”韓国型実績割り当て社会”
あの平昌でも強制されたチケット購入の割り当て、もう韓国は割り当て社会
雇用安定資金申請 実績の成果割り当てで受付職員たち"本業できない状況"に
[ソウルミーナ]12日の韓国経済1面のトップ記事に ”雇用安定資金事業、接受機関別に毎日件数を割り当てて実績” と題する内容が掲載された。
最低賃金引上げ分を補填する雇用安定資金の申請が低迷すると、政府が関連公共機関を動員、無理な実績向上に乗り出し、毎日1人当たりの目標件数を割り当てるやり方で推し進めていることについて、関連機関の職員らは "本業をまともにできない状況" とし団体行動に乗り出したというものだ。
健保公団のある関係者は "来る15日まで11万件を埋めるよう指示が下りてきた"と話した。 国民年金の関係者は "職員1人当たり1日3件ずつもらってきてほしいという圧迫があった" とした。
今年に入り、9日まで雇用安定資金申請実績は112万2710人で、政府目標(236万4000人)の47.5%に止まっている。
(ソウル/みそっち)
雇用安定資金申請っていうのは政府がお金をばらまくという政策ですが、これが上手く行かないと、”失策” ということになります。それじゃまずいということで号令がかかったのですね。
あの、平昌観戦チケット強制割り当てと同じしくみです。「実績を上げるにはみんなのチカラが必要です」なんて言い出すのがいて、それに従わなければ「君の代わりはいくらでもいるよ」ということなんです。
でもね、それだけじゃなさそうです。
2018/01/22 「雇用の安定資金」22日間で8400人、労働者数は300万人と予想
2018/01/30 雇用安定資金の申請率1%にも満たない...
2018/02/05 雇用安定資金の申請率5.4%...
2018/02/20 最低賃金の人件費支援申請24%だけ
6日前 雇用安定資金の申請率43%... 政府目標(236万4000人)
目標のためには、申請件数の水増し架空申請はもちろんのこと、とにかくお金を配ればイイとまで勘違いされて最低賃金とは関係ないところまで巻き込んでいるみたいですね。
当初は政府目標300万人だったのが236万人になったりもしています
もう最低賃金の順守とか、そういうのを抜きにして目の前の数字を達成するためには手段も内容も選ばないという民族性が良く表れていますね。
おまエラいつもそうだな