中国の後援企業のミネラルウォーター40万本の供給
韓国の組織委員会の "不足分は国産使用" 要求はダメ?
[ソウルミーナ]来月12日から韓国光州で開かれる ”第12回世界水泳選手権大会” で、国際水泳連盟(FINA)は後援を受けた中国企業のミネラルウォーターを使用するよう要求し、光州市と組織委員会は困惑した状況に置かれた。
ニホンでは特売品の売れ残りか、引き取り手のない災害支援品でしか見かけることのない韓国産のミネラルウォーターだが、韓国産が世界最高品質だと思っている韓国人の大会関係者は多い。しかし、中国の聞いたことも無い企業が世界水泳選手権大会の公式パートナーであるため、国際水泳連盟の決定には韓国の水泳大会組織委も従うしかない。
2日、光州(クァンジュ)水泳大会組織委によると、FINAは、中国最大のミネラルウォーター会社ノンプとスポンサー契約を結び、今回の水泳大会にノンプで生産されたミネラルウォーター40万本(500㎖基準)を供給する計画だ。
現在、輸入の手続きを終え水質検査が行われているこの水は、主に選手らが飲むことになる。しかしFINAが提供するというミネラルウォーターの量も必要量に遠く及ばないというのが韓国側の主張だ。
光州(クァンジュ)市と組織委員会は需要調査の結果、選手だけでなく運営人材、ボランティアなどが "飲む水" がさらに必要であり、必要なミネラルウォーターが130万本だとし、残りの不足した90万本には国産を使いたいと要求している。
しかし、契約上で飲み水と飲み物の使用に権限のあるFINAは、大会で公式的に使う飲み水は、中国から持ち込んだものを使わなければならないという立場を固守しているという。
大会まで残り少ない状況で検疫、水質検査など複雑な手続きを再び経て水を持ち込まなければならない韓国水泳組織委は困惑した立場だ。
さらに、今回の大会を環境にやさしい大会として行うとしているのに対し、1回用品であるプラスチックボトルを使用しないと約束した状況で、中国製ミネラルウォーターがプラスチック瓶に入ってやってくるという点も、市と組織委員会を困惑させている。
実は光州市には自前の水道水ブランドがあるが、プラスチック容器の使用削減のため生産を減らすことを余儀なくされている。
これに組織委員会はプラスチック瓶に入れた光州水道水道水の "光の麗水"を供給しないことにし、代わりに水を供給できる車両を競技場、市役所前広場などで運営することにしたい方針だ。
選手と役員、ボランティア、市民サポーターズにはタンブラーを無償で提供し、1回用品使用を減らすようにする計画だった。
組織委関係者は "中国から水を持ち込む過程が複雑で時間が長くかかるため、大会が残り少ない状況で現実的に国産水を使うしかない" とし "FINAにこうした状況を知らせ国産を使用できるように努力する" と述べていた。
(ソウル/みそっち)
というわけですが、同じ問題がニホンでも起きるかもしれませんよ。 ってゆうかこの内容は、韓国でおなじみの ”創作記事” ですね。光州にも水道水ブランドがあって、中国のミネラルウォーターが大量にやってくるわけで、それが記事になっただけのことです。
水泳大会のメインスポンサーであっても選手に飲み水を強要することはありません。
せいぜい、プールサイドに取り放題で置いておくとか、選手宿舎の冷蔵庫に入れておけっていう程度ってことです。
ニコンは韓国では戦犯企業ですが、こういう時には話題になることはありません。