鬼ころ通信
”昆池岩(コンブジャナイ)精神病院” 上映されるのか
病院所有主の "映画上映を禁止してほしい" とした仮処分申請は棄却
裁判所の棄却に "抗告する" 金を出せば抗告を取り下げるんでしょ
[銀幕のミーナ]映画は恐怖体験をインターネットで中継する7人の男女が昆池岩(コンジアム)精神病院で経験する奇異な事件が映画化された。
CNN選定の '世界で鳥肌の立つヤバイところ、昆池岩(コンジアム)精神病院の怪談' が素材だ。(もちろんその怪談は事実ではない。)
▲ロケが現地でなければ似たような題名もフィクションだから軍艦島
不動産の所有主である60代のホン某(アメリカ在住)さんが "映画上映を禁止してほしい" とした仮処分申請を棄却し、"弁護士と相談して22日、裁判所の決定に抗告することにした"。
映画'昆池岩(コンジアム)'(監督チョンボムシク)が上映禁止仮処分申請が棄却されることによって予定通り今月28日に封切りされるか不透明になった。
映画'昆池岩(コンジアム)'はCNNで世界7大身の毛のよだつの場所として選定されたこともある昆池岩(コンジアム)精神病院を素材にしたホラー映画で、昆池岩(コンジアム)精神病院は去る1996年に廃業に追い込まれた後、各種の怪談を生み、CNNなど複数の放送に紹介されたことがある。
この20日、ソウル中央地方裁判所裁判部は、京畿道広州市昆池岩邑に位置した廃業した精神病院の不動産所有者(以下オーナー)が映画 '昆池岩(コンジアム)' を相手に出した映画上映禁止仮処分申請を棄却したと明らかにした。
これに製作会社ハイメディアコープ側は"裁判部は判決文で'映画昆池岩(コンジアム)は、地権者個人を素材にした映画ではないため、所有主の名誉と信用が損なわれるという主張は受け入れられない' と明らかにした"、"'映画の上映で不動産の客観的活用価値そのものに変化があると思われない'と説明した"と伝えた。
さらに、"'映画は明らかに虚構の内容を盛り込んでいるホラー映画に過ぎず、不動産について、虚偽の事実を現わすものがなく、怪異の噂は映画が製作されるかなり前から世間に広まって様々な媒体においても報道されており、こうした奇怪なうわさが流れたのは根本的に精神病院が廃業後、所有主によって長時間放置されていたためと見られるので映画の上映や特定の表現を禁止させなければならない遺失権利を認め難い'と判断した"と付け加えた。
ハイメディアコープ側は"映画制作と広報マーケティングの過程で見た映画がフィクションを基にした創作物であることをいろんな経路を通じて持続的に明らかにしてきた。 今回の棄却決定を通じて、映画 '昆池岩(コンジアム)' の上映に法的問題がないことが明確になったが、これからも映画と関連して追加的な問題が発生しないように最善を尽くすつもり"と明らかにした。
(ソウル/みそっち)
う~~ん 韓国の怪談はねぇ 微妙ですよ。だってほら、現実がすでに魑魅魍魎渦巻く怪奇社会の地獄絵図じゃないですか。ホラーな世界と地続きなんです。
んじゃ実際の霊現象はどうなっているのかというと、これがまた、「ありません」ってことでイイかと思います。
大規模な人身災害があってもそこに心霊現象が出てくるなんてことは金輪際ありません。補償と賠償をうける現世のひとが優先されるので、死んだ人なんていうのは怖くありません。それどころか「死人に口無し」ってことで優遇されるわけです。
むしろ生きているヒトモドキのほうが怖いというのが韓国の現実です。
事故物件っていうのも気にしないみたいですね。ヒト型の染みがあってもゴシゴシ洗って壁紙貼りかえればすぐに入居者がやってきます。もちろん告知義務もありませんから物件が安いなんてこともありません。
あの三豊デパート崩壊(1995)では500人以上が死んでいますが、千日前火災(1972)では118人だそうですよ。どっちに出る? なんて気になりますが、見えない人には怖くないように、壁から手が出てきたり非常階段に人が座っていたり(ホームレスがいるからね)なんてこともありゃしません。高級アパートが建っている現在ではその痕跡すら残っていません。
韓国社会では、まず現世のほうが最重要視されるので、人肉カプセルとかバイアグラの方が需要が大きい訳ですよ。だから廃墟探訪なんて趣味も無いですね。
それでも商売として水子供養などはイイ商売ですから、そちらにつぎ込むお金は領収書の出ないブラックマーケットに流れて行くことになっています。
死体を山に捨ててきた長い歴史がありますから、先祖の供養なんてことが負い目になることもありません。生きているおばあさんが邪魔になれば空港に捨ててくるのが韓国ですよ。 うん