お年寄りを大事にしたことのない韓国
高齢者は邪魔でしょ。高麗葬の歴史を受け継ぐ韓国が高齢化社会になったら
あんたの親は高齢者を大事にしたのかい?
警察の推算によると、宗廟公園、パゴダ公園、鍾路3街駅の地下など鍾路一帯で売春をする「バッカスおばさん」の数はざっと400人である。バッカス公園の大きさも紹介しておく、面積19599m² 一人あたりの面積は48m² 、公園内に平均して分布していると推計すると7mごとにひとりずついるという世界最大の街娼密度だといっても間違いではない。
※400人とはちょっとした大規模校の新入生が整列したくらいの数である。
彼女たちは近所の自宅や遠くは高齢者無料の地下鉄を乗り継いでタプコル公園へと足を運ぶ、もちろん家族はない、では彼女たちはどんなところが住まいなのだろうか。
パゴダ公園と宗廟広場公園の間にある、ソウル鍾路区ドンウイドン103一帯、ここがまさに「鍾路安宿」だ。
6.25の際は難民居住地だったし、戦争後には1000人以上の若い女性が「仕事」していた大規模な売春街だった。そして今住んでいるのは身寄りのないお年寄りばかりだ。
韓国経済が高度成長をした1990年代にもここに住んでいたしそれ以前から住んでいるという人も多い。
高度成長期には ”郷里の息子に仕送りをしている” として有名だったイムおばあさんがいた。10年が過ぎ、さらに10年が過ぎた頃、彼女はひとり寂しく息をひきとった。生前、話していた ”出来の良い息子” は葬儀には結局現れなかった、区役所の民生委員が確認をしたところ家族はひとりも連絡が取れなかったという。
首都圏の住民は概ね我が国の高齢者産業の発展に貢献して、年輪と知恵がたまった人と認められている一方で、社会的にそれにふさわしい敬意を受け取っていない認識していることが分かった。
老人が尊敬される方だという答えよりも7倍ほどたくさん調査された。また、高齢者の福祉レベルについてはほとんど不満足だ答え、老人問題を解決するためには、年金や健康保険制度の改善、引退定年の延長と老後設計プログラムのための教育が必要だと挙げた。
首都圏在住成人1000人に、高齢者のイメージについて尋ねたところ、「年輪と知恵がたまった人」(43.2%)、 「産業の発展に貢献した人」(73.2%)、「社会構成員としての必要のない人」(64.5%)などのように、高齢者の社会的価値を認めないという意見が主をなした。また、「高齢者は社会の関心が必要な対象」(83 %)であるという点は、意見を同じくしたが、「高齢者は、我が強く、利己的な人々 」、「家庭で疎外された人」と認識している若い世代の割合が比較的高かった。
20代の回答者の31.5%、30代33.5%が「高齢者が我が強くて利己的な人」と答え、50代(29.1%)、60代以上(27.9%)に比べて非常に集計され、「高齢者が家庭で疎外された人々 」と答えた30代の回答者が33.5%に達し、60代以上の回答者(25.6%)よりも比重が高かった。「高齢者がどれだけ尊敬されると思うか」を尋ねた質問では、「尊敬されない」という回答が44.9%で「尊敬受ける方だ」との回答(6.4%)よりも7倍ほど多かった。この質問は、50代、60代以上の回答者のそれぞれ46.5%が「尊敬されない」と答えた。特に、「まったく尊敬されない」との回答をした20〜30代は8.5%に過ぎなかったが、60代以上は、この応答が18.6%と10.1%ポイント高く出て、高齢者の自尊感情が大きく低下することが分かった。
こうした高齢者たちは現在の”高齢者を大切にする韓国”というイメージから遠く離れた位置にいることがわかる。
ならば彼らがその親の世代をどれだけ大切にしてきたのだろうか。
今タプコル公園に集まる老人たちがまだ若く仕事もしていた頃のソウルはどうだったのだろうか。
1968年には冷害でコメの収穫量が3割減となった、政府は高騰するヤミ米を取締り市内からはコメが消えたし、輸入する小麦の代金として国中の金が唸りを上げて海外に出ていった頃だ。親孝行などといった夢物語は当時の口癖だったが親孝行をしたという家庭はほんのひと握りだっただろう。
高齢者が経験する最大の問題は何なのかの質問には「生活費の問題」が26.5%と最も多く占めている、「孤独の問題」(23.5%)、「家族間の不和·扶養の問題」(22.6%)、「健康問題」(13.6%)、「再就職問題」(10.4%)などの順となった。60代以上は比較的、生活費(30.2%)と健康問題(18.6%)など、他の年齢層よりも多く指摘しており、20代は孤独の問題を最大の問題として挙げた回答者が30.0%で最も多かった。
また、これと関連し、性別に応じて重量を置く高齢者の問題の種類が異なっていた。男性は「生活費>孤独>家族問題」の順に経済的な問題を真剣に見るのに対し、女性は「家族>生活費>孤独の問題」の順に感情的な問題を重要に思っていた。60代以上の男性(41.7%)の場合、「生活費の問題」が最も深刻な高齢者の問題として挙げたが、50代の女性(27.6%)は「家族の問題」を、60代の女性(31.6%)は「孤独の問題」を最も大きな問題だと認識した。
また、これと関連し、性別に応じて重量を置く高齢者の問題の種類が異なっていた。男性は「生活費>孤独>家族問題」の順に経済的な問題を真剣に見るのに対し、女性は「家族>生活費>孤独の問題」の順に感情的な問題を重要に思っていた。60代以上の男性(41.7%)の場合、「生活費の問題」が最も深刻な高齢者の問題として挙げたが、50代の女性(27.6%)は「家族の問題」を、60代の女性(31.6%)は「孤独の問題」を最も大きな問題だと認識した。
特に60代以上の回答者のうち、保険制度の改善が重要であると答えた人が23.3%で最も多く、医療費のために金銭的な負担や不安を感じる高齢者が多いことがわかった。一方、現在65歳以上の高齢者の基準にしているが、回答者の62.6 %は、70歳を越えてこそ高齢者と呼ぶことに適していると考えており、回答者の年齢が高くなるほど、この傾向が高かった。50代の回答者の67%、60代以上の回答者の79.1%が70歳以上の高齢者に見るべきだと答えたが、これは20代(49.5%)に比べて大幅に高い数値だ。高齢者の基準についても、若年層と青·壮年層の間に世代間のギャップを示したものである。特に、20代では、高齢者の基準を65歳未満で、見る人が18.5%に達し、60代以上(4.7%)とは、明確な立場の違いを見せた。
(翻訳:みそっち)
”朝鮮伝統の親孝行や先祖の祭祀” なんてウソだからね
韓国の伝統だと話されがちな ”朝鮮伝統の親孝行や先祖の祭祀” というのは朴正煕のころに国民に強制されたものです。そのようすを直接見てきた現在の韓国のお年寄りなどが祭祀や礼儀といったものにうるさいですよね。
そういった文化が昔に戻りつつあるということなのです。 ええ、むかしって言ったってほんの100年ちょっと前ですよ。
まるで朝鮮人が500年間も祭祀ばかりをしてきた式の説明を見ることがありますが、実際には、”死んだら山に捨てに行く”、”家の中には先祖の痕跡は残さない” という伝統があっただけです。
初代大統領の李承晩(1975~1965)は、大統領でありながら、一族や先祖の墓のある現キタ朝鮮の黄海道には一度も帰っていません。彼には当然のように祭祀すべき没落両班としての家系があったはずですが、彼の治世の当時では先祖の祭祀なんてことを強制されるわけもなかったので、それまでの朝鮮人同様に、”ご先祖様” を大事にしたことのない朝鮮人ってことなのです。
埋葬とか祭祀を強制したのは朴正煕のころでした。 たとえばニホンであれば青山とか谷中とかの墓地がそこら中にありますが、ソウルにはひとつもありません。 いえいえ無いわけじゃなくて国立ソウル顕忠院ってのがありましたね。国営墓地ですよ。
これもね李承晩のころに朝鮮戦争の戦死者を埋めるために造成されたものなんですが、その当時は今みたいに芝生に墓標なんてものじゃなくて、いわゆる朝鮮式の ”まとめて埋めちゃう” 式でした。(まとめて埋めちゃった場所には現在、変な像が建っている) それを朴正煕のころになってアメリカのアーリントン国立墓地あたりを真似た、芝生に墓標式に変えたのです。
▲他人の墓の手入れを強要する韓国社会
もちろん先祖の祭祀を脈々と受け継いできた階層もありました。裕福な常民~王族でしょうね、人口比では最大でも10%以下ですよ。ところが現在の韓国人はそういう先祖を持つとしてウソをついていますから、ほんの付け焼刃式なわけです。
いえいえそーいうハナシじゃなくて。今現在、韓国社会から見放されているお年寄りのハナシなんですよ。韓国式先祖崇拝がホントならソウルにあふれているバッカスおばさんなどがどっかの先祖の祭祀を脈々とやってるハズですよね。ところがそーいったことは現実には全く無いでしょ。 そいうことです。
”お年寄りを大事にしろ” と言った朴正煕の頃のお年寄りを見てきたいまのお年寄りが騒いでいるわけで、そんな文化が微塵もなかった韓国文化が元に戻っただけなんですよ。そいうことです。