都心の鍾路 路上で犬肉煮たホームレス御用に
そこで犬肉を煮るな 晩餐を制止されると凶器をふりまわして刺す
ポータブルガスコンロには手のひら大の犬肉が6~7つ 味噌や唐辛子も
[ソウルミーナ]31日午前11時25分ごろ、ソウル鐘路区(チョンノグ)の路地から煙がもくもくと立ち上った。 野宿人のミン某氏(66)が携帯用バーナーで石油缶に入った肉を煮ていた。 元のサイズの3分の1ほどに切られた石油缶には、大人の手の平ほどの肉、6、7つの塊が入っていた。 バーナー周辺には味噌と青唐辛子などが置かれていた。 バーナー用ブタンガスボンベも10個程みられた。
付近を掃除した公共勤労者・ノ某氏(49)がこれを見てミン氏に "ここは炊事してはならないところだ。 料理するな" と話した。 しかし、ミン氏は "口出しするな"、ずっと肉を煮た。 ノ氏が再度肉煮ることについて、とやかく言うと、ミン氏は長さ30センチの包丁を急に取り出して振るった。
盧氏は腹部と手首をすべて四回刺された。 一緒に掃除していたイ某氏(52)が、ミン氏の腕を折り曲げて包丁を奪った後、警察に通報した。 盧氏は病院に運ばれ手術を受けたが。現在は危篤状態であると伝えられた。
前日にも、ミン氏が午後3時頃から同じ場所で肉を煮ていると、盧氏が7回以上制止したことが明らかになった。 しかし、ミン氏は聞かないで4時間の間、肉を煮たという。
ソウル鍾路警察署は同日、殺人未遂の容疑でミン氏を逮捕した。
ミン氏が煮た肉は、犬肉と確認された。 警察はミン氏が犬肉をどこで手に入れたのかも確認する方針だ。 警察関係者は "野外で、それも都心の真っ只中で犬肉を煮ることは非常に特異な事例" と話した。
都心街で料理をしたこと自体は法に抵触しない。 ソウル市関係者は "公共場所で肉を料理して販売する場合には衛生法上、軽犯罪で処罰対象になるが、本人が直接料理を作って食べる場合には特に処罰規定がない" と話した。
ソウル鍾路警察署は、安宿街で犬肉を煮て食べようとしたが、これを制止する住民に凶器を振りかざした容疑(殺人未遂)でミン某(66)容疑者に対して拘束令状を申請する予定だと31日明らかにした。
ミン氏は、他の公共労働者のイ某氏(52)氏によって制圧され、警察に引き渡された。
ミン氏は三日前からドンウィ洞の安宿に住み始め、前日にも同じ場所で肉を煮て食べたものと調査された。
警察関係者は "閔氏が犬を直接取ったのではなく犬の肉を購入したと供述した"、"盧氏が死亡すると、殺人容疑を適用する方針"と話した。
(ソウル/みそっち)
場所はバッカス公園のすぐ裏側ですから暖かければバッカスおばさんが出没する界隈ですね。あの朝鮮旅館もすぐそばです
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さて、犬肉といえば韓国名物ですよね、それを4~5時間煮ていたと言われちゃうと何だか別の料理みたいな気がしますが、補身湯と呼ばれる犬肉煮は煮込んであるものを小分けして提供するものなので調理の途中であった可能性も捨てきれません。
では、”犬の肉を購入した” という供述はホントでしょうか?
残念ながら犬肉が合法的に購入できる場所は極めて限られています。少し前ならソウル市南部の城南市牡丹市場というところが犬肉市場として有名でしたが現在ではほとんどが看板をおろして、一部のコアな顧客相手に細々と営業している程度です。
しかしながらソウル市内には野良犬もほとんどいません。そのいっぽうで飼い犬を連れ歩くひとは多いのでコンビニ前などでご主人待ちしている飼い犬などを捕まえてきた可能性は高そうです。 たぶんそいうことでしょう。
いいぞいいぞ