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経営陣も逃げ出したい韓国GM

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韓国GM希望退職申請者 '低調' から ”70%超え” 

失業対策に政府から支援金が出ると 労組に嫌気、逃げ足だけは世界水準の国民性
過去には自力再生で整理解雇者全員を復職させたことも




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[はたらけミーナ]2日、韓国朝鮮日報は、GM群山工場希望退職対象者1800人余りの中で、申請者は900人水準で半分に過ぎず、 富平工場と昌原(チャンウォン)工場の希望退職申請者も1000人余りを上回る水準として知られ、韓国GM全体希望退職者は2000人水準で締め切られたと報じた。


ところが今日になってみると希望退職は特に、閉鎖が決定された群山工場は、全体労働者のうち3分の2程度が申請したことで知られている。

3日、群山市と金属労組韓国GM支部群山支会によると、前日終了した会社側の希望退職プログラムに群山(クンサン)、昌原(チャンウォン)、富平工場をはじめ韓国GM全体労働者1万6千人のうち2千500人くらいが応募した。

特に、5月に閉鎖の方針が発表された群山工場は1千550人のうち約1千人が申請したと伝えられたが、そのうち生産職と事務職がそれぞれ950人、事務職110人ほどだ。

この数値は工場職員の68.3%に該当し、希望退職受付の終了日の今月2日、郵便受付者もおり、申し込み者はさらに増えるものとみられる。

群山工場関係者は "労組が工場閉鎖撤回を要求して強く反発するなか、当初の予想より多くの希望退職が寄せられた"、"今後会社が構造調整をした場合、その対象になると、無一文で放り出されかねないという懸念が大きいものとみられる" と解釈しました。

労働者のキム某(39)さんは "労働組合と最後まで一緒にしようとしたが、締め切りが近づくにつれ、不安になった"、"家族と相談の末、最終的に決定することにした" と苦い顔をした。

群山工場はこの2~3年稼働率が20%以下の水準に落ち、高賃金・低生産性が持続されてきながら '縮小説'、'閉鎖説'、'撤退説'などが絶えなかった。 これも希望退職を選んだ理由だ。


(ソウル/みそっち)





群山工場の従業員が希望退職申請を躊躇する理由にあげられるのは過去の希望退職者が不利益を受けたことの学習効果である。

2000年11月に大宇自動車が最終不渡り処理されると、GMが買収者に出た。
しかし、GMは昌原工場と群山工場だけ取得し、富平工場を除外した。富平工場は競争力がないと判断したものである。代わりに、GMは全職員が2交代勤務の生産量、GMの平均よりも高い品質、労使平和などの条件が満たされた場合、今後の買収すると約束した。

以後富平工場は、GMのニーズに合わせるために、1750人の整理解雇を断行し、GMは2006年、これらのすべて復職させた。しかし、整理解雇に先立ち、あらかじめ勧告辞職を受けて会社を出て行った従業員は、復職できなかった。希望退職者は自発的に出た人なので、会社が復職させる義務がないというのが、当時の経営陣の判断だったのだ。 

このような前例を見てきたGM韓国の従業員が閉鎖される工場に執着するのも無理からぬ話である。しかし完全撤退が既成事実化したことで労組と運命を共にすることが不利益であると判断したために連鎖的に希望退職者が増えたということだ。




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