平壌に行ってきた大統領機、対北朝鮮制裁対象に
美の「180日入国禁止」条項のせい... 先月にはLA経由できずにチェコで給油
関係者 ”対北朝鮮制裁とは無関係”
［朝からミーナ］ムン・ジェイン大統領の専用チャーター機が「北朝鮮を訪問した飛行機は180日（6ヶ月）の間に、米国を訪問することができない」という、米国の対北朝鮮（對北）制裁の適用を受けたことが12日分かった。
これにより、南北首脳会談直後の9月24日にムン大統領が国連総会への出席と韓米首脳会談のために専用機でニューヨークを訪問したときに「制裁の例外」と認められる手続を進行したことが確認された。
▲9月18日、北朝鮮順安空港で喜びの抱擁をするふたり
外交消息筋は「米国と協議して、特別許可を受けて、米国を訪問することができた」とし「しかし、このような制裁免除の手続きは、1回ではなく、今後も米国を訪問するたびにする必要がある」と述べた。
ドナルド・トランプ米国大統領は、北朝鮮に行ってきたすべての飛行機は180日以内に、米国の地に入ることができないという内容の対北朝鮮独自制裁（行政命令13810号）に、昨年9月に署名した。
この行政命令には、特別な許可を受ければ制裁を免除する例外規定がある。ムン大統領の専用機が南北首脳会談のために、9月18〜20日、平壌に行ってきた後、ニューヨークを訪問できたのは、このような例外規定と韓米間の協議のために可能だったわけだ。
米国政府関係者は、このような事実を確認しながら、「北朝鮮を訪問した以上韓国大統領専用機も制裁対象に含まれる」とした。韓国政府も、大統領府国家安全保障会議（NSC）、儀典室、外交部、北朝鮮の核ラインすべて「制裁の例外を認められる手続きが必要である」
しかし、米国が一度制裁免除をしてくれても180日の制裁期間中、米国を再訪問するたびに例外手順に従ってくれと要求し、大統領府の内部では、「米国が韓国にこれほどまでにしなければならんのか」という不満が提起されたものと伝えられた。
最近G20首脳会議に出席するため、アルゼンチンを訪問する中継地として、大統領府がチェコ経由を急いで決めたのも、大統領専用機の制裁適用の問題と関連があることが分かった。
大統領府は当初、アルゼンチンを訪問する前に、中継地として、米国ロサンゼルス（LA）に立ち寄って同胞懇談会をする案を推進した、しかし例外手続きを怠り米国経由を断念したわけだ。
一歩遅れて大統領が不在中のチェコを訪問することを決めて議論があったことがある。
しかし大統領府の関係者は、「中継地がLAからチェコに変更されたのは、米国の対北朝鮮制裁とは無関係である」とし「大統領専用機が制裁の適用を受けているということは、とんでもない話」とした。
（ソウル/みそっち）
やっぱり制裁中だったんですね。んで、大統領府の関係者っていうのは時系列の認識が欠如していますから、G20参加で例外手続きを受けた後、アルゼンチンからLA経由で帰国することが出来なかったことについては「国賓待遇を受けられなかったチェコの対応は不満だ」くらいのことを言い出すわけです。
まぁ韓国人のハナシに出てくる ”関係者” っていうのは実在しないことも多いので、大統領府の関係者のアタマの中では完結していることなんでしょうね。
鬼ころ 届くかな