私の家は、ビニールハウス...
児童10人のうち1人'住居貧困' 全国で94万4千人が劣悪な住環境に
まじ ビニールハウスにホントに住んでるけど14年目だって?
[日曜ミーナ]最近、日中にも気温が氷点下に行き来するほど厳しい寒さが続いています。
ところが暖房もうまくいかない家で基本的な生活権ですら脅かされている子供たちが10人のうちに1人程度と申します。
京畿道のある工場地帯。人里離れた空き地にぽつんと建てられたビニールハウス、このうち1棟が17歳のヨンミン(仮名)がお爺さん・おばあさんと一緒に住む'家'です。
文字通り、ビニールハウスには木製構造物だけをつけておいて外の冷気がそのまま伝えられています。
火事も恐いけど、居間の石油ストーブは一日中つけっぱなしにしなければなりません。
[ジャンスンミ(仮名)] "これを焚かないでおけば、ここはシベリアの原野です。 本当にここは。 (石油ストーブ)ここで目を離せないじゃないですか。 見守らなきゃならないので…。"
髪を洗うたびに今度は練炭ストーブで水を温めます。
ストーブから漏れた練炭ガスに大変なことになるところだったこともあります。
[キム・ヨンミン氏(仮名・17)] "朝起きておばあさんが正気に戻らなくて病院に行ったんですよ。 本当に死ぬかと思いました。 練炭ガスのにおいだけにおっても敏感です。"
みれば散らかり放題の部屋の中には埃が積もって虫たちも絶えません。
この家で過ごしてから14年目。
もともと家というのがどんなものか知ったのは最近になって分かりました。
[キム・ヨンミン氏(仮名・17)] "中学校1年生の時までは、すべての人がこうして住んでいると思っていました。 (友達の)マンションは、マンションだと思い、私の家は、ビニールハウスだったのに、、、暖房がどんなのかを知らず…。"
このようなビニールハウスやコンテナのように、住宅じゃない所で住んでいる全国の児童は8万6千人に達します。
韓国児童100人のうち1人は、このような劣悪な環境の中で生きているのです。
ここに地下や屋根裏部屋のなど最低住居基準に達していない全国の住居貧困の児童を全て合わせると、その数は94万4千人、全体児童の10%水準に増えます。
劣悪な居住環境は子供の身体的、情緒的発達に悪影響を及ぼしかねません。
身体のバランスの発達が難しく、身長は小さく、体重は重い肥満度が高く、情緒的側面でも、憂鬱、不安、攻撃的性向が多いことが調査されました。
自殺衝動が2倍以上高いという結果もあります。
しかし、現在、このような児童たちの住居の改善に向けた福祉政策は別に関係ありません。
[キム・ウンジョン/緑の傘子ども財団児童福祉研究所所長] "健康面、認知の側面、心理社会的な側面がよく発達になってこそ万がどのような危険が来ても健康な大人に成長することができるが、幼いころこの環境が造成がなければ後に韓国で社会負担として残されるために予め予防しようという側面ですね。"
幸い、国土部が先月初めて住居支援事業の対象に住居を貧困の児童を含めるという計画を発表したが、実効性があるかは疑問が残ります。
[キム・キテ/韓国都市研究所研究員] "購入賃貸や賃貸住宅さえ当初に供給するとした供給分だけ供給がされていない状態です。 だからこそこの住居、脆弱階層の住居支援事業に行くポーションが少なくならざるを得ない状態なのです。"
ビニールハウスの家には今年も冷たい冬の風が浸透します。
(ソウル/みそっち)
まあソウルには人口が集中していますからこういうわけなんですが、ビニールハウスやコンテナに9万人の児童や子供が住んでいるってわけですが、こどもが一人で住んでいるワケないですから一緒におとなも住んでいるんでしょうね。
んで、ビニールハウスの家はお役所が建築許可を出しませんから違法建築です。でも韓国では違法も時効が過ぎるとそれっきりになるのです。つまり税金なんて払わなくてイイんですね。土地だって誰のものかわかりませんが、そこに住んでさえいれば、お役所が実力行使できませんからさらに住み続けることができるって仕組みです。
中学生になるまでビニールハウスの家が普通の家だと思っていたようですが、半地下の部屋が普通だと思っているのも大勢いるんでしょうね。
ノートパソコンの19.5V変圧器
あったかいので足元保温中だよ