K-11小銃、防衛産業業者に実刑
あたらしいK-11小銃の開発は暗雲
[国防ミーナ]韓国が世界で初めて開発し、陸軍の次世代兵器とされていたk11複合小銃をでたらめに作った防衛産業業者らに実刑が宣告されました。
裁判所は、国防安全に深刻な脅威になりかねない重大な犯罪だとこれらを批判しました。
国防部が国産の名品兵器と誇っていたk11複合小銃です。
レーザーで距離を測定して発射すれば、ターゲットの上空で爆発弾を破裂、塹壕に隠れたことまで制圧できる兵器で、我が国が世界で初めて開発しました。
陸軍は来る2018年まで4千5百億ウォンをかけて実戦化し、輸出までする計画だったが、一歩遅れて致命的な欠陥が明らかになりました。
2011年、アフガニスタンに派兵されたオシノ部隊などで射撃統制装置が射撃の途中衝撃に耐え切れず、分裂する現象が現われたのです。
防衛産業企業が検査装備を操作して射撃する際に生じる衝撃量を30%に縮小して試験検査を通過したようにだましたのが原因でした。
空中弾発射のために照準器の諸元設定ボタンを操作しているところ、画像をのぞきながら右手で操作するため銃を何かに委託しなきゃなりません、(そのための二脚?)
空中弾機能選択スイッチはCANONのデジカメなんかにありがちな十字スイッチ式で操作します。 (銃を構えたままでは操作できないのです)
これはもちろん目標を視野に入れながら”右手”で操作するため、銃を何かにもたれかけさせて操作することになっています。 実は二脚は軽量化のため廃止されました。
裁判所は、このように不良部品250台を納品して5億4千万ウォンを受け取った容疑で拘束起訴された防衛産業メーカー事業本部長51歳のイ某氏に対し、懲役4年を、課長37歳の朴某被告に対し、懲役2年に執行猶予4年を宣告しました。
裁判部は、実際の基準に合わない部品を使用した軍需品が普及されれば、軍人たちの生命と身体に相当する危険を引き起こすとし、国防安全に深刻な脅威になることができる非常に重大な犯罪だと明らかにしました。
軍当局が数千億ウォンをかけて開発して輸出まで推進したが、悩みの種へと転落したk11小銃は、統営艦、空軍電子戦訓練装備納品不正疑惑などとともに、代表的な防衛事業不正の事例となっています。
(翻訳:みそっち)
撃つと壊れちゃうのですよ、けが人もでてるし、さんざん今まで”名品兵器”ってホルホルしてきたけど結局使い物にならなくて全部おしゃかになるということが決定していました。
銃の方はダメ決定ですが”20mm空中炸裂弾”の方も全量廃棄ですね、金額的にはそっちのほうが大きかったみたい
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K-11複合小銃‥900挺だけ?、現在軍武器庫に放置中 それじゃぁ弾の方が高かったんだ アハハ
欠陥だらけのK-11、135億ウォン規模が倉庫でほこりだけ積もってる
空中爆発弾、どれほど要らないものが長らく?…米レンジャーも使用拒否
空中爆発弾、どれほど要らないものが長らく?…米レンジャーも使用拒否
[国防ミーナ]一時、ブランド品の小銃と呼ばれたK-11複合型小銃(K11 Dual-Barrel Air-Burst Weapon)が相次ぐ欠陥と不良で、生産物量のほとんどが軍武器庫でほこりだけかぶっていることが分かった。
軍はK-11複合小銃を2009年から2020年まで計4,283億ウォンの予算を投入して1万挺くらいを軍に普及する予定だった。 しかし、現在、試験運用に向けて生産された900挺の大半が軍武器庫に保管されて事実上無用の長物状態であることが確認された。
9日、軍のある関係者は"(現在、軍が保有した)K-11複合小銃は安定性が確保されるまで、武器庫に保管中であ~る"と明らかにした。 K-11複合小銃の1挺当たりの単価は1,537万ウォンで、これを900挺に換算すると約138億ウォン程度の予算が倉庫に縛られているわけだ。 ※150万円とかってかなり高いです。
◇K-11、オーストラリア軍に自慢しようとして、むしろ恥
K-11のような複合小銃は、米国、フランス、ドイツなどが試みたが、放棄した武器で、唯一韓国だけで、実戦配備している。(軍武器庫でほこりだけかぶっている)
これらの国が複合小銃の開発を放棄した最も大きな理由は、重量と高価な購入費用だった。
特に米国では、小銃榴弾発射機に比べて威力も、迅速性も落ち、戦術的価値がないと判断し、空中爆発弾だけを発射するXM 25 IAWS(空中爆発弾発射機)も昨年開発を完全にキャンセルした。 K-11複合小銃は去る1998年の概念の研究をスタートし、2008年体系開発を終えて、兵器体系小銃の胴体はS&Tモチーフ、射撃統制装置はイオシステム、空中爆発弾は、豊山(プンサン)と韓火(ハンファ)がそれぞれ分けて開発した。
しかし、初の量産が始まるやいなや、2011年、撃発センサー異常で爆発事故が起きた。 軍はこれを収拾(生産再開)するのに1年以上がかかった。
当時、問題はK-11複合小銃射撃センサー異常が主な原因だった。 爆発事故はその後も続き、昨年3月には薬室で専用弾が爆発して3人がけがをした。
特に当時、事故はオーストラリア軍参謀総長に実射演技を見せるために準備をする途中起きたもので、韓国軍の面子をつぶしたという批判が軍内外から出ている。
K-11複合小銃の誤作動と銃器以上はこれだけではない。 昨年9月には射撃統制装置の亀裂が発見された。 この問題はプラスチック射出工程過程で行われたことが確認された。 また別の問題で指摘されたねじ緩み現象は、射撃統制装置と銃を結合してる三角ホームネジの緩みが原因であると結論が出た。
K-11複合小銃の20mm空中爆発弾も問題になった。 空中爆発弾が高出力、電磁波に影響を受けることが明らかになり、、既存に生産された物量が全量廃棄される可能性まで提起されている。
◇廃棄される空中弾15万発のお値段は驚きの240億ウォン、
それより全軍に'新型防弾ヘルメット'普及してくれ。"
20mm空中爆発弾は計18万発を量産目標にしており、現在まで15万発が生産された。1発当たりの量産単価は155,000ウォンだ。 空中爆発弾の廃棄が決定されれば、240億ウォン に達する量産費用を虚空に消えることになる。
今まで取材した内容を整理すると、政府は複合小銃で兵器体系に4千億ウォンが超える予算を投入しておいて、事実上廃棄手順を踏んでいるものとみられる。
状況がこうだから、、K-11複合小銃の開発を引き続き推進するよりも、今まで普及率が半分にも満たない新型防弾ヘルメットの普及を拡大することがもっと重要だという指摘も出ている。 2万個の防弾ヘルメットを普及するのにかかる費用は約35億ウォン前後だ。
◇空中爆発弾、どれほど要らないものだから?…米レンジャーも拒否
当初、軍当局はK-11複合小銃を小銃弾と空中爆発弾を一緒に使うことのできる世界初の個人火器と宣伝しながら、名品兵器、という点を強調してきた。しかし、現実は違った。
我々より先に空中爆発弾の開発に乗り出した米軍は2013年20mm空中爆発弾よりも威力が強い25mm空中爆発弾とXM-25専用発射機をアフガン駐留の特殊部隊第75レンジャーに普及して実戦に使用するよう勧告した。
しかし、銃器爆発事故を経験したレンジャーは使用を拒否した。 名目上の理由は銃器が重くて実戦に使用する適切でないということだが、25mm空中爆発弾の威力が期待に及ばないという判断もレンジャーが使用を拒否した主な理由だった。 当時、レンジャーは25mm空中爆発弾がなくても、熟練された榴弾発射機射手があれば、壁や塹壕に隠れた敵を十分に制圧できると判断したという。
K-11が相次いで問題を起こしながら、防衛事業庁は持続的な設計の補完と追加安全対策を講じたが、現在K-11の戦力化は中断された状態だ。 K-11が名品兵器ではなく、不良兵器という傍証だ。 ※K-11小銃の空中弾は20mmで威力も少なめですよ
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大幅に性能改良、'現有K-11複合小銃'は廃棄処分
ADD"大幅に性能改良"…複合小銃廃棄可能性
射撃統制装置などの欠陥…防衛事業庁四ヵ月間隠ぺい疑惑
納品会社の幹部3人は衝撃実験操作の疑いで拘束
[国防ミーナ]国防科学研究所(ADD)が欠陥だらけのK-11複合小銃と関連して核心である射撃統制装置サイズを半分に減らすなど、大幅な性能改良をすると明らかにしたのはK-11の最も大きな問題の射撃時の衝撃問題と銃身亀裂問題などを改善するための避けられない措置だ。
チョン・ホンヨンADD所長が29日、記者懇談会で射撃統制装置サイズを半分に減らして、20ミリ空中爆発弾の威力(殺傷力)を強化し、人体工学的側面で全体の重さを10%減少させるなど運用性を強化すると改善方向を明らかにしたのは示唆するところが大きい。
これまで防衛事業庁は昨年9月にK-11小銃の射撃統制装置本体などの深刻な欠陥を発見したにもかかわらず、4ヶ月もこの事実を公開せず、隠したという疑惑が起こり、欠陥の事実を認め、全数調査を進めている。
ADDの大幅に性能改良検討も空中爆発弾の殺傷力が期待以下で、重さが重くて運用性が落ちて、衝撃の問題が深刻だということを認めたわけだ。 しかも、防衛事業不正合同捜査団は射撃統制装置納品業者A社がK-11複合小銃射撃統制装置の衝撃試験検査方法を操作(エネルギー量を3分の1に縮小して品質検査を通過した後、250挺を納品した事実を摘発し、幹部3人を拘束起訴したりもした。 防衛事業不正調査団はA社が納入した914挺のうち、残りの660挺あまりに対しても亀裂などの欠陥が発生しているとし、追加操作があるかどうか引き続き捜査を進めている。
捜査結果しだいでは、追加操作が事実であらわれる場合、A社が納入した914挺約100億ウォン分の射撃統制装置が廃棄処分されかねないという懸念が出ている。
これとともに防衛事業庁の射撃統制装置納品業者A社が納入した1回目の納入と関連し業者に遅延補償金20億ウォンあまりに免罪符を与えたことに対する責任問題が起こるものとみえる。
射撃統制装置2回目の納入遅延補償金金額だけでも数百億ウォン台に及んでいるという観測も出ている。 これと関連、防衛事業庁関係者は"現在の欠陥と関連して調査を進めており、近いうちに量産再開と関連して調査結果を発表する計画"と明らかにした。
(翻訳:みそっち)
まったく別物にするしかないから、これまでの費用とかは無駄になります
まず大きすぎる射撃統制装置を小型軽量化するのです、普通の光学レンズの照準装置に空中炸裂弾の諸元表示させると標的が見難くなるのは置いといてもレーザー距離測定機が同軸にマウントされていてさらに夜間暗視カメラも一体化させたのは技術的に見ても重くてかさばるだけの結果となったわけです。
20mm空中炸裂弾も信頼性が無いばかりか、威力が足りないという根本的な欠陥でおそらく1インチ(25.4mm)弾か30mm弾に換装されるだろうと見られます。
チタン製の複合銃身ですがこれは5.56mm小銃の銃身との結合が技術的に不十分だということなので通常の鋼材に変更されるわけです。こうなってくると、すでに作っちゃった分は使い道として廃棄することになるってことですね。でも名前だけ残しておけばいいのかな? K-11Bとかね
まぁ その なんだね