みそっちの ソウルのここがスゴイ
BS東京風
ブルーシートに古タイヤで雨漏り対策
韓屋村に韓屋は無い…、高い修理費に凶物放置
それでも観光客向けには ”観覧時間の目安1時間” ってけんか売ってるのかよ
[朝からミーナ]ソウル都心の韓屋村が新たな観光名所として脚光を浴びていますが、空から見ると、おしゃれなソウルだなんてとんでもないことになっています。
修理費用が支援されるにもかかわらず、建物主が修理をせず、雨漏りにはブルーシートで大まかにを隠すなど放置するためです。 どうしてそうするのでしょう
美しいブルーシート?
ソウル益善洞韓屋村を眺めてみました。 美しい瓦の上を真っ青なテントが覆っています。 テントはタイヤ、パイプにざっと押さえておきました。
韓屋のその上には苔が生え埃がべたべたと張り付いている防水シートが被せられ、割れた瓦が散らばっています。
消防官たちはテントを見るたびにため息が出ます。 火災の時は大型事故へと広がりかねないです。
某消防士 / 鐘路消防署 "可燃物であるため、一度火がつくとすぐに火が上がることができるんですよ。 かなり危険かな..."
荒地韓屋が放置されているのは高価な修理費のためです。
ソウルには伝統瓦屋根を直せる職人がもういません、こんな瓦ひとつが2万ウォンにもなります。韓屋保存地区では再開発計画も無いので地価は底値です。
住民A : "(修理すること)大変高いじゃない。お金ないでしょ。それはするのに数百万ウォンなんて"
韓屋として登録すれば、ソウル市から一定の修理費を支援を受けることができます。 しかし、登録が低調です。 韓屋村の中では登録率が2%に止まる所もあります。
修理費を受け取る代わりに外観や内部構造変更が難しくなるためです。
韓屋の主人 : "柱や壁があれだから、暖房のようなものや冷暖房が断熱効果が少ないからそれを処理するのがたくさんかかります。"
美観と実用性を同時に考える伝統家屋の支援策を検討する時です。
(ソウル/みそっち)
韓屋村っていうのはそのへんにいくつかあるんですが、ソウルの中心部の裏側って感じのところにひしめいています。ってゆうかソウルの貧民街として紹介されがちなソウルの名所なわけです。
場所的には ”朝鮮旅館” のあったあたりとでも言っておきましょうか。つまりちょっと前まで赤線街だったところのすぐ隣ですね。
それでも韓屋村はソウル観光の数少ない手駒ですから、広報だけは熱心に行われていますね。そういうウソを信じて ”ソウルぶらり旅”なんて勘違いをして迷い込む人が後を絶ちません。
まず、韓屋村といっても観光地ではなく、貧民街だと思ってください。クルマの通れないような細い路地には練炭の燃えカスが山積みになっていたり、屋根から垂れ下がったブルーシートなどを払いのけながら先に進むと... もうそこは。
ソウルの古い街並みが残る韓屋村
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明治・大正期のソウル古写真にあるような木造平屋造りの瓦屋根に泥壁造りですね。
住んでいるのは若い人はいません。去年もそこに座っていたようなキタナイおばあちゃんがいたりする光景を想像すればイイでしょう。
狭い路地には洗濯物がひるがえるし生ごみは収集されないままそこに置かれていたりします。それと電気と水道のメーターばかりが目立ちます。メーターの数だけ料金を払う賃借人(住んでいる人)がいるということです。
それでも税金が使われているせいでしょうか、足元を見ると石畳風に小奇麗になっているところもあるようです。 ふとマンホールがあるので「下水道完備なんだ」、と思うでしょう。このへんは生活廃水を清渓川に最後まで垂れ流してした地区ですが、現在では雨が降ると逆流するような配管工事が完了しているようです。
イイから見てこい
鬼ころ 今日は5回言ってみてっ!