潭陽(タミャン)道路工事現場で発見された謎の白骨死体の正体
どこにでも埋めていた文化だけじゃなかった んでいつのハナシだって?
道の下に埋めれば良いところに行くという地域風習
[ソウルミーナ]17日午後4時33分ころ潭陽郡(タミャングン)、潭陽邑(タミャンウプ)先端文化複合団地工事現場で白骨状態の死体が発見された。
死体は古い非舗装道路を掘削した途中で現場関係者によって発見されたし、一緒にあった身分証などから13年前に死亡申告されたAさん(58)であると確認された。
調査の結果Aさんは1983年1月死亡の届けになっていた。
警察は "かなり以前死亡して友達が葬儀を行って埋葬したと見られる" として"道の下に埋めれば良いところに行くという地域風習に従ったと見られる" と明らかにした。
警察はAさんの親せきらの陳述などに基づいて正確な経緯を調査している。
(ソウル/みそっち)
"道の下に埋めれば良いところに行くという地域風習” これスゴイですね。
これはググってもネタ元は見つかりませんでしたが、朝鮮総監府が出した文書に「みだりに埋めちゃいかん」というのが複数回登場します。それほど根強かった野山+道葬ってことなのです。
ところで良いところっていうのは地獄以外のところなんですかね?(朝鮮以外に生まれ変わる願望らしい)
いちおう朝鮮時代にも埋めてくるにはルールがあったようですが、1983年ですからね。潭陽郡っていうのは全南の内陸部で現在では水田が広がっていますが、灌漑の無かった朝鮮時代は一面の荒れ地でした。そんなところにも住民はいたようで、潭陽郡の石高ですが1400石となっています。まぁ現在の1/10以下ですね。
当時は埋めるにも公共の井戸から離れたところであるとか、水没しないところが選ばれます。古代の道は水没しないところを通っていたわけですから道に穴を掘って埋めるというのはとても知能的ですね。