犯罪大国 仮釈放の割合25→50%へ拡大推進
仮釈放者が家に留まるように監視 法務部、収容施設の過密化解消案
IT装備で'在宅'監督 '一体型電子足輪'導入。電子足輪装着者の管理にIoT技術適用
［プリズンミーナ］政府が収容施設（刑務所）の過密化問題の解消に向けて収容者の仮釈放の時期を繰り上げる案を推進する。
仮釈放者が増え、市民たちが不安にならないように仮釈放の初期には自宅をむやみに脱することができないようにする案を検討する方針だ。
法務部は6日、東大門(トンデムン)区ソウル保護観察所で電子監督制度施行10周年記念行事を開き、このような内容を骨子とする制度の改善方向を推進すると明らかにした。
仮釈放出所者を増やして、収容施設運営の予算負担を減らすものの、事物インターネット(IoT)など4次産業革命技術をベースに管理・監督をもっと徹底的にするというのが制度の改善方向の核心だ。
具体的な推進策を見ると、仮釈放対象者の刑執行率を下げて仮釈放出所時期を繰り上げるものの、仮釈放期間には刑余者が原則的に住居地を離れないようにする'在宅監督'を導入する方式が検討されている。
現在一年間の全体釈放者のうち25%水準である仮釈放の割合を50%水準に引き上げて、平均刑執行率を現行85%水準で75%以下へ引き下げると、矯正施設の過密収容の解消に役立つというのが法務部の説明だ。
昨年一年間の全体釈放者の26.2%(8千271人)が仮釈放刑余者だったが、この比率を50%に引き上げれば、7千525人が追加で仮釈放されことになる。
仮釈放者の再犯防止対策として検討される在宅監督では、応急手当て、職業訓練などの例外状況を除いては原則的に自宅から脱することはできなくする代替刑罰制度だ。 無線周波数(RF)電子装備を使用して対象者が家に留まっているのかを把握する。
在宅監督は、再犯の恐れが大きな強力犯罪前科者の位置をリアルタイムで把握する'電子足輪'よりは緩和されたレベルの監督制度で、仮釈放者管理手段として30カ国余りで活用していると法務部は説明した。
懲役3年の刑を言い渡された服役者の場合、服役期間の70%のみを満たして、仮釈放されれば、刑執行率が80%だったころより出所時期が4ヵ月繰り上がることになり、この期間を在宅監督期間に置こうというのが法務部の方策だ。
仮釈放の際、電子足輪を付ける犯罪類型を、現在の性的暴力、未成年者誘拐、殺人、強盗など4大犯罪から、すべての犯罪に拡大する案も推進することにした。
法務部はこのような内容を柱とした、刑法、刑事訴訟法など関連法の改正が行われることができるように推進するという計画だ。
無線通信技術の発展を反映し、既存の電子足輪の短所を補完した一体型電子足輪も今月から順次使用される。
従来の電子足輪は、足首に車は付着装置や携帯用位置追跡装置、在宅監督装置など3つから構成されるが、取り付け対象者が、携帯用装置をなくしたり、煩わしいという理由で毀損し、逃亡するなどの問題が起こった。 一体型電子足輪は付着装置や携帯用位置追跡装置を一つにまとめた形だ。
電子足輪付着者が被害者に一定の距離の中でアプローチすれば、管制センターに自動的に通報される被害者保護システムも2020年の導入を目標に開発が進行中だ。 2020年は児童性的暴行犯チョ・ドゥスンが出所する年だ。
監督対象者の犯行の手口や移動パターン、生活環境など'ビッグデータ'をもとに、再犯の危険の兆候を把握する管制システムも来年導入を目標に開発が進行中だ。
（ソウル/みそっち）
電子足輪は充電が必要で、電子足輪とは別に発信機を持ち歩く必要があり、自室にはその受信機が置いてあって、本人には所在確認の携帯電話の所持を義務付けるというものだったんですが、全部ほっぽり出して海外旅行の航空機のチケットを偽名（一文字違いとか）で購入すればどこにでも出かけられるというお手軽なものだったんですよね。
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おそらく、韓国の電子足輪についてはウチの解説が一番詳しいと思います。
電子足輪は充電式、知らなかったその充電風景
"電子足輪このように充電するものだった?"、性犯罪者、実生活ショック
｢ええ、夜は充電するんです、これから夏場は薄着でしょ気を使いますよ．．｣
特にユーザーたちの関心をしたのは、電子足輪が充電機器だという事実だった。
ある性犯罪者が部屋の中で電子足輪を充電する場面は6日、複数のオンラインコミュニティで話題を集めた。
男性は、電子足輪を足から切り離すことのできないため、充電器が差し込まれているコンセントの方に足を伸ばして横になっていた。 家族の目を避けて真夜中充電をしている姿だ。
▲"電子足輪このように充電するものだった?"性犯罪者、実生活ショック記事の写真
普段、電子足輪を接することが持たないネットユーザーは、電子足輪は充電しなければならないのか知らなかったと驚いた。 さらに、電子足輪の充電端子は'昔の充電器'と呼ばれる24ピン標準型だった。（CDMAとかに使う奴）
このために、"最近あの充電器、オフラインの売り場では売ってもいない"、"電子足輪、充電器も分けてくれるのか"、"新型電子足輪は、アイフォン充電器も使用できるかな?"、"外に出るときは補助バッテリー持ち歩かなければならないようだぬ"などの書き込みが相次いだ。
あるネチズンは "充電式だったなんて…電気がもったいない" と舌を鳴らしたりもした。
（翻訳：みそっち）
ひろしが万歩計を確認しているところ