韓国の高速道路ではバスが居眠り運転
[ハンドルミーナ]このバスの運転手は一日16時間ほど二日続けて働いた後、一日休みする方法で働いてきたが、事故を起こした日前の夜11時すぎまで18時間以上を働いて翌朝7時に出勤して運行しながら事故をしました。
外国の場合、市民の生活に責任を持つ公共交通機関の記事が長時間運転することを固く禁止しています。
日本とヨーロッパは一日最大運転時間を9時間に制限して、アメリカの場合にも、8時間休息を取った場合に限り、一日最大10時間まで運転することができます。
しかし、韓国では労使が合意すればいくらでも超え勤務できるように、例外が適用され、一日16時間以上の「過労運転」により、いつ「道路上の凶器」に急変するか知ることができない状況です。
居眠り運転による交通事故は、毎年2千5百件発生し、一年100人以上の死者が発生しています。
韓国では犯罪者の更生のためにタクシーやバスの運転手の免許取得条件を緩和してきました。 つまり犯罪者の雇用対策のために職業運転手が利用されたわけです。
そうなるとハンドルを持たせる方にも慣れが生じるみたいで、このくらいの事故で死者が2人くらいだと損害賠償は保険から出るので運転手には全く罰則が適用されません。
もちろん韓国の運転免許証は生涯有効なので運転免許が取り消しになるということは一切ありません。(免停はある) これは運転者の生活手段を保護するという目的もあるためで、この程度の前科があっても個人情報の保護という観点から、いちおうバス会社を変わればいつでも再就職が可能ということになっています。
これは事故を起こした人という情報が全国規模で情報が共有されることが無いためで、同一の警察署管内だけで事故歴が握りつぶされるために、少し離れたところのバス会社であれば即時採用というわけです。
そうなるとバス運転手なんていうのは仕事の無い韓国では人気の職業か何かのようにもなりかねませんが、文中にもあるように雇用条件は劣悪な上に、場合によっては自家用バス持ち込みの個人経営者なんてことがよくあるので、生活は楽じゃないのです。
※高価なダンプや建設機械なども韓国では個人所有というのが一般的、
韓国では修学旅行のバスが年中ひっくり返るわけですが、これの運転手っていうのがバス持ち込みの自家用バス運転手という場合が多いのです。
そいじゃ、ソウル市内を走るみどりいろの路線バスならソウル市採用の運転手なのかというと、これも運転手くずれの吹き溜まり状態なので乱暴な運転には気をつける必要があります。つまり安全なところなどどこにも存在していません。
ソウル市などではタクシーの運転手のほうで各方面からの苦情が殺到したため、性犯罪の犯罪歴などがある運転手などのタクシー免許が取り上げられることになったそうですが、これも、地方自治が徹底しているために遠く離れた違う地方に行けば運転免許+タクシーの営業許可前歴が生涯有効となっていることを利用することができるので、運転者の生活がずっと保護されるようになっています。(運転者=犯罪者)
もちろん地方のほうに流れて行ったタクシー運転手などは現地では信用されないようになっていて、雇用する側もその辺を良く利用しながら安い賃金で運転させるという見事な循環型社会が出来上がっているわけです。