どうやって数えたのか ホームレス清浄都市ソウル の現実
ホームレス減少だって? ソウルに行ってみればわかるよ
[話題のミーナ]25日、韓国の聯合ニュースなどによると、ソウル市のホームレスは平均的に50代半ばで、40代前半に家を抜け出し、10年以上野宿中であることが分かった。
ソウル市はソウル市福祉財団、ソウル野宿施設協会と共同で実施した2018年ホームレス実態調査の結果を25日発表した。
調査によると、昨年、ソウル市のホームレス数は3千478人で、これは2013年に最初の調査当時集計した4千505人から22.8%減少した数値だ。
昨年ホームレスの路上ホームレスは731人、施設ホームレスは2千747人だった。男性2千741人、女性732人、路上ホームレスで寝袋や毛布に隠れていて性別の把握が困難な「性別不詳」は5人である。
市はその中450人をアンケート調査した結果、平均年齢54.6歳、平均野宿期間11.2年、野宿開始年齢42.3歳、職業保有割合が51.2%が出たと述べた。
野宿になった決定的なきっかけは、負債の増加による信用不良または破産24.1%、離婚など結婚関係の破壊12.8%、アルコール依存11.1%となった。
市は調査結果をもとに、2023年までに全ホームレスのうち30%が社会に復帰できるように支援する中期総合計画を策定した。
路上ホームレスは精神疾患などで施設入所を拒否したり、団体生活に適応するのは難しい場合が多く、考試院家賃サポート、サポート住宅入居など「住居優先サポート」を開くことにした。
野宿脱出に必須である雇用支援も強化する。労働力が非常に微弱でショッピングバッグ閉じるなどの仕事を与えるなど、個人の労働能力を計算し、合計1千200の公共の仕事を提供する方針だ。
※いわゆる袋貼りの内職のこと、韓国では受刑者ではなく野宿者にその仕事をあてがうという意味。
昨年の調査では、5月4日、7月6日、10月5日、12月7日の4回に渡って、午前0〜3時の路上499の地点や43施設で就寝したり、就寝の準備をするホームレスを把握するというふうに行われた。
(ソウル/みそっち)
ソウルはホームレス清浄都市ですから、カウントしなければゼロなんですよ。
それでもソウル駅では見かけなくなりました。みんな地下道に格納したんですね。
3千478人っていうのは ”路上499の地点や43の施設で就寝したり、就寝の準備をするホームレス” をカウントしただけですから、サウナや地下駐車場に寝泊まりしてるようなのは知ったこっちゃないのです。
地下鉄にずっと乗っているのだっています。無銭飲食で留置場にお泊りしたのもいるでしょう。夜通し歩いてるのだっています。その目的地は「次の無償給食提供所」ですね。
家財道具一式が見える、身なりからみると最近越してきたようだ。
さむい中ごくろうさまです、(どっちが?)
どれどれ どーなってるんだい?
ほほぉ これはいいかもしれない
はい OKです (네 OK입니다)
韓国の ”移動型ホームレス” は家財道具を持ち歩いているのですぐにわかります。着古した普段着を厚着して大きな紙バッグを抱えているのがそうです。彼らの日中の生活はソウルでも何ヵ所かで振る舞われている ”無償給食” をハシゴする生活を繰り返しています。
安住型の段ボールハウスや寝袋などがあると、無料給食に並んでいるうちにお仲間によって分配されてしまうので最近のホームレスは持ち物が少ないのが特徴です。
以前にソウル市が配布した寝袋テントはすぐに換金されて焼酎瓶になりました。
ホームレスの寝袋が売れるのかですって? ええ、明洞のミリタリーショップで軍用毛布と一緒に売ってますよ(20,000ウォンくらいからある)
給食に並ぶ時も家財道具一切を持ち歩くわけには行かない。だからといって自分の居場所のつもりで置いたままにしておくとすぐに盗まれてしまうのも悩みなのだ。
自分の寝袋は自分で管理するしかない、名前も知らない仲間のホームレスは彼が無償給食に立ち上がるのを待っているのかもしれない。
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"お勉強してきます" 家を出て公園徘徊…就職放棄者50万人時代
統計庁'2016の雇用動向'…青年失業率9.8%、過去最悪
-青年たち、就職難に'家族見るのも恥ずかしい'うつ病まで
求職断念者50万なのに、肝心の失業率統計では除外'盲点'
求職断念者50万なのに、肝心の失業率統計では除外'盲点'
[メディアミーナ]ソウル恩平区のコンビニでアルバイトをするパク(31)さんは週に5日、夜勤でアルバイトを選んで7年目だ。給与も少なく四大保険には自ら加入するしかないアルバイト身分だが、保険料は今まで一度も支払ったことがない。なぜならパクさんの身分は大学生だからだ。
兵役を終えて大学に戻ったときは就職先などいくらでもあるものだと考え、熱心な就職活動をしなかった。ほぼ全ての企業で採用されることがなく面接までこぎつけても必ず最後のチャンスで落とされた。そんな日が続くと学校にも行かなくなり家族と顔をあわせるのも苦痛になると選んだのがコンビニの夜間アルバイトだった。
パクさんは現在も大学に籍を置いているため就業者に含まれない。
ソウル城東区に住むソン(28)さんは最近、求職活動を最初からあきらめた。 ソウル有名大学を卒業して2年が過ぎたが、自分が希望する企業はおろか中堅企業まで全て落ちた。 その間TOEIC点数と各種資格証の有効期間はいずれも過ぎてしまった。 継続される就職失敗に最近、うつ病の相談まで受けなければならなかった。 ながいこと悩んだ末に結局、ソン氏はしばらく求職活動を放棄することにした。
しかし、ソン氏は自分の就職を諦めた事実をまだ両親に言えなかった。 ソン氏は"家の状況も苦しいのに、私の就職を望んでいる両親に話を切り出せずにいる"、"就職難も苦しいのに親不孝までするようでもっとつらい"と話した。 彼は毎朝、両親に"就職勉強会にいく" と言って家を出て、近くのネットカフェで短期アルバイトをしている。 アルバイトのない日は図書館や公園に向かう。 ソン氏は "身も心も疲れて今はTOEIC試験を再び見ることが自分さえない"と訴えた。
昨年15~29歳の青年失業率が9.8%を記録し、統計が作成された2000年以降最悪を記録した。 全体失業者は100万人を突破した。
11日、統計庁が発表した'2016年雇用動向'によると、青年失業率は9.8%で2015年(9.2%)に比べて0.6%ポイント上がった。 これは統計が作成された2000年以降16年ぶりに最高値だ。
失業者数も初めて100万人を超えた。 昨年の失業者は101万2000人に2015年97万6000人から3.6%(万6000人)が増えた。 失業者が100万人を超えたのは、統計がある2000年以降初めてだ。
ソン氏の場合のように求職活動自体を諦めた'求職断念者'は毎年増加傾向だ。 統計庁の'2016年12月の雇用動向'によると、全国の求職断念者は49万9000人に達した。 2000年(16万5000人)と比較すれば3倍以上増加した数値だ。 求職断念者は、就業意思と能力はあるが、就職ができず、4週間以上求職活動をしていない場合を意味する。
ソンさんも4週間以上求職活動をしなくて、求職断念者に含まれるが、失業率には含まれない。 求職断念者は非経済活動人口に分類されて失業統計から除外されるからだ。 統計庁の関係者は "今年の非経済活動人口は、これといった変動がなかったが、求職断念者は大きく増加した"、"従来は学生や主婦が多かった非経済活動人口に求職断念者割合が日々増加している傾向"と話した。
マート短期のアルバイトで生活費を稼いでいる大学院生のイ(27)氏は、相次ぐ就職失敗に家族まで遠ざけることになった。 来るお正月にもイ氏は、故郷に帰らずマート短期アルバイトをするつもりだ。 イ氏は "故郷に帰れば親戚ら目がひりひり痛み、実業界に進学し、先に就職した弟たちに比較されたくない"、"両親が見たいことよ。しかし、屠殺場連行される気分なんでどうしても行く気がしない"と話した。 イ氏も他の青年たちのように就業で苦しんでいるが、失業率統計から抜けている。 大学院に籍を置いており、非経済活動人口に入るからである。
ソウル所在の2年制大学を卒業してアルバイトを転々としているキム某(24)氏は、統計上就業人口に分類される。 労働時間が多いという理由からだ。 しかし、いざキム氏は最近、面接を受けた10社あまりの企業で、軒並み脱落の通知を受け取った。 もし地方にいる家族が就業の有無を聞くか怖い、携帯電話は、消して住んでいる。 キム氏は "困難な資格証まで取ったが、現実は生易しいものではなかった"、"このような状況にどのように故郷に渡されるのだろうか悩みである上、親は節には帰省できないとどのように嘘をしなければならないのか心配"とした。
青年たちの絶望にも就業市場はなかなか好転する兆しを見せていない。
韓国銀行が昨年12月に発表した'雇用状態への転換率の試算を通じた最近、労働市場の状況評価'によると、韓国銀行は"今後、企業構造調整本格化、労働市場の不一致の拡大などで求職率が下落すれば、失業率が追加で上昇する可能性もある"、"求職の急落など青年層の雇用状況が悪化している"と分析した。
(翻訳:みそっち)
そうですね、家庭内ホームレスっていうのもいるんですね。就職準備生が無償給食に並ぶことは恥ずかしいことじゃないんですから。