鳥インフル深刻、新年行事取りやめ
日の出行事取り消し相次ぐ…鳥インフルの防疫段階は深刻 事前遮断に全力
すでに江原道、江陵市などでは家禽類をすべて排除して発症をゼロに
［メディアミーナ］2018年の新年まであと10日余りとなった今日、半島内陸部に位置する忠清北道中部3郡(曾坪(チュンピョン)・鎮川・槐山郡)は新年の日の出イベントを中止すると明らかにした。
旧暦を祝うことの多い韓国だが、近年になり生活文化のニホン式が見直されるなど、新年を迎えて郡民の安寧を祈願する新年の日の出イベントを計画してきた。
しかし、最近、鳥インフルエンザ(AI)が相次いで発生していて、全国的に防疫段階水準は最高である深刻段階に格上げされてやむを得ず取り消したものだ。
中部3郡は昨年もAI発生で日の出の行事を中止したことがある。現在、中部3郡は、災害安全対策本部を設置・運営して AIの事前遮断に行政力を集中している。
槐山郡の関係者は "国家災害レベルでAI拡散遮断と早期終息に乗り出している状況"とし、"力を稼ぐため、新年の行事を取り消した"と話した。
（ソウル/みそっち）
すでに霊岩郡（サーキットのあったところ）や、論山市（新兵教育隊のあったところ）などが初日の出行事を取りやめることにしています。
※オープンカーに改造したセルシオが走るような初日の出文化は無い
そんな鳥インフルの深刻状況ですが、実は韓国全土が深刻状況宣言中なのです。どうにも平昌オリンピック開催までに収まりそうにないんですね。 それでどうしたのかというと びっくりです
"生きている鶏は江原道から抹殺せよ"
江原道では産卵鶏(卵産む鶏)399万羽、アヒル1万40頭を飼育している。 政府はひとまず、五輪が行われる江原道平昌郡旌善郡、江陵市で100匹未満の、鶏・アヒルを飼育する農家の鶏・アヒルをすべて買い取った後、冷蔵保管したり、廃棄することにした。 農林畜産食品部は "まず250の農家3500匹が対象だ。 現在まで78%ほどが完了され、今月末までに措置を終える予定"と明らかにした。（自分ちの庭で飼っているニワトリから処置中）
江原道は、さらに「生きている鶏が都内に入らないようにして欲しい」と政府に建議した。 キム・ヨンロク農林食品畜産部長官は20日 "他の市や道でAIが発生しても、江原道内へのすべての家禽類の搬入を禁止するように江原道に提案してきた"、"法的な検討をしてから処理するだろう" と明らかにした。
http://news.donga.com/3/all/20171121/87391791
つまりオリンピック競技場周辺で鳥インフルが発見されると鶏業者や鶏の移動が禁止されるわけですが、選手や観客までの移動は制御できないんですね。それでもゾロゾロ移動すれば感染が拡大するしかないっていうんで、それならいっそのこと鶏全部絞めちゃえはイイじゃんってことを決定していたのです。 埋めちゃう式ですね。
そいじゃ野鳥はどうするのかというと、市民には「野鳥の死体を見つけても触らないで」、保健所は「申告を受け付けない」ということで、『犯罪も告発しなければ犯罪にはならない』式の対応に徹するみたいですよ。
2010年の口蹄疫惨事で韓国全土が焦土となったときには、「もう食べられない埋めるしかない」、という状況まで拡散したのを、まだ感染してない新年に絞めようと思ってた庭飼いの鶏まで巻き添えにして埋めるなり冷凍するなりしろってわけです。
農家さんがオリンピック会場までやってきてデモをしても、マスコミには「報道しない自由」がありますから、開催期間中は「観客席満員完売御礼」の記事が踊ることでしょう。 ぬるふふっ
飲みかけの鬼ころが３個だって うそうそ