モバイルホームショッピングの
利用者70%が '夏休みは海外旅行に行く'
韓国国民10人のうち8人、国内で夏の休暇に行くつもり、別のアンケートでは海外旅行を計画中が7割にも。言っちゃ何だが実際はどうなんだ?
[トラベルミーナ]夏休み前の調査で恒例になっている ”夏の休暇” に何をするかというアンケートで、文化体育観光部が韓国観光公社、韓国文化観光研究院とともに国民1千105人を対象に'2018年夏季休暇の実態調査'をした結果、”今年わが国の国民の55.2%が夏の休暇を計画しており、このうち82.6%は国内旅行を考えていることが分かった”。と聯合ニュースが27日に報じている
今年の夏休みの旅行を計画したという回答者は55.2%で、昨年の調査結果(52.1%)と比較した時3.1%ポイント増加したという。
ところが、モバイルショッピングポータル、ホームショッピングアプリのホームショッピングモアを運営する(株)バーズが利用者6,448人を対象に進めたアンケート調査結果では10人のうち7人は海外旅行を計画していることが調査された。
特に、このアンケートによると、今年の夏の海外旅行計画について、全体回答者のうち13.1%はすでに海外旅行の予約を完了し、60.4%は計画はあるが、まだ予約前のものと調査された。 全体のうち26.5%は海外旅行計画がないことが調査されたという。
海外旅行目的地は東南アジアの人気が高かった。 海外旅行を計画中と回答した中で44.9%が、東南アジアを挙げており、さらに、日本や中国など'東アジア(26.3%)'が2位を占めた。 '欧州(8.5%)'と'オーストラリア/ニュージーランド(5.4%)'、'未定(3.3%)'などが続いた。
また、全体回答者の21.8%はホームショッピングで販売する海外旅行パッケージ商品を購買した経験があると答え、購買経験はないが、購買計画があるという回答者も43.2%を占め、旅行商品に対する関心が高いことが調査された。
ホームショッピングの海外旅行パッケージ商品の長所に対しては'安い価格'が27%で最も高く、次いで'充実な旅行パッケージ構成(23.3%)'、'予約の便利さ(18%)'、'長期無利子分割払い(16%)'などがメリットと取り上げられた。
今回のアンケート調査は先月15日から24日まで行われており、女性(83%)回答の割合が高かった。 年齢は20代以下(9%)、30代(34%)、40代(32%)、50代以上(25%)だった。
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一方文化体育観光部は韓国観光公社、韓国文化観光研究院のアンケートに回答したバカンスの計画がない国民が夏季休暇に行かない理由では、余暇時間や心の余裕の不足(76.1%)、健康上の理由(15.3%)、旅行費用不足(12.1%)、世話をする家族(5.2%)などを挙げた。
こちらのの回答では夏の休暇を計画している回答者の休暇の目的地としては国内82.6%、海外12.2%となった。 その内訳では、国内に夏期休暇を取る際に利用する交通手段は自家用車(78.0%)が最も多かったのに続いて飛行機(8.6%)、鉄道(4.7%)、高速・市外バス(4.3%)などが続いた。
政府は観光公社とともに7∼8月、国民が休暇を使用しての夏、国内旅行を行って來ることができるように夏キャンペーンを展開する。
(ソウル/みそっち)
というわけで、モバイルショッピングポータルのお得意さんは7割が海外旅行を計画しているという景気のイイおハナシと、文化体育観光部が調べたら55.2%だけが休暇に旅行を計画している。夏の休暇を計画している回答者の休暇の目的地には、国内82.6%、海外12.2%となった。というおハナシなんですね。
この両方が成り立つ条件では”モバイルショッピングポータル”っていうのが重要です。モバイルショッピングポータルを利用するお得意さんにとっては「国内旅行なんてやってらんねえょ」ということでイイかと思います。
このへんが韓国の識字層ですね。ニホンの感覚から見ると料金比較サイトを信用し過ぎている感じです。
その一方で、まぁ韓国には求職中の失業者が多いのは確かですし、ソウルと言えば地下鉄の乗車客の7割が老人でホームレスが無償給食にわらわらと群がっているのも事実ですが、乗車率400%の地下鉄で片道1時間半の通勤している最低賃金受給生活者も大勢いるんですね。(キチンとしたサラリーマンもいる)
そういう貧しい人からの回答だと ”国内旅行2泊3日予算2万5千ウォン移動は自家用車宿泊施設は何だかな” なんてことになっちゃうのですね。
こちらが ”情報弱者層” と見ればいいのでしょうか。貧しい人はそういう回答をするわけですから”モバイルショッピングポータル” なんていうのには縁が無いような暮らしぶりなのでしょう。
んで”モバイルショッピングポータル”って何?
あれもこれも欲しい、口座引き落としが可能なひとならいつでもどこでもお買いもの
というわけなんですが、口座に残高が無くても大丈夫、いつでもいくらでも貸し越しが可能です。 なんてね
なにしろ売買契約で名前を書くのでさえ不自由な人が国民の3割もいる国ですから、スマホが便利なんですよ。液晶のタッチパネルを軽くタップして右スワイプで次の画面をフリックして希望の商品を探したらダブルタップであとは簡単。品物が届くのを待つだけですよ。(イミワカンネ)
注:テレビのショッピングチャンネルが韓国ではそっちに進化したらしい。
もちろん現住所に住んでいて、信用等級も普通で、預金残高にも余裕があるひとには便利ですからね。(最初から利用できない人もいるわけです)