朴大統領がおごる特別おやつ、食事代計算は軍の予算から
'騒音被害住民賠償金'策定予算12億横領して、青瓦台にはもう予算がないし
国防部は"未使用予算転用、企財部の承認を受けた"
企財部"今を容認しない処理できないが、残っていれば…" 結局どいうこと?
国防部は"未使用予算転用、企財部の承認を受けた"
企財部"今を容認しない処理できないが、残っていれば…" 結局どいうこと?
[国防ミーナ]朴槿恵(パク・クンヘ)大統領が、秋夕を迎えて、副士官以下のすべての国軍将兵たちに伝えるという激励カードと特別おやつ(トゥクシク)に入るお金が、大統領府の予算ではなく、当初'軍の騒音被害賠償金'に策定されている予算を転用することが確認された。
21日、国会国防委員会所属のチン・ソンジュン新政治民主連合議員が、国防部に確認した結果、前日、大統領府が"大統領が下賜している"として、大々的に広報したカード・おやつ関連の予算は計12億ウォンで、そのほとんどが軍の騒音被害賠償金として策定されていた予算であることが明らかになった。
国防部はチン議員室に"祝日のたびに国防部が支給してきたおやつ代とは別に、今年の国防部の不用予算(使用していない予算)12億ウォンを転用して大統領配給品と激励カードを支給することにした"と明らかにした。
今年の予算執行日は会計年度が終わる12月31日までだ。 そのため特定の予算の不容認の処理は年末に可能だ。 企画財政部の関係者は、"現在の段階で不用予算はありえない。 ただ、事業がすでに終わったがお金が残っていれば事前に転用が可能だ"とした。
この基準によると、国防部がまだ住民たちに執行する可能性がある予算の一部を繰り上げて不用処理に回した後、大統領配給品の予算として使った格好になる。 今年、軍の騒音被害賠償金として編成された予算は計1308億ウォンだ。
国防部はこのような予算転用について、企画財政部の承認を受けたとした。 国防部は、訴訟が終わった次に支給される騒音被害賠償金は年次的に不容認の事例が発生し、今年も数百億ウォンが残るものと見られると説明した。
(翻訳:みそっち)
普段からよくやっている将兵の皆さんに特別休暇1日と励ましのカード、おやつを下賜するよ>>>>という大統領府からの思し召しでしたが、その予算は軍の今年度予算のうち、まだ使っていない”騒音対策費”の予算から流用してみました。という話なのです。
その予算は本来の軍の予算の中から出したということですよ、ニホンでも以前に、あの”子ども手当”っというのがどこから出した予算だったのかというあたりと似ている気もします。
韓国軍といえば武器の部品使い回しで有名ですが、予算のほうでも使い回しているということなのです。予算の流用というのは韓国軍の伝統のようなもので、ベトナムに派遣された韓国軍のあいだでも似たようなことが行われていました。
1964年からベトナムに派遣された韓国軍では部隊のうちおよそ大隊規模の半数が選抜され、残りの半分は交代要員として韓国内に残っていました。とうぜん双方ではお手当の額に違いがあって、お金になるベトナムの方が人気が高かったわけです。
当時のお給料はアメリカ軍から韓国政府が受け取ってそれを分配していたのですが、その、先受け取り金を流用しちゃったことがあって、後発派遣部隊に支給するお給料がどこにも無くなったというのがベトナム戦争派遣軍の縮小の原因になったということです。 つまり最初の部隊派遣の予算は前年度請求で翌年から実施されるものですが突然部隊派遣が中止になると、ベトナムに行くはずだった部隊の予算一式がそのまま高位関係者のふところに転がり込んだというものでした。
こうした、予算分配関連では、何か新規事業に予算が策定されればそれが利権になるということです。その一方で、予算の方が先に削減される事業もあるわけです。
月探査の予算が1/10に減ったのも『今年、結果が何も出ないのに予算なんか出せない』という”韓国式仕分け思考”によるものですね。