英語の講義を韓国語でやる'外国人教授'
韓国の国公立大学では外国人教授の45%が韓国系
それでも外国人教授だから世界の主要大学評価機関の評価指標は上がる
[ソウルミーナ]最近の調査で「英語の授業」がウリの外国人教授のほとんどが韓国系であることが分かった、128人のうち113人が留学の時に国籍変えており、純粋な海外生まれは15人しかいないのだ、その理由は実力のある外国人の教授の志願が少ないためで 'グローバル講義' に期待する生徒たちが被害を受けている
"英語の講義なのにほとんど全部韓国語でした。"
ソウル国立A大工科大学生のポク某氏(22)は前学期の受講したB教授の授業を '韓国語の講義' とした。 B教授は 'um' のような言葉を濫用しながら、引き続きどもった。 黒板の英語スペルを誤ったりした。 ひと月くらいすると、B教授は "韓国語にしよう"、英語を使わなくなった。 B教授は、外国人教授枠だったが、'韓国系' だった。 B教授は韓国で学士を終えて米国で博士を取得した後、米国国籍を取得した人だ。
国内の国公立大学は外国人教授の採用を増やしている。 世界の主要大学評価機関の評価指標であるグローバル競争力の象徴でありながら学生に質の高い英語の講義を提供するという趣旨からだ。 しかし、'上辺だけの外国人'や'黒髪の外国人'が外国人教授の多くを占めている。
○国公立大学外国人教授45%が韓国系
17日キムビョンウC級民主党議員室によると、全国41つある国公立大学の外国人教授281人のうち128人(45.5%)は韓国系だ。 ※ホサカ教授は私立世宗大学教授
これら128人のうち88%の113人は韓国で生まれ、海外留学をし、米国やカナダなどへ国籍を変えた。 国籍変更子のうち、68人は韓国で大学や大学院まで終えた。 軍服務を終えた '純粋韓国種外国人教授' も30人にもなる。 ※韓国では兵役は韓国人しか招集しない
ソウル大は、外国人教授112人のうち52人(46.4%)が韓国系だ。 このうち47人は韓国で生まれた後、外国人になった。 ソウル市立大学は5人のうち4人(80%)、江原(カンウォン)大学は8人のうち5人(62.5%)、忠南(チュンナム)大学は15人のうち9人(60%)が韓国系だ。
外国人教授の半分ほどが韓国系の理由は簡単だ。 '純粋'な外国人が志願しないためだ。 国内の国公立大学は海外の有名学術誌に活発に論文を掲載して著書を発行するような研究成果が優れた教授を探す。 しかし、このような要件を満たす外国人志願者が少ないという話だ。 ある大学関係者は "学界で、この程度なら特級学者だが、彼らは自分の国や米国の大学でも、教授になることができる" と話した。 韓国人教授との融和という側面も考慮される。 他の大学関係者は "外国人教授は順番に担当する行政職を忌避するケースが多い。 同じ条件なら、結局、我々の文化に慣れた方を選ぶしかない" と話した。
○外国人教授の席は'ブルーオーシャン'(競争が無い)
外国人教授の席は教授支援者の間でブルーオーシャンと通じる。
この2年間で、国公立大学の外国人教授は174人から281人に107人(61.4%)に大幅に増えた。 ほとんどが引退のような欠員による採用だけが行われて事実上、飽和状態という韓国人教授採用枠とは違う。 国内C大学の学科長は "教授が必要だと述べ、大学側から完全に'(韓国人の代わりに)外国人の割合を延ばすと'と言うよ"と話した。
もちろん、外国人教授の座を狙って外国の市民権を取得する韓国人留学生は、現在まで、ほとんどない。 しかし、最近、国内私立大学に任用されたある教授は "一般教授は、当てもなく欠員ができるまで待つのが大半だが、最近急速に増えている外国人教授の席は任用されやすいという認識が海外留学派らにある"と話した。
被害は生徒らの役目だ。 '本物' 外国人教授から新しい見方を経験する機会を剥奪されている。 一部韓国系外国人教授の講義を聞いて"英語発音めちゃくちゃ""英語聞くことが難しかったら先生の授業避けて"などの評価が出ている。 キムビョンウク議員は"国籍を変えて外国人教授ができれば研究より '小細工' にもっと関心を持っていないか"と"相当数は国籍を変えて兵役を忌避した可能性も排除できない"と話した。
(翻訳/みそっち)
大学評価機関の評価っていうのが何よりも最優先される社会ですからね、外国から実績のある偉い教授を高い報酬で連れてきても、英語の授業をはじめると学生が一人減り二人減り授業が成り立たないなんてことがあるのが韓国です。これ学生の英語能力が不足してるからですね。
まあ事実として韓国系ばかりが並んでいるというのは事実だとしても、英語の授業についていけないんですから韓国系教授なんていうのは歓迎されてると思いますよ。
それと大学教授が狭き門だそうですね、お金を積まないと教授になれないなんてことになってます。でもね、それもあやしいんですよ。韓国では大学のうち専門大学と呼ばれることのある大学があります(普段は区別してない)。
これって、製菓製パンとかコーヒー鑑定士とか自動車板金技術者を教育する大学なんですが、ニホンでいう専門学校に分類されるこういう科目を教えている ”大学” っていうのが多いんです。
もちろん韓国の発表する統計では大学(大学卒)という分類になるんですが、それも表向きの大学進学率だけのハナシで、内々では明確に区別(差別)されていたりします。そういうところの教授っていうのは一段低く見られるわけで、韓国でも人気がありません。 パン職人が教えることになる製パン学科ですが、職人じゃ教授任用できませんから助手という立場で教えているわけです。もちろん給与などの待遇は1年毎更新昇給無しなんてことになってるんですね。
鬼ころは 誰にでも喜ばれます