれて…2,078台収容駐車場、貨物湧昇・隆基13台など設置-物流不便憂慮の解消ため、連結通路、電車専用のランプ、貨物用エレベーターを追加設置中-水産・畜産・食材直販商人店舗の割り当て終え、年末の入居予定、現在の準備工事

1985年に国内初の公営の農水産物卸売市場で門を開いた可楽市場内に世界最大規模のグルメタウン'可楽モール'が誕生します。
ソウル市は2011年6月から44ヵ月の日程で行われた可楽市場の現代化1段階の工事が完了し、来る12月末、総合的食品市場'可楽モール'を開場すると11日明らかにしました。
ソウル市農水産食品公社は可楽市場の先進卸売りシステムの導入及び物流効率化を通じて競争力強化を図るために、計3段階にわたる施設の現代化事業を過ぎた2009年から推進してきています

可楽モールはどんな空間ですか?
可楽モールは延べ面積21万958平方メートル規模(約6万4,000坪余り)と、従来の卸売市場に混在していた青果・水産・畜産・食材など1,106つの直販店舗をはじめ、多様な飲食店と、市民の文化空間が入る予定です。
主要施設として▲食品総合販売施設'販売棟'▲韓国の食文化体験施設'テーマ棟’▲事務施設および市民文化空間'業務棟'などがあります。

■可楽モール施設案内
棟名   位置                構成
販売棟  地下3階~地上3階 地下1階、地上1階 : 農水畜産物市場
     2階、3階 :   グルメタウン(総合食材館、食飲売場)
テーマ棟 地上1階~地上3階  テーマ、飲食店
              (水産物館、食文化館、環境館、畜産物館など)
業務棟  地下3階~地上18階  事務施設、コンベンションセンター
               図書館、保育施設など

※この業務棟に入居者が集まらずサッパリだというニュース ↓



農水産物は鮮度が重要なだけに快適な環境づくりが必須です。
建物の内部に設置された冷暖房協力システムは、適正温度維持を助けて、地下1階に4つの大型の装置を設置して自然採光と換気が十分に可能にしました。

また、地下駐車場に設置されたジェットファンは二酸化炭素濃度を感知して、一定レベルに達すれば、自動で換気するなど入店商人たちはもとより、可楽(カラク)モールを訪れる市民たちにも快適な環境を提供します。
■ジェットファン(jet fan)
トンネルまたは地下空間内部を喚起するため、天井に設置する軸流ブロワ
■ソンクン(sunken)
地下空間に自然光を誘導するため、大地を掘り出して造成したところ
併せて、売り場では高効率LED照明器具が設置されて明るい営業環境はもちろん、電気料金削減効果が期待され、水道料金は当初、統合の賦課方式から個別の賦課方式に変更されて月平均30トン使用の際、既存より50%程度の削減効果があることが予想されます。

従来の可楽市場は安全施設が不足している状況でした。 これに対し、ソウル市は可楽モールを建てる際の安全設備に特に気を付けました。
火災時の建物のどこからでも速やかに非難できるように歩行距離50m以内に利用可能な15の避難階段と避難路を設置しており、消火器(187個)、スプリンクラーヘッド(万1,068本)、屋内消火栓(51個)、感知機(1,521個)、非常照明灯(2,395個)など、有事の際必ず必要な安全施設を備えています。


貨物用エレベーターは計13台(販売棟9台、テーマ棟4台)、ムービングウォークは、計3台が設置されており、商人たちの営業の便宜を図るため、ムービング・ワーク兼用カートが現在開発中です。

また、販売棟地下1階と地上1階は全面防水施設になっており、地下2階には冷凍・冷蔵倉庫、加工処理場など6,286平方メートル規模(約1,900坪)の営業支援施設が入る予定です。
併せて、一部の直販商人たちの不満事項とされた物流不自由の憂慮を解消するため、現在▲可楽モール-卸売の圏域間連結通路▲電車専用のランプ▲貨物用エレベーター(2か所)を追加で設置中であり、荷物を載せて調子モール前後を行き来できる環境にやさしい電気、三輪車の導入も推進しています。

直販商人のうち、現在、水産・畜産、食材の場合、個別店舗の割り当てが全て完了されており、来月可楽モール移転のために現在、営業設備工事と店舗の環境公社などの仕上げ作業が進行中です。
一方、ソウル市農水産食品公社は、入居を反対している一部の青果部類の直販商人たちを説得するため、物流施設の拡充はもちろん、公聴会の開催を協議中であり、正確な情報提供のための専門家の説明会も持ち続けるつもりです。

この他、ソウル市は、直販市場の商人たちが新たな営業環境に適応できるように、マーケティングリーダー教育、製鉄農水産物販売促進プログラム、小商工人の経営コンサルティングなど、様々な支援プログラムを進める予定です。

カン・ミンギュ、ソウル市農水産食品公社賃貸事業本部長は"総3段階にわたって進行中の施設の現代化事業の事業として可楽モール開場を通じて、世界的な農水産卸売市場で跳躍するための契機が設けられた"、"農場で食卓まで24節気製鉄農産物の祭りが続く農・水・畜産総合食品市場で運営していく"と述べました。


(翻訳:みそっち)



んとね、そうるの台所と呼ぶには”ふざけんなよ”というような市場なんですが、場所は漢江の南岸ロッテワールドのちょっと先のほうになります。
韓国の小売業といえば1tトラック型移動式青果店というイメージがありますが文字通りそういう人たちが仕入れるための巨大市場となっています。

どういうところなのか以前にご紹介したことがあるのでもう一回ご覧下さい



薄暗い明け方、可楽洞(カラクトン)農水産物市場. 零下の天気の中にトラックがいっぱいです。


イメージ 1


▲素人相手の卸し市場では散乱するゴミを片付けるという現象を見ることが出来ません、したがってゴミは翌朝になってもこのままになっています、儒教の国だもん



イメージ 6


▲どこの中国かと思えば経済先進国の韓国なんですね、積めなくなるほど仕入れるというのも"韓国スタイル"と言っていいでしょう。 手前のリアカーはニホン統治時代の名残りです、車輪の発達しなかった韓半島に車輪付きの運搬車を持ち込んだのはニホンでした。(中国やヨーロッパでは押すのが普通、日本だけリアカーね)



トラック主人の相当数は働き口を失ってトラック行商などをするためにハンドルを握ったこれら。 肉屋を失敗したチョン・キュソン氏も商売にならないと店をたたんでトラックを購入して野菜商売に出ました、彼にとって1トン トラックはもう生計の手段であり財産目録1号になりました。


イメージ 4


▲どこの路上でも開店するのが"韓流スタイル"です、ところがこの手の路上販売店は用心しないと古いものとかを売り逃げするので消費者の苦情も絶えません、もちろん警察とのイタチごっこなのも"韓国型生計ストア"の姿です。


 
[インタビュー:ネト叫声/1トン トラック主人] “車が故障すれば市場も行けなくて物を住めないから、売り上げで50万ウォンは陥ると見なければならないですね。



“ 景気不況とベビーブーマーの相次いだ引退で自営業に立ち向かうこれらが増えながら生計型1トン トラックが人気です. がために今年中古車市場でそうそうたる乗用車を抜いて販売4位を記録しました. 5~6百万ウォンなら中古車を買うことができるが庶民にはそれさえも負担です。



イメージ 3


▲1tトラックの種類は現代ボンゴとKIAポーターしかない、しかも顔つきが違うだけで事実上同一のクルマだ。中古車市場は未曾有の活況を呈しているといわれる。


しかも、"韓国型創業者"のほとんどがトラックを買わなきゃという"韓国型統一感情"に縛られているのでそれこそ右から左に売れるのだ、仕入れの方も廃業する"トラック生計者"が非常に多いため需給に問題は無い。


 
◆ ◆ ◆


いえいえあのね、築地の市場があるでしょ、あそこがグルメ番組で紹介されると韓国人のほとんどが信じられないという思いをするのですよ。
美味そうなものがそこで売っているとか、珍しいものが並んでいるっていうばかりじゃありません。何もかもが韓国とちがっているんです。

ニホンでは売り手と買い手はどちらが偉いということはありませんが、韓国では 売ってやる 買わせていただく>>>みたいなものが厳然と存在します。
さらに輪をかけて理解されないのがセリで値段が上がってゆくことでしょう。
韓国では売れないものがあとまで売れ残ると安くなるという仕組みで値段が決まってゆきます。

そういうわけで、ニホンの築地あたりで新年の初物取引”ご祝儀相場”でマグロが1億円とかになると韓国人には理解できません。夕張メロンが500万円とかになることが全く理解できないそうです。
そんな活気のある市場というものが理解できないので、韓国では市場内で売る人(仲買人に相当する)がやらかす問題は根深いものがありますよ。仕入れる時に確かめた品を”売れ残り”と交換してトラックに積むなんてことが日常的に行われているのです。それでもそこで仕入れなければならない”1t型韓国人起業家”は現金決済でその日のものを仕入れるんですね。


さてニホンのテレビカメラが紹介するのは場外市場の飲食店ばかりですが、実際に仕入れに行くとなればあの仲買人の№のついた帽子をかぶってトロ箱ってことなんですが、そういう文化は韓国では根付きませんでした。
トラックの引き売りでは肉や魚介類の販売ができないので必然的に野菜果物だけを売り歩くのが”韓国型1t起業家”ということになります。

つまり野菜果物のほとんどは”1t起業家”が仕入れてゆくのです。そして”新装開店”した可楽モールでは今、大変な問題が生じています。 野菜果物の売り場を地下一階にしたことですね。

とにかく1tトラックばかりが行列になるような野菜果物市場が新しくなる市場の地下にしようとしたことで、野菜果物の業者さんが新しくなった卸売市場のテナントに入ることを拒否しているのです。 そりゃ野菜果物の業者さんだって普段の相手が1t起業家なわけですから、今までの一番広い場所を使っていた青果市場だったのに日の当たらない地下でやれっていわれて、さらに市場で商売するにもお金が余計にかかるっていうんじゃ反対するしかないですよね。




そうるの街には”肉屋”というものがほとんどありません、それでも旧来市場や可楽市場などには昔ながらの肉屋の小売りがあったりしますが、一般的に肉類を買うときには大型マートの生鮮食品売り場で買うことになります。その大型マートは独自の仕入れをしているのでソウルの市場は全く関係がありません。 

仲買人がいてそこから食材を仕入れるであろう飲食店というものもほとんどありません。単独型経営系の飲食店は韓国にはほとんど皆無ですし、フランチャイズ系飲食店では本部の指定する特定の食材卸売り業者がだけ独占的に食材を持ってくるので飲食店経営者による食材の目利きなんてことは金輪際ありません。

それでも市場として機能するためには全国から食材が毎日届き値段がつかないとならないのですが、韓国ではセリという習慣がありません。一般的にニホン人が想像する”セリ”だと値段が上がってゆきますが韓国では売り値は運んできた人が決めてそこから安くなるような取引が行われます。良い品は高い値段のうちに買われるし良くない品は売れ残って結局安くしか売れません。


そういえば”可楽モール”にはグルメタウンが併設されるのですが、入居する韓食レストランはありません。どこにでもあるようなフランチャイズのチキン屋とかとんかつ屋が入居したりキムチショップなんかは決定しているようです。


イメージ 2



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