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あっさりと月探査事業 全部再検討へ

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韓国、月探査計画の全面再検討...
 
 
まず、試験軌道船発射は2年の延期 技術不足に意外と早く根を上げてみた
試験軌道船本体も重量超過 国際協力月道船打ち上げに提案書ゼロ
 
 
イメージ 1[NEWSミーナ]政府は試験用月軌道船を国際協力により開発して2018年発射することにした1段階の月探査事業を2020年へと遅らせることにした。
 
また独自開発した月の軌道船と月着陸船を現在開発中の韓国型発射体で直接発射する月探査2段階事業も再検討を示唆した。
 
朴槿恵(パク・グンヘ)前大統領が、無理に月探査の日程を早めたという指摘に、月探査計画を原点から検討したというのが政府の説明だ。 2段階の月探査事業が不透明となったという観測が出ている。 
 
 
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▲試験月軌道船(2017)想像図
 
 
月探査事業1段階 試験軌道船 2段階 韓国型発射体
 
科学技術情報通信部は9日、第13回国家宇宙委員会を開き、1段階の月探査事業日程と関連した'月探査1段階推進現況及び今後の計画'を議決したと発表した。
月探査1段階事業は韓国の初の宇宙探査研究開発(R&D)事業に2016年から始まった。 当時、宇宙開発中長期計画を樹立しながら、月探査事業の日程を作っており、目標は2023年に月軌道船を、2025年には月着陸船を打ち上げるものだった。
 
 
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その2013年、朴槿恵政府初期の具体的な月探査計画を確定し、1段階(2017年、試験用月軌道船発射)、2段階(2020年、韓国型発射体で独自開発着陸船発射)に決まった。 しかし、事業1次年度に予算が策定されず、1段階の月探査事業は2017年から2018年に1年延期され、9日、宇宙委員会で再び2020年に2年延期されたのだ。
※ 主要部品の開発(+12ヶ月)、部品の機能チェック(+3ヶ月)と組立試験検証(+9ヶ月)試験月軌道船は計画当初、今年末に打ち上げられる計画だったが2018年になり、今回2020年ということになった。
 
科学技術情報通信部は "2016年1次年度の研究開発の現況を点検する過程で部品開発や組み立て試験所要期間を考慮すると、日程調整が必要だという研究現場の意見が提起された"、"これによって、科技情通部はバン・ヒョチュンKAIST教授を委員長とする専門家点検委員会を構成、事業全般について細かく点検を進めた結果、日程を2020年に延期することにした"と明らかにした。
 
 
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試験軌道船の重量超過問題 逆噴射の燃料忘れていた
点検委員会の点検結果、軌道船のシステムおよび本体は設計の過程で目標重量の550kgを約100kg超過する問題が発生して再設計するのに3ヵ月も遅延した。 また、月軌道船の新規開発部品の大容量推進システム、軽量本体電装品などは、国内の技術開発の力量を考慮してみると、十分な開発期間が必要なものと把握された。
※試験月軌道船は発射後28~30日かけて月衛星軌道まで行く計画になったらしい
 
特に政府が1段階事業の延期の月探査2段階事業に着手するかどうかや推進時期も総合的に検討する方針であり、2段階の月探査事業推進も不透明な見通しだ。 2段階事業は2013年の事業計画確定、当時2020年目標だったが、1段階事業が2020年に延期されて延期が避けられない状況だ。
 
ベ・テミン科技情通部の巨大公共研究政策官は "1段階事業が2年遅れ、2段階も2年遅くなると考えられるが、2段階事業の前提は韓国型発射体の開発"とし、"今回の決定では月探査1段階事業に焦点を当て、2段階事業の着手に推進時期は専門家の意見収集および公聴会などを通じて総合的に検討して今年末、宇宙開発振興基本計画に反映する計画"と明らかにした。
 
 
(翻訳/みそっち)
 

 
 
この時期に発射延期っていう発表は予定された行動ですよね。間もなく反日記事が満載される8月15日がやってくるわけですが、その1週間前に残念な内容を小さく紹介しておくという作戦ですよ。 まぁ3日も経てば忘れちゃうひとたちですから、月探査なんていうのは記事検索でも小さな扱いになるでしょうね。
 
さて〝試験月軌道船〟ですが、まず姿勢制御のリアクションホイールの入札企業がひとつもありませんでした。それって自国開発が不可能ということで、海外企業に丸投げする気だったのですが、どこからも相手にされなかったのです。 
 
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韓国では静止衛星の姿勢制御くらいは実用化しているようですが、どうにかなるとでも考えていたようです。
さらに発射体の選定がまるっきり提案(入札)が無かったようなのです、羅老号ではロシアにおすがりした前歴がありましたから、試験軌道船の発射もこころよく引き受けてくれるんじゃないかというハナシが関係者から次々と出てきたわけですが、人工衛星発射ビジネスで通信衛星を飛ばすのとはずいぶん違う軌道に上げなきゃならないとなると、相乗りなんてムリなのかもしれません。それ以前に、人工衛星打ち上げのスケジュールは10年先まで決まっているとも言われるわけですから、パククネ大統領の景気のイイはなしで計画前倒しなんていうのがおいそれと実現するわけもなかったのです。
月軌道船が月に行くには地球の周回軌道に上がってから地球の衛星軌道を楕円形にしていき、月まで近づいたタイミングで減速して月の衛星軌道に投入するというハナシなんですよね。 世界中で毎週どこかで打ち上げている人工衛星とは違うハナシなのです。
 
とにかくこれで2年ほどの時間稼ぎが出来たわけですよ。 つまり最初の計画から10年ってことです。 これって〝永遠に来ない10年〟っていうアレですね
 
 
 
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