サムソン、スマホの交換は内緒にしてくれ

［もしもしミーナ］サムスン電子が製品に問題が生じサービスセンターを訪問した顧客には、内容をマスコミやインターネット上に通知しない内容に同意しない場合、製品を交換することができないとして論議がおきている。

28日（現地時間）ITメディアフォンアリーナは、シンガポールに住んでいるリムダオチンブライン（Lim Dao Qing Brain）氏の事情を紹介した。

彼は先月19日、サムスン電子のスマートフォン「ギャラクシーS7エッジ」を購入した。しかし、使用して6日ぶりに急に製品が熱くなり、故障が出た。バッテリーが発火したものと推定される。これに彼はすぐさまサムスン電子の店舗に製品の交換を申請した。

サムスンの職員は彼に一枚の同意書を差し出す。同意書には、「あなたは直接間接を問わず（匿名、ペンネームまで含めて）この内容をメディア（フェイスブック、ツイッターなどインターネット上の任意の他の手段）に出版、発行、伝達してはならないと同意する。あなたは他の人に、サムスンの製品、サービス、労働者含めてどのような内容の批判、苦情、貶め、無視をしないことに同意する」と書いてあった。

▲サムスンがリム･ダオ･チン･ブライン氏に提示した秘密保持覚書

彼はこの同意書について、「非倫理的で違法な要素があると感じた」と本人のフェイスブックを通じて明らかにした。

署名を拒否した後、男性は電話交換を拒否されたと伝えられた。

彼はすぐにこの内容をサムスン本社にメールを送った。サムスンはこれに対して ”調査してみる” と答えをしたが、一ヶ月が過ぎてようやく答えを聞いた。彼は去る24日、シンガポール、Facebookのアカウントに関連しお問い合わせした。

サムスンシンガポールFacebookの管理者は、彼に、”一般的な同意書（standard agreement）”であり ”この問題を円満に解決してほしい”と答えた。

彼は一ヵ月間、ギャラクシーS6レンタルホンを使っており、現在彼は本人が受けたこの問題をフェイスブックを通じて積極的に知らせている。

これについてサムスン電子の関係者は"現在の消費者に謝罪して解決策を探るため、連絡中"とし、"該当する文書は極めて例外的な場合に使用されること"と話した。

さらに、"今回の交換は、機器の欠陥の有無を調査する前に交換品を提供するものであるために、サービス担当者が極めて例外的なケースと判断した"、"文書を通じて責任の立場ではなく、善意の表示を説明しようとするもので、製品交換の場合、状況、考慮事項などがすべて違うため、今回交換について秘密の要請を含めたもの"と話した。

（翻訳/みそっち）

火が出ようがどうなろうが、それを受け付けなければ問題発生件数にはカウントされないという韓国型思考なんでしょうね。