国家有効者が公務員試験不合格で裁判

 

 

 

 

［ソウルミーナ］国家有功者が9級技能職公務員試験に受験したが、不合格の後、採用過程に問題があったとし、国家を相手に損害賠償を請求して慰謝料を受けた。

 

仁川(インチョン)地裁民事抗訴1部はイ氏が大韓民国政府を相手に起こした損害賠償訴訟で、1審議、原告敗訴の判決を破棄し、一部勝訴の判決を下したと7日明らかにした。

裁判部は慰謝料の名目でイさんに500万ウォンを支給するよう韓国政府に命令した。

イ氏は、公傷軍警5級判定を受けた国家有功者で関連法によって、就職の際に、地域の報勲支庁長の推薦を受けられる対象者で2013年4月、ある地域の国立の検疫所が募集していた技能職9級公務員経歴競争の採用試験に応募した。

イ氏は1次書類選考で合格したが、2次面接試験後、最終合格者発表で脱落した。

イ氏を含め、地域、報勳(ボフン)支庁長の推薦を受けた5人が加算点をされたが、いずれも脱落し、国家有功者ではない一般人の受験者が最終合格した。

 

イ氏は2015年当該地域の国立検疫所長を相手に技能職公務員試験不合格処分を取り消してほしいと、行政訴訟を起こし、裁判所で勝訴した。

当時、裁判所は "関連法によって、就職志願対象者に一定の採用比率を満たしていない状態では、国家報勲処長が推薦した就職支援対象の中から選択して特別採用しなければならない"とし、"当該地方国立の検疫所がこの規定に従わず、経歴競争の採用をした"と判断した。

 

さらに、"これは、国家のために犠牲したり、貢献した国家有功者を支援することにより、生活安定と福祉向上を助けようとする国家有功者法の立法の目的から見て、許されない"と付け加えた。

 

イさんは、採用不合格取消判決とは別途に、機能職公務員採用の段階で脱落した理由で受けられなかった9級公務員1号俸の報酬と精神的苦痛による慰謝料などで、あわせて5700万ウォンの損害賠償請求訴訟を提起した。

 

1審の裁判所は、地域、報勳(ボフン)支庁長の推薦を受けた国家有功者5人だけを対象に特別採用が行われても、これらのうちイ氏は2順位に止まって合格しなかった可能性があるとし、彼の請求を棄却した。

しかし、控訴審裁判部はイ氏が合格しなかった可能性は認めながらも、他の特別採用の機会を失った点を踏まえ9級公務員1号俸の報酬を除いた慰謝料は国が支給するよう命令した。

 

2審裁判部は "似たような時期にイ氏が、仁川(インチョン)のある区役所の技能職公務員採用の時も、就職支援対象者としての推薦を受けために、地方報勲庁に申請したが、すでに当該検疫所の採用手続きに推薦されたという理由で支援の順位に含まれなかった"とした。

 

さらに、"他の特別採用に推薦書を適時に申し込みができなかった不利益を受けた精神的損害を被告(国家)が賠償する責任がある"と付け加えた。

裁判部はしかし、イ氏が国家有功者法が定めた手続きはなくても競争の採用方式に加算点を受け付け、受験した機会を得た点などを考慮して慰藉料の金額を500万ウォンと制限した。

 

 

（翻訳/みそっち）

 

加算点が付いても不合格ですから余程、出来がよろしくないようで。

　　

軍人とか警察官がお仕事中にけがをすると国家有効者になります。サッカーをやっててびっこになったりするとすぐに認定されるそうです。

 

いっぱい恩恵があって電車地下鉄バス飛行機の無料や割引に旅客船半額とか税金の免除、医療費は本人無料でタクシー代も支給。住宅ローンは格安金利でしかも融資の保証まで受けられるとか個人タクシー営業の許可とか電気水道ガス代の割引きやら、映画公演などの観覧料減免とかお子様お一人にもお受験の加算点が付いたり兵役の免除とかですね。そして採用試験には10％の加算点、あるいは採用枠への割り込みとかあるわけです。

 

そういう特権があるのに採用試験に落ちたのはおかしいニダと訴えたら、すぐに裁判所がそりゃ一大事とばかりに賠償賠償賠償ニダという判断をしたけど、やりすぎじゃね。というハナシです。

 

恩恵だの特別採用枠だのというのはニホンでも在日の韓国社会にもありがちなハナシですが、韓国では国全体がそういう風に出来ているので現代の〝両班様〟を生産し続けているということです。

 

似たようなのでは独立有効者というのもありますね。軍事政権時代に不法デモをして刑務所行きになったりするとその後名誉回復されてイイ暮らしを保証されたりします

この辺の管轄も国家報勲処という機関で、その認定は絶対的だと言われています。その判断を覆すような判決をすれば裁判官は罷免され警察官は職を追われるようです。

そういうのになれなかったら身体障害者や被害者などになるのが韓国人のすべてが望む未来像です。※ただし自爆事故じゃダメですよ