大韓航空乗務員"仁川~ニューヨーク"飛行を嫌う理由。
宿所にネズミが出没 操縦士新労組(KAPU)など公文書と声明書で問題提起
運航·客室乗務員の休憩·睡眠妨害にゃ安全運航に悪影響
[ソウルミーナ]大韓航空(003490)の乗務員が仁川(インチョン)~ニューヨーク路線の飛行後に泊まる宿所にネズミが出没するなど、不清潔な衛生状態で苦しんでいる。
労働組合の立場からも、ニューヨークの宿舎環境について深刻さを認識し、ホテル変更要求に乗り出すなど団体行動に突入したが会社側は数ヵ月間も沈黙を守っている。 大韓航空の乗務員たちは,最悪の宿所状態で経由中に法的に与えられなければならない休息と熟眠を妨害し結局,安全運航に悪影響を及ぼすと指摘した。
22日,匿名を求めた大韓航空の乗務員は仁川-ニューヨーク路線の運航後、宿泊先の衛生状態が悪く,職員の間で不満が殺到していることを明らかにした。
同乗務員が情報提供した動画を見ると、運航および客室乗務員が泊っているニューヨークのホテルにネズミが現れ廊下を荒らしている。 廊下には宿泊客が寝ており、宿舎の部屋の中にもネズミが出没すると、これを発見した大韓航空の乗務員は動画を直接撮影して労組に建議したりもした。
ここは建設されてから100年以上経った米ニューヨークにあるPホテルで大韓航空の運航及び客室乗務員たちが昨年8月31日から団体宿舎として使っている。
匿名を要求した大韓航空の乗務員は "最近,飛行を終えた後,宿舎に泊まっているのにネズミが現れてまともに眠れなかった" とし "恐怖感まで造成され一部乗務員たちは結局私費を出費して他のホテルに泊まった" と説明した。
問題はホテルに抗議して防疫処理をしても,薬品の匂いに眠れない乗務員が多いということだ。 また別の乗務員は"労組でも会社に数回抗議したが,答えがなくてもどかしい"とし"会社は利益を出すことに汲々とし職員の福祉は知らん顔だ"と吐露した。
こうした非衛生的な休息環境のため,最近大韓航空の乗務員の間では仁川~ニューヨーク路線の飛行を最も嫌っているという。 特に,運航および客室乗務員の休息と熟睡不足で十分な休息時間を持たず安全飛行に無理を来たす恐れがあるという指摘も相次いでいる。
これを受け,大韓航空の操縦士,新労働組合(KAPU)は14日,趙源泰(チョ·ウォンテ)大韓航空社長宛に、ニューヨークホテルの交替やホテル選定手続きの改善を要請する公文書を送った。
操縦士の新しい労組が指摘した問題点は,△ネズミが常時出没し,乗務員の休息に悪影響および恐怖心を誘発する△ホテルの老朽化によってカビ,ゴキブリなど衛生に深刻な問題発生△老熟者の侵入など,保安体系がずさんで,今後の女性乗務員に対する危害要素の潜在などだ。
また,大韓航空の労働組合,大韓航空の操縦士労組など,他の労組もニューヨークホテルの交替の件で,会社側に公文書を発送して声明書を出した。
大韓航空労働組合は声明書で "ニューヨーク乗務員滞在ホテルの改善を要請したが改善されず,ホテルの客室内で設置類を目撃したという情報提供が絶えず寄せられた"とし"とうとう設置類が出没した動画まで受け付けられる状況に至った"と指摘した。 続いて"同種の問題が改善されず持続的に発生することに対して強い遺憾の意を表する"とし"衛生的な乗務員の滞在環境の保障を受けるため,会社側にホテル変更を強く要求する" と強調した。
(ソウル/みそっち)
ということのようです。