みそっちの〝ブラっとソウル〟ハングルを知る④
大統領の公約 履行費178兆どう設けるか すでに空約 (공약=公約)
財源調達方法をめぐる議論に…省庁の業務報告の過程、具体案を出るかに注目
財源調達方法をめぐる議論に…省庁の業務報告の過程、具体案を出るかに注目
[ソウルミーナ]韓国の第19代大統領に当選したムン大統領の4大ビジョン、12大約束、201の実践課題(公約)がある ※内容はどうでもいい
これらの公約履行に年間平均35兆6000億ウォン(5年間で178兆ウォン)が必要だ。そこで年平均22兆4000億ウォン(5年間112兆ウォン)規模の財政改革と13兆2000億ウォン(5年間66兆ウォン)の歳入改革を通じて財源調達に乗り出す方針をかためた。
いろいろあるけど全部省略
所要財源の算出根拠が十分ではなく、財源調達案が不確実な場合、公約(公約)は、公約(空約)になることができる。 공약(公約)은 공약(空約)
(監修:みそっち)
というわけで、今日のハングル 공약(公約)と 공약(空約) 一緒なんですね。
じゃぁ韓国人って瞬時にどちらなのか判断するんだ スゴイねぇ~ ♪
いいえ、そういうことはありません どちらにも 약 約の部分があるので〝約束か何かでしょ〟という程度しか考えないのです。
おとなになって少しそんな言葉に触れるようになると、〝政治家が選挙の時に言うアレでしょ〟となりますが、その意味は深く考えないのです。
やがて選挙が終わり当選者がボツボツと現れる頃になると韓国ではおなじみの〝言った言わない〟からはじまり、お役所の人事がすっかり入れ替わります。
9級公務員もお給料が上がるハズですが、空約だったと思い知るのは次の選挙シーズンになった頃になります。
◇ ◇ ◇
あのほら、軍機・軍旗・軍規・軍紀・軍記が全部一緒なんですよ。
※軍記だけは軍談という言い方をするのでハングルではちょっと違う
韓国の男子はたいていの場合兵役がありますから兵舎生活をするときに、連隊旗とかマナーとか約束事などを学びます。 んでもハングルじゃ一緒ですからね。
あれも※※、それも※※、これも※※と教えられるわけですが、教える方だってそれを理解しているわけじゃありません。んでも全部一緒なのです。
しかも漢字に脳内変換しないので、彼らのことですから〝何となく守るもの?〟・〝あんまり持ち出しちゃダメなもの?〟という程度の認識で21か月の兵隊生活を過ごすわけです。
ムン大統領の公約に「兵役の短縮、18カ月にするニダ」というのがありました。これは一年半ですね。 それが長いとかどうとかいうことはありませんが、〝韓国男子が物分かりが悪いのは兵役のせいである〟というのは一概には言えないですよ
だって韓国語で教わってハングルで記憶するんですから 区別なんかできないのです。