駐ベトナム韓国大使館はマッコリが嫌い
韓国料理をPRする大使館主催の趣旨の飲食文化祭の来賓にマッコリはダメ
ハノイの駐ベトナム韓国大使館では来賓にワイン提供
[ソウルミーナ]今月2日までの3日間、ベトナム·ハノイで開かれた "第10回韓·ベ飲食文化祝祭"VIPレセプションに出席したマッコリ業界の出席者らは困惑した経験をした。 韓国の伝統酒であるマッコリ(どぶろく酒)とマッコリに似合う料理があるはずの行事会場で、行事を共同主管した駐ベトナム大韓民国大使館側から突然ワインとワイングラスの提供を受けたのだ。
当初はイベントのオーナーとしてマッコリだけが提供される予定だったため協会側から抗議したが無駄だった。 もちろん外国の来賓にもワインが主に提供され主客が転倒した。
21日、マッコリ業界によれば、韓ベ飲食文化祝祭の後援をした韓国マッコリ協会は今回のVIPレセプションにあったワイン提供の件に対して正式に抗議公文を送った。
韓国料理をPRする趣旨の飲食文化祭の行事に、ほかの国の大使など海外の貴賓の前で行事のオーナーとして準備したがマッコリではなくワインが提供されたことに対し遺憾の意を表明したのだ。
一方、在ベトナム韓国大使館ではまだ正式に返事をしてはいないという。 その代わり非公式に遺憾を表明し,"行事がうまく終わったので,これ以上問題視しないことを望む" という考えを協会に伝えた。
韓国料理文化祭は駐ベトナム韓国大使館が主催しハノイ韓人会が主管する行事で、今年10回を迎える。 韓国マッコリ協会は今年初めて行事後援機関として参加した。
ワイン提供の件はハプニング性事件と見ることもできるが韓国文化を知らせて広報する役割も果たさなければならない在外公館でのマッコリなど伝統酒に対する認識が分かる断面だ。
▲こんな広報写真まで用意したのに(アルマイトの茶わんも)
明らかに足りないアルマイト茶わんは「回し飲み」が伝統だから
マッコリ協会の関係者は "会場で短く抗議したが大使館では海外貴賓のうちワインを好む人が多いと強行した" とし "大使館側ではマッコリよりはワインが格式があると思いがっかりした" と話した。 続いて"マッコリ協会は公式スポンサーの状況でもマッコリが排斥されるが一般的な大使館の外交行事ではどうか"と憤慨した。
政府が伝統酒産業発展基本計画など伝統酒の活性化政策を推進しているが外交現場ではこんな伝統酒が冷遇されている。
農林畜産食品部は4月、韓国酒産業振興院の設立、海外酒類市場進出促進などを主な内容とする "1822伝統酒産業発展政策方向"を発表した。 この内容の中には、韓国酒に対する対外認知度の拡散を核心課題の一つに含めた。 このため大使館、韓国文化院など在外公館での行事に伝統酒を知らせるプログラムを支援する内容もある。
マッコリ業界関係者は "日本は大使館の海外貴賓招請行事には乾杯酒を必ずサケにする条項がある" とし "韓国も言葉だけで伝統酒支援,活性化を叫ばず,このように現実的かつ直接的に役立つ案を悩まなければならない" と述べた。
◇ ◇ ◇
第10回韓ベ飲食文化祝祭は、駐ベトナム韓国大使館、aT、ベトナム韓国人会、KOPIA、観光公社などが主催、主管する民官合同行事で昨年25万人が参加するほど認知度が高いベトナムで最も大きい食べ物文化祭りだ。
一方、大使館の関係者は「10万〜12万人が会場を訪れ、祭りを楽しむことが予想される」とし「両国の文化や食べ物をバランスよく接すること、両国が一緒に生きていく仲間の画像と雰囲気を感じることができるだろう」と明らかにした。
※主催者が水増し発表をするのではなく受益者が水増し発表の元凶なのです
マッコリ協会は去る3年間対ベトナム マッコリ輸出が毎年30%以上増加しているが主に僑胞(海外在住韓国人)中心に消費されていて今回の行事を通じて現地人を対象に積極的な広報、マーケティング活動を展開する計画だ。
特に、マッコリの世界化と効果的な広報のために各国大使館貴賓および招請人々を対象に韓国の有名醸造場のマッコリをリリースして助言を聞く行事も用意される。
ペ・ヘジョン協会長は "ベトナムは酒類消費量が多くて米を原料にした飲み物の選好度が高くてマッコリ輸出額は2015年40万ドルから昨年には60万ドルを越えた" として"韓国マッコリに対する潜在需要も多いことと期待されて輸出物量が持続的に増加すると展望される"と明らかにした。(60万ドルって6千万円でしょ?)
(ソウル/みそっち)
っとまあ、韓国がマネして始めたフードフェスティバルなんですが、恒例のキムチの強要が人気ですよね。ベトナムではキムチは食べませんけどね。ベトナムは外食の国ですから、暖かい気候もあって、キムチの保存がむつかしいようです。冷蔵庫が十分に普及していますから保管はイイんですが、韓国製品の容器は密閉性が良くないので
敬遠されるのです。(ロッテマートがあるので売ってるけど)
ほかに何があるのかというと
しなびた海苔巻きはもちろんハサミで切って提供される
焼き鳥などの串ものはすべてコチュジャン味
◇ ◇ ◇
普通の国には国を代表するお酒があるよ。(イスラム国にもある)
マオタイ酒は茅台酒って書くよ
ということなんですが、中国では白酒(パイチュウ)っていうのがありますよね。おみやげでいただくととてもよろこばしいものです。(大きいのはとても高いらしい)
◀スクリューキャップを笑っちゃダメ
※キンチョールよりかなり大きい
これは蒸留したものを長期熟成したものですから、度数は高く香りも良いということで、中国を訪問する国賓の中でもよいものが出てくるかどうかで序列を判断することが出来るとさえ言われています。
その一方で紹興酒のようなものは中国の南部のほうで飲まれる地方の名産ということもあって、貰ってもそれほどうれしいようなことはありません。
※台湾で飲んだのは美味しかった気がする
▲中国を代表するお酒はマオタイ酒っていうの
ニホンはどうなっている
日本を含む各国の在外公館は、独立記念日などナショナルデー(国家の日)を祝うパーティーを開くのが通例。日本は天皇誕生日をナショナルデーとしている。
同祝賀会で用いる日本酒は主に、ロンドンで毎年行われる世界最大級のワイン品評会、インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)の日本酒部門で入賞した地酒の中から各公館が決める。
在外公館での各種パーティーはこれまでワインなどが主流だったが、日本酒は「日本の国酒」であり、日本食材のPRにもなる。
ということなんですが、黒霧島やいいちこがどれほどムキになっても宮中晩さん会や迎賓館で出てくることが無いですよね。そいうものです。
いえいえ違うんです。第10回韓ベ飲食文化祝祭は韓国食材の消費拡大のためにベトナムで開いたフードフェスティバルなのです。お相手は普通のベトナムの皆さんですよ。 もちろんマッコリも振舞われましたが、来賓の各国のVIPにはワインだったということです。 アハハ
韓国には何があるニカ
そいじゃぁ韓国には何があるの? というと、朴正煕のころに訪韓した某政治家の回顧録によれば「招待所ではアサヒビールだったよ、あとは洋酒、どれも日本語のラベルが貼ってあったから日本で買って運んだんだね」ということでした。
朴正煕でさえマッコリを出すようなことはしなかったのです。
そういえば”大統領の食卓” っていう展示があったんだって
洋式かぶれの李承晩はワインを毎晩出させたが飲み干すことはしなかった
コメじゃない原料のマッコリを国民に強要した朴正煕は
ホントは下戸。暗殺された時も飲んでなかったっていうし
ノムタンはやかんでマッコリというイメージで今も大人気