麗水市は亀船墜落被害者に軍手・懐中電灯を緊急送信
ケガ人と家族はソウルの名門病院に移動して長期戦の構え
[ソウルミーナ]全南麗水市李広場の亀甲船型展示物出入口の階段から墜落したケガ人の入院する病院に数年前作られた緊急救援物資が送られて韓国型行政という指摘を受けた。
麗水市が病院を訪問し、ケガ人に直接プレゼントした緊急救護品には軍手、懐中電灯、衣類が入っていた、これに被害者の関係者は「旅行中に怪我をした人が被災者でもなく、乞食扱いされる気持ちだった」と指摘した。
間もなく、これに2つの批判が殺到した。1つは入院先に軍手、懐中電灯、衣類などの緊急救護品が届けられたことで、怪我をした人に渡した救援物資が全く性格に合わないうえに、それも2013年に製作されたものだったという指摘だ。
もう1つは乞食扱いされたという部分で、被害者の関係者は「被災者を乞食と呼んだのは例え」とすぐさま訂正した。
事故発生直後119番が出動して負傷者を近くの病院に移したが、被害者たちはそれぞれがソウルポラメ病院、光州全南大学病院、順天郷大学病院、仁川国際聖母病院でそれぞれ転院して治療を受けている。
ソウルボラメ病院はソウル大学の運営する韓国屈指の名門病院で、現場から400㎞以上も離れたところにあるが、ケガ人家族の希望で搬送されたという。光州全南大学病院、順天郷大学病院、仁川国際聖母病院もそれぞれが有名な病院だ。
麗水市観光当局と公務員たちは、これらに付きそって病院を訪れ、1対1の対応に乗り出している。
麗水市は、事故翌日の9日午前ゴ・ジェヨウン副市長主催で「李広場亀甲墜落事故支援対策会議」を開き、意欲を見せた。
観光課、災害安全課、健康行政などの6つの関係部門20人余りが参加した事故対策と支援策を議論した。参加者何人かは、災害時の服装で参加しており、一時事故対策会議なのか、災害の状況会議のか意見が分かれるながら混乱を起こした。
市の関係者は「事故収束を早くに緊急対策会議を開催し、事故対策、支援策の議論、チーム長級全羅南道スタッフ1対1の病院の配置、緊急救援物資伝達などを決定した」とし「緊急救護品伝達は、状況と多少合わないようだ」と話した。
8日午後8時44分頃、麗水市中央洞李広場に展示された実物大亀甲船模型の出入口木製の階段の床が破損され、写真を撮影していた観光客5人が3m下に墜落して重軽傷を負った。
(ソウル/みそっち)
韓国ではケガの程度は自己申告制だし、被害者様ともなると、治療費を第三者が負担するわけですから一番高い病院までタクシーを仕立てて一家そろって移るのが常識です。もちろん有名病院では、そのへんの事情にあわせて、お客様用の病室はいくらでも用意してあります。
その際の家族の付き添い費用や休業補償はまとめて請求するのが普通なので、それこそ仕事を休んでも(仕事してないけどな)、学校を休んででも病院に日参するのが韓国型社会なんですね。 もう亀船墜落事故だけでたくさんの家族が食い扶持を掴んだような大騒ぎというわけですよ。
麗水市っていうのは韓国の南端ですから、ソウルポラメ病院、仁川国際聖母病院っていうのは相当に離れていますよね。それでもイイ病院に移ると強情に言い張って移動のタクシー代まで払わせるのでしょう。
光州全南大学病院、順天郷大学病院、といった病院もそれぞれが有名どころなんですよね。